クリティカルヒット(くりてぃかるひっと/Critical Hit)
戦闘中、この効果が発生すると普段より大きなダメージを与える一撃になる。
物理攻撃魔法攻撃のどちらにも存在するが、単に「クリティカルヒット」といった場合は基本的に物理攻撃に関するものを指す。本項ではこちらについて解説する。
魔法攻撃クリティカルヒットについては【魔法クリティカルヒット】項を参照。


効果

クリティカルになるかどうかの判定は、一撃毎に行われる。自分のDEXと相手のAGIの差がクリティカル率に影響されると言われている。クリティカルヒット率アップの上限は+100%。

プロパティクリティカル発動率アップ」「クリティカルヒット+」が付与しているもを装備したり、「メリットポイント(その他)」の「クリティカルヒット率」に振ることでクリティカルヒット率を上昇させることができる。ジョブによってはギフトでも上昇する。

戦士マイティストライクシーフ不意打ちアサだまで確実にクリティカルを出す事が可能。

武器について


例えばジュピタースタッフクレイモアグリップ装備して遠隔攻撃を行っても遠隔攻撃クリティカルヒット率は上昇しない。
また、二刀流が出来る短剣なども同様で、例えばキドニーダガー二刀流しても+10%にはならず、左右それぞれ+5%しか上昇しない。

防具について

ウェポンスキルとの関係

WSでは「TP:クリティカルヒット確率修正」以外のものは通常クリティカルが発生しない。それ以外のWSでも不意打ちマイティストライクで無理やりクリティカルを出すことは可能だが、そういった特殊なアビリティを併用しないとクリティカルヒットによるダメージ増加は見込めないということになる。
近接物理アタッカーサポシを選択する場合、そうした通常はクリティカルの発生しないTP修正WSダメージアップを目的とするケースも多い。

計算式

クリティカルヒットが発生すると、近接攻撃においては敵の防御力と自分の攻撃力の比(攻防比)に+1.0のボーナスを得ることができ、かつ通常攻防関数が最大2.4であるところが最大3まで上昇する。

遠隔攻撃近接攻撃クリティカル率の計算及びダメージ算出の計算式が異なっている。
こちらは発生率に自身のDEXではなくAGIが関係しており、またダメージクリティカルが発生することでダメージに1.25倍のボーナスを得る。

この違いにより、近接攻撃クリティカルヒットが発生すれば、どんなに防御力の高い相手にも通常ダメージ付近のダメージを与えられる。遠隔攻撃の場合、通常ダメージが0に近ければ、クリティカルヒットが発生しても大きなダメージとならない。*2
ただし、遠隔攻撃には近接攻撃よりもレベル差による攻撃力の相対的な減衰(レベル差補正)が小さいというアドバンテージがあるため、近接攻撃よりも通常ヒットのダメージそのものが高くなる傾向にある。

ダメージ算出式にみる変化
攻撃形態通常ヒット時クリティカルヒット
近接攻撃固定ダメージ×攻防関数(攻防比)(Max2.4)×1~1.05固定ダメージ×攻防関数(攻防比+1)(Max3.0)×1~1.05
遠隔攻撃固定ダメージ×攻防関数(攻防比)(Max3.0)固定ダメージ×攻防関数(攻防比)(Max3.0)×1.25

DEX-AGI差によるクリティカル率上限は20%、下限は5%と云われている。
ちなみにメリットポイントクリティカルヒット率+や一部の装備品に付加されているクリティカルヒット+は自分のDEXと敵のAGIから求めたクリティカル率に加算される形で算出されるため、クリティカル率30%を越えることも可能。
特に逆トライアル武器と呼ばれる武器潜在能力には「クリティカル+6%」の特性が付随することが多く、これを装備することでダブルアタックトリプルアタックを含めた攻撃の全段がクリティカルになるなどということもある程度狙って起こすことができるため、一線級の武器と遜色ない能力を有する潜在武器においては、その価値が再認識され始めている。

また、アビセアエリアでは強力な効果を有するアートマのお陰で更にクリティカルヒット確率が上昇する。極めれば上限値の100%に至ることも可能である。上限100%になることを利用することでクリティカルヒット確率の検証が劇的に楽になった。

