魅了(みりょう/Charm)
  1. 獣使いジョブアビリティあやつる」を使用してモンスターペット状態にすること。
  2. プレイヤーが受ける状態異常のひとつ。

獣使い戦闘手段「敵を魅了し従える」

獣使いモンスターを「あやつる」ことでペットとし、その戦闘力をもって敵に挑むジョブだが、これは後述する「ステータス異常としての魅了」をモンスターに与え、その結果としてモンスターの行動を支配している状態に近い。

また、吟遊詩人乙女のヴィルレー」でも同様の効果が発生するが、その後の行動は獣使いの方が断然柔軟性がある。

いずれも恒常的なペットではないため、魅了の効果時間が切れればペットプレイヤーに牙を剥く。*1この点が、他のペットジョブと勝手の違う点といえる。
参考)【魅了切れ

ステータス異常としての「魅了」

魅了され行動の自由が奪われた状態。

敵に操られて完全に操作不能となり、味方に向かって攻撃を加え始める状態。魅了状態のPCに対しては、他のPCからの攻撃行為が可能となる。


また特殊技ではないが、獣使い獣人NM(遠征軍獣使いゴブリンを含む)のペットがいないときのSPアビリティあやつる*3詩人NMの歌「乙女のヴィルレー」によっても同状態に陥る。

    • 詳細
      • 魅了状態にあるPCは、魅了を受けた時点で与えたモンスター(以下"主")のヘイトリストを継承し、リストに従い他PC攻撃を加える。魅了を受けたPCヘイトはリセットされるため、本人が"主"のトップヘイトだった場合(この場合がほとんどだが)は、次点のPCに対し攻撃を始める。
      • "主"とのヘイトリストの共有は魅了が発動された瞬間のみで、その後は別々のヘイトリスト(魅了を受けたPCにもリストができる)を持つ者として扱われる。つまり、"主"と魅了を受けたPCが別々のターゲット攻撃することもありうる。*4
      • PCが魅了された場合、連れていたペットフェロー含む)は一旦消滅してしまう。一方でPC側のペット自身は魅了を無効化する特性を持つため、頻繁に魅了技を行使する敵を相手どる際、(PCと比肩して)信用の置ける盾としてペットが選ばれることもある。PCが避難したまま複数のペットのみを突撃させて盾を張らせる戦法により、驚くほどあっさり倒せてしまう敵も存在する。

    • 魅了からの回復
      魅了状態を直接治療する魔法はなく*5、「"主"を倒す」「時間経過」いずれかでの自然治癒を待つしかない。一応、操られたキャラクター自身を倒しても魅了状態は解除される。
      なお、魅了から回復した時点で、キャラクターTPは0に戻ってしまう。魅了技を持つ敵と対峙する場合、TPが溜まったらすぐにWSを撃ってしまったほうが良い場合もある。

    • 対処法
      一番手っ取り早いのは対象者を寝かせてしまうこと。しかし、対象者が幻影を張っている可能性があるため、安全に対処するにはスリプガなどの範囲魔法幻影貫通する魔法アビリティを使う必要がある。範囲魔法で寝かす場合はターゲットを魅了されているPCに向ける必要がある。敵をターゲットしていた場合、魅了されているPCはすべて範囲外として扱われてしまうので注意。
      また、魅了状態のプレイヤーは通常に比べやや足が遅くなる*6ため、足止めがままならない場合は直線または径の大きな円を描いて走り続けると、殴られずに逃げ続けることもできる。
      リカバリーに時間がかかるためあまり現実的ではないが、最後の手段として魅了されたプレイヤー回線抜きを行うというのもある。
      いずれにせよ、同士討ち(というよりはほぼ一方的な虐待)という最悪のシナリオを避けるため、できるだけ魅了を受けない、そして有事には殴らせないことが第一である。

    • その他
      魅了にまつわるエピソードとして高レベルのプレイヤーに有名かつ印象深いものといえば、デュナミスオーク族NMが使用する「ファナティックダンス」が挙げられる。この技は「範囲魅了技」であるため、不用意に周囲を取り囲んで殴っていると、特殊技の発動とともに前衛が一斉に魅了され、壮絶な同士討ちが始まることになる*7。人員欠損や衰弱により戦線維持が困難になることは多人数BFにおける最大の脅威であり、それを最初に印象づけることとなった「ファナティックダンス」の悪名が当時のプレイヤーの記憶に深く刻みつけられたのは、ごく自然な流れだったと言えるだろう。

      魅了状態のPC攻撃が可能という特性を利用してPKを行う者がまれに存在する。魅了技のオンパレードこと「死者の軍団」襲来時のビシージで意図的に操られたPCを狙う者、一部のNM戦でライバルの戦力を落とすため、ワザと魅了状態のPCを殺して占有権奪取の機会を窺う者、など。
      これらのPK行為の是非について運営側は、「魅了されているPCへの攻撃は規約違反ではない」と回答しているものの、巨人族NMPallas」が一時的にあやつるを使わなくなる(現在は使用するものの、条件的にまず使用しない)、魅了状態のときに戦闘不能になっても経験値が減らなくなる(2007年6月のバージョンアップで変更)など、運営サイド側からPK行為を狙い打つ修正が差し挟まれた例もある。一方、逆に移動速度アップ装備を着用したまま意図的に魅了され、不可抗力を装って味方に攻撃を加えるプレイヤーも散見される。このケースでの戦闘不能者はしっかりペナルティを受ける。デュナミスでのシーフなど、釣り役がついうっかり、というケースは往々にしてあるものだが、愉快犯でやるべきではない。そうした場合は相応の報復でもって返答されることは覚悟しておくこと。


また、ビシージ中には、魅了中のPCに殴られることで五蛇将などのNPC紫ネームになることがあるが、こちらからの回復強化は問題なく行える。また、魅了中はNPC側からは敵と見なされるため、五蛇将PCが倒されることも稀にある。


関連項目

魅了切れ】【あやつる】【乙女のヴィルレー】【ファナティックダンス】【ベリーダンス
*1
通常であればマスターに向かうのだが、エリアチェンジ等で魅了切れマスターが居ない場合は、ヘイトリストに載っている他のプレイヤーに向かうことになる。
*2
銀海遺構ボス「Long-Armed Chariot」や、ナイズル島踏査指令の「Long-Horned Chariot」など。
*3
ペットがいる場合は「使い魔」になる。まれにペットが居てもあやつるを使ってくる場合がある。
*4
ただし、魅了されたPC腹話術を使ってもターゲットを変えることはできない模様。
*5
アサルトラミア13号討伐作戦」のベリーダンスによる魅了のみ、ディスペルを始めとする敵対象解除魔法での解除が可能。他のラミアのものは解除不可能。
*6
魅了自体に移動速度が若干ダウンする効果が含まれていると考えられる。ダスク装備などをしていれば移動はさらに遅くなるが、魅了の直前にとんずらを発動していた場合、全力ダッシュで他人に殴りかかることになる。そのため、魅了を行ってくる相手に対して移動速度アップ装備などは事前に外しておくことが推奨される。
*7
魅了ステータスの特徴である「発動した瞬間の術者とのヘイトリストの共有」により、複数のPCNMと共に1人のPC集中攻撃を行うため、対処が一瞬でも遅れれば戦闘不能者が続出する。
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