ホワイトキャンサー(ほわいときゃんさー/Valoredge X-900)
白兵戦ヘッド(Valoredge Head)と白兵戦フレーム(Valoredge Frame)を組み合わせたオートマトンの正式名称。
からくり士Lv10以上or20以上or30以上のときにオートマトン工房長ガッサドに指定されたアイテムを渡すことで入手可能。必要素材はブラス板、ワモーラの繭、アルザビサーメット、パタ。詳細はサブクエスト【フレームの選択】の項目を参照。
同レベルのモンクを凌ぐHPを持つがMP0。ダメージカット性能も高く近接戦闘に特化している。

Mnejingと同じ外見をしている。
フレームごとのスキルをベースに、ヘッドによってランクに数段階の補正が入る。
ホワイトキャンサーのステータス
白兵戦ヘッドはディプロイすると近接攻撃が届く位置まで接近する。
遠距離型のストリンガーを装備している場合は、ストリンガー側の行動制御が優先され敵から一定の距離を保とうとする。自身がタゲられた時は動かない。白兵戦フレームの場合遠距離からは極一部のアビリティしか行動手段を持たないが、それでも近付かない。
魔法・遠隔攻撃を実行する時は移動よりも優先して使用する。
白兵戦ヘッドはケアル系魔法のみ使用するが、魔法使用間隔はかなり遅い。
使用する魔法の種類と魔法使用間隔の詳細は【魔法戦スキル】の項目を参照。
白兵戦ヘッドは射撃戦フレームと組み合わせると遠隔攻撃も行うが、この使用間隔もかなり遅い。詳細は【射撃戦スキル】の項目を参照。
また、白兵戦フレームは遠隔攻撃も魔法も使用できないため、射撃戦ヘッドや魔法戦ヘッドと組み合わせた場合でも必然的に接近する。実質的にヘッドは白兵戦スキルとキャパシティ以外の違いがなく、近接攻撃オンリーなら白兵戦ヘッドが最も適しているため、白兵戦フレームを使用する場合はほぼ確実に純ホワイトキャンサーになる。
からくり士がLv96で習得するSPアビリティ「ヘディーアーテフィス」を使用することによってオートマトンがSPアビリティを使用する。
白兵戦ヘッドは「インビンシブル」を使用する。
WSのカニバルブレードは習得レベル帯からしばらくはHP吸収効果が非常に安定するため、その発動のためだけにダークマニューバを使用しアタッチメントの性能アップを捨てる価値があるが、Lv99以降のモンスターのHPのインフレに付いていけていない。回復手段としてはまだ使えなくもない、といった所。
ボーンクラッシャーは打弱点の相手やアンデッドに強く、両方を併せ持つスケルトンやコースには特に有効。オートマトンを盾役寄りに使う際はオートリペアキットのためにライトマニューバを使用する事が多く、必然的にこれが選択される事も多くなる。
ストリングシュレッダーはクリティカル補正の付いたWSとして、アビセアでの活躍を期待されて実装された。アビセアでなら射撃戦フレームのWSに勝るとも劣らない威力を発揮しうるが、当時はホワイトキャンサーであってもターゲットをとったときの耐久力には難があると評されていた。
アタッカーとしてはどうしても射撃戦フレームの方が強いため、白兵戦ヘッド+射撃戦フレームという組み合わせも有力。
シールドバッシュは元々反応が鈍くスタン目的では期待できないが、特に通常攻撃が特殊技扱いの敵に対しては全ての攻撃に反応して使ってしまう。
さらに特殊技扱いの通常攻撃はアタッチメント「アナライザー」の対象であり、通常攻撃でカット対象を浪費してしまい本命の特殊技を防げなかったりするため、盾役として相対するのに不向きな敵。
盾役としてはペットの基本スペックとしてダメージカットの上限が最初から87.5%かつ物理カットはアーマープレートで比較的容易に稼げるため、硬さだけならPCを凌駕する。ただし回復手段に乏しく特に状態異常に弱い。
一番の問題点はヘイト管理能力の低さにある。特に対複数でヘイトを稼ぐ能力が皆無だが、対単体でもまず根本的にヘイト量が少なくアタッカーにタゲを取られがち。
一方で魅了と即死を無効化するという特性を持ち、その一点だけで盾役に起用されることもある。
英名のヴァラーエッジ X-900(Valoredge X-900)のValorはナイトのレリック装束「ヴァラーアーマー」と同じで「勇気」「勇猛」という意味であり、「勇猛な刃」といったところ。
からくり士Lv10以上or20以上or30以上のときにオートマトン工房長ガッサドに指定されたアイテムを渡すことで入手可能。必要素材はブラス板、ワモーラの繭、アルザビサーメット、パタ。詳細はサブクエスト【フレームの選択】の項目を参照。
同レベルのモンクを凌ぐHPを持つがMP0。ダメージカット性能も高く近接戦闘に特化している。

Mnejingと同じ外見をしている。
スキルキャップ 編
スキルキャップはヘッドとフレームの組み合わせによって変わる。フレームごとのスキルをベースに、ヘッドによってランクに数段階の補正が入る。
白兵戦スキル | 射撃戦スキル | 魔法戦スキル | 回避スキル | |
白兵戦ヘッド | +2 | 0 | 0 | - |
---|---|---|---|---|
白兵戦フレーム | B+ | - | - | C |
B+を2段階引き上げるとA+になる。
ステータス 編
白兵戦フレームの基本性能HP | MP | 防御力 | 隔 | 武器属性 | 被ダメージカット |
+20% | ±0% | +50% | 360 | 斬属性 | -12.5%(-32/256) |
HP/MPの補正はアタッチメント「オートリペアキット」/「マナタンク」、防御力の補正はメリットポイント「最適化」やIL補正によるものと同枠で加算の関係にある。
ホワイトキャンサーのステータス
Lv | HP | MP | STR | DEX | VIT | AGI | INT | MND | CHR | 命中 | 攻撃力 | 回避 | 防御力 |
10 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20 | 628 | 0 | 29 | 23 | 28 | 20 | 18 | 24 | 25 | 74 | 85 | 68 | 120 |
30 | 946 | 0 | 39 | 32 | 39 | 28 | 25 | 33 | 34 | 109 | 120 | 100 | 165 |
40 | 1282 | 0 | 50 | 40 | 49 | 35 | 31 | 41 | 43 | 143 | 156 | 131 | 210 |
49 | 1585 | 0 | 59 | 48 | 58 | 42 | 38 | 49 | 51 | 174 | 187 | 160 | 250 |
50 | 1618 | 0 | 60 | 49 | 59 | 43 | 38 | 50 | 52 | 177 | 191 | 163 | 253 |
60 | 1996 | 0 | 71 | 57 | 69 | 50 | 45 | 59 | 61 | 230 | 246 | 215 | 313 |
75 | 2248 | 0 | 80 | 69 | 78 | 63 | 59 | 71 | 72 | 302 | 324 | 253 | 367 |
99 | 2904 | 0 | 102 | 92 | 101 | 86 | 81 | 93 | 95 | 445 | 483 | 398 | 529 |
ステータスは基本的にフレームのみで決定されるが、攻撃力などはヘッドのスキル補正の影響は受ける。
HP・MP・防御力は上述の補正後の値を記載。
- 盾防御
盾を持ってはいるが、素の状態では受け流しを行うのみで盾防御は発動しない。
アタッチメント「バリアモジュール」を装着した場合のみ、盾防御も発動するようになる。詳細は【バリアモジュール】の項目を参照。
受け流し時はガードモーションが、盾発動時は被ダメージエフェクト+ガードモーションが発生する。
なお、盾が発動した時のダメージカット率は8割程度の模様。
- シールドバッシュ
ナイトと異なりLv1からシールドバッシュを習得しているが、再使用時間を始め独自要素が強く別物と考えた方が良い。
敵のアビリティ(特殊技や遠隔攻撃)、魔法に反応して使用する。
再使用時間は3分。アタッチメント「バリアモジュール」によって短縮できる。
必中ではないが、アタッチメント「ハンマーミル」を装着することによって必中+ダメージアップ+追加効果:スロウの効果を得られる。
また、乾坤圏のLv3アフターマスによる時々複数回攻撃やクリティカルヒットが乗ると推測される。(通常攻撃と同じ処理?)
キャパシティ 編
アタッチメントを装着するための属性値容量。火 | 氷 | 風 | 土 | 雷 | 水 | 光 | 闇 | |
白兵戦ヘッド | 3 | 0 | 2 | 3 | 2 | 0 | 2 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
白兵戦フレーム | 4 | 2 | 3 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 |
使用ウェポンスキル 編
白兵戦フレームで使用するWSは白兵戦スキルによって習得する。詳細は【白兵戦スキル】の項目を参照。行動制御 編
オートマトンの行動は基本的にヘッドのタイプによって決定される。白兵戦ヘッドはディプロイすると近接攻撃が届く位置まで接近する。
遠距離型のストリンガーを装備している場合は、ストリンガー側の行動制御が優先され敵から一定の距離を保とうとする。自身がタゲられた時は動かない。白兵戦フレームの場合遠距離からは極一部のアビリティしか行動手段を持たないが、それでも近付かない。
魔法・遠隔攻撃を実行する時は移動よりも優先して使用する。
白兵戦ヘッドはケアル系魔法のみ使用するが、魔法使用間隔はかなり遅い。
使用する魔法の種類と魔法使用間隔の詳細は【魔法戦スキル】の項目を参照。
白兵戦ヘッドは射撃戦フレームと組み合わせると遠隔攻撃も行うが、この使用間隔もかなり遅い。詳細は【射撃戦スキル】の項目を参照。
また、白兵戦フレームは遠隔攻撃も魔法も使用できないため、射撃戦ヘッドや魔法戦ヘッドと組み合わせた場合でも必然的に接近する。実質的にヘッドは白兵戦スキルとキャパシティ以外の違いがなく、近接攻撃オンリーなら白兵戦ヘッドが最も適しているため、白兵戦フレームを使用する場合はほぼ確実に純ホワイトキャンサーになる。
からくり士がLv96で習得するSPアビリティ「ヘディーアーテフィス」を使用することによってオートマトンがSPアビリティを使用する。
白兵戦ヘッドは「インビンシブル」を使用する。
性能 編
必ず敵との距離を詰めたり状況によっての行動選択肢が少ないので、マトンを戦場に残したまま次の敵を釣りに出かけたりするのにも適していると言える。WSのカニバルブレードは習得レベル帯からしばらくはHP吸収効果が非常に安定するため、その発動のためだけにダークマニューバを使用しアタッチメントの性能アップを捨てる価値があるが、Lv99以降のモンスターのHPのインフレに付いていけていない。回復手段としてはまだ使えなくもない、といった所。
ボーンクラッシャーは打弱点の相手やアンデッドに強く、両方を併せ持つスケルトンやコースには特に有効。オートマトンを盾役寄りに使う際はオートリペアキットのためにライトマニューバを使用する事が多く、必然的にこれが選択される事も多くなる。
ストリングシュレッダーはクリティカル補正の付いたWSとして、アビセアでの活躍を期待されて実装された。アビセアでなら射撃戦フレームのWSに勝るとも劣らない威力を発揮しうるが、当時はホワイトキャンサーであってもターゲットをとったときの耐久力には難があると評されていた。
アタッカーとしてはどうしても射撃戦フレームの方が強いため、白兵戦ヘッド+射撃戦フレームという組み合わせも有力。
シールドバッシュは元々反応が鈍くスタン目的では期待できないが、特に通常攻撃が特殊技扱いの敵に対しては全ての攻撃に反応して使ってしまう。