クリティカルヒット率上昇装備

クリティカルヒットダメージアップ】項にて合わせて記載する。

クリティカルヒット率減少装備

種別名称減少量装備Lv装備可能ジョブ
片手刀夢神短刀クリティカルヒット-3%Lv88~
投てきエリュダーサシェクリティカルヒット-5%Lv96~All Jobs
アイアンゴベットクリティカルヒット-2%Lv99~All Jobs
ヴァンペンダントクリティカルヒット-1%Lv14~All Jobs
ウォリアーストーンクリティカルヒット-2%Lv70~
セーフティマントクリティカルヒット-2%Lv51~
ブラーマントクリティカルヒット-2%Lv86~
グリフィンリングクリティカルヒット率ダウン(約-5%)Lv80~All Jobs
アートマ悠久のアートマクリティカルヒット-:小--

AGIによる被クリティカルヒット率のボトムは5%だが、上記装備品装備することでさらに被クリティカルヒット率を低下させることが可能。最低値は1%。
また、メリットポイント(その他)の「被クリティカルヒット率」に振ることでも被クリティカルヒット率を低下させることができる。

陽忍のように被クリティカルヒット率を下げるアビリティや、逆に被クリティカルヒット率アップステータス異常も存在する。

また上記の他にトレアドールケープという、逆に「被クリティカル率が大幅に上昇してしまう」(隠し性能装備もある。

チョコボの宝探しクリティカルヒット

宝探しで「ク、クェーッ!!」と表示されている地点を掘っており、さらに残り掘り回数が5回以下の時にクリティカルヒットが発動することがある。
これが発動すると掘り回数が消費されず、掘った回数に関係なくあと1回掘れば宝探しが成功する状態になる。
テンポラリアビリティ超回復」を有しているときや、勝負服【黒】装備中は発動率が上昇する。
詳しくは【宝探し】の項目を参照。

クリティカルヒットの語源・歴史

クリティカルヒット(Critical Hit)とは、直訳すれば「決定的な打撃」ということになる。

クリティカルというシステムの歴史は古く、RPGの原点といわれるテーブルトーク(TRPG)では、ダイスロール(サイコロを振り行動の結果を決定する)の過程で特定の目が出ると「クリティカル」となり、予定していた行動が劇的な成果を上げるなどといった結果がもたらされるシステムが存在していた。
ちなみにこれに対するものが「ファンブル」などと呼ばれるもので、大成功に対して大失敗、とんでもない結果に終わってしまうペナルティも存在する。FF11でいえばスキルを満たした上での合成で5%の確率で起こる失敗がこれに近い。実際のファンブルはもっと派手な失敗で、この例でいえば材料が消し飛ぶどころか腕や建物が消し飛ぶくらいの大爆発を起こしたり…などということも起こりうる。

ウィザードリィではクリティカルヒットが発生すると、対象の首を切り落とし死に至らしめることができた。どんなに微小なダメージであったとしても、この追加効果が発生すれば否応なしに死に至るわけだから、プレイヤーがどれだけこの能力、またこれを保持している敵キャラを恐れていたかは想像に難くないだろう。ちなみにFFXIにも「オートアタック追加効果戦闘不能」といった即死能力を持つ敵も少数ながら存在する。
ちなみにこの能力を有するウサギが「ボーパルバニー」。FFXIにも名前だけは登場している。

ウィザードリィを参考にして作られたといわれているドラゴンクエストシリーズでは、これが「会心の一撃(敵からの被弾は痛恨の一撃)」と名を変えて存在している。
ウィザードリィのような一撃必殺の能力はないものの、防御力無視で2倍ダメージという効果があるため雑魚敵ならば一撃の元に葬り去れるだけの能力はあった。

一方ファイナルファンタジーシリーズではそのまま「クリティカルヒット」という名で2倍ダメージの効果を持つ特殊攻撃としてFFIから存在している。ウィズやドラクエに比べると地味な効果だが、予定よりも大きなダメージを与えられるので嬉しさ(くやしさ)はひとしお。

その他数多くのRPGで不確定要素としてゲームを盛り上げるために、「クリティカルヒット」の名や作品独自の名称で、特に戦闘中の行動で発生する物が多い。

関連項目

クリティカルヒットダメージアップ】【魔法クリティカルヒット】【武器ランク】【固定ダメージ】【D値】【攻防比】【攻防関数】【ポテンシー】【トンベリの怨み
C.インクリース】【C.リデュース】【デッドエイム
*1
ただし全てがそうであるという検証はされていない。
*2
極端に言えば、通常ヒットでダメージが0ならクリティカルヒットしても0のままである