さらに特殊技扱いの通常攻撃はアタッチメント「アナライザー」の対象であり、通常攻撃でカット対象を浪費してしまい本命の特殊技を防げなかったりするため、盾役として相対するのに不向きな敵。
盾役としてはペットの基本スペックとしてダメージカットの上限が最初から87.5%かつ物理カットはアーマープレートで比較的容易に稼げるため、硬さだけならPCを凌駕する。ただし回復手段に乏しく特に状態異常に弱い。
一番の問題点はヘイト管理能力の低さにある。特に対複数でヘイトを稼ぐ能力が皆無だが、対単体でもまず根本的にヘイト量が少なくアタッカーにタゲを取られがち。
一方で魅了と即死を無効化するという特性を持ち、その一点だけで盾役に起用されることもある。
調整・変更 編
- 2007年8月28日のバージョンアップ
フレームのみで決まっていたオートマトンのスキルが、ヘッドとの組み合わせによって段階的に引き上げられるようになった。
白兵戦ヘッドの場合白兵戦スキルが1段階引き上げられる。
- 2010年3月23日のバージョンアップ
すべてのフレームの大幅な修正。ホワイトキャンサーも含まれる。このとき12.5%の物理ダメージカットを得る。オートリペアキット系の性能もアップ。
それ以前では盾役として防御性能・回復性能を最高に整えても、楽程度との戦闘でHPが赤くなる有様であった。次の戦闘に備え回復するには大変時間がかかり、盾役としてはまるで役立たずであった。
- 2011年7月12日のバージョンアップ
バリアモジュール(後のバリアモジュールII)が追加され、装着することで盾で敵の攻撃を防げる様になった。これ以前は受け流ししかなかった。
- 2014年8月12日のバージョンアップ
オートマトンのWSの性能が全体的に底上げされた。
- 2014年10月7日のバージョンアップ
レベル100以上のオートマトンの、物理命中、遠距離物理命中、魔法命中が引き上げられた。
- 2014年12月10日のバージョンアップ
オートマトンの命中率の上限が95%→99%に引き上げられた。
- 2015年3月26日のバージョンアップ
入手に必要なアイテムの1つがタイガーファングからパタに変更された。
- 2015年6月25日のバージョンアップ
オートマトンの最大HPが引き上げられた。
アタッチメント「オートリペアキット」によるリジェネの回復量、ジョブアビリティ「リペアー」によるリジェネの回復量が調整された。
- 2015年8月5日のバージョンアップ
「A.リペアキットIV」などのアタッチメントが追加された。組み合わせによっては最大HPがおよそ5000に。
- 2015年9月16日のバージョンアップ
白兵戦ヘッドで補正される白兵戦スキルが1段階→2段階に引き上げられた。
- 2015年11月10日のバージョンアップ
アタッチメント「ストロボ」「ストロボII」の敵対心+の引き上げ、「フラッシュバルブ」実行で敵対心が発生しない不具合修正により盾役を維持し易くなった。
- 2016年6月7日のバージョンアップ
白兵戦フレーム作成クエストにかかる待ち時間が、リアル0時越え→ヴァナ0時越えに短縮された。
- 2016年8月3日のバージョンアップ
VITに対応して上昇する防御力の値が0.5→1.5に引き上げられた。
名称について 編
オートマトンの日本語名は「色彩名称」+「黄道十二星座」から付けられており、ホワイトキャンサーは「白」+「蟹座」。英名のヴァラーエッジ X-900(Valoredge X-900)のValorはナイトのレリック装束「ヴァラーアーマー」と同じで「勇気」「勇猛」という意味であり、「勇猛な刃」といったところ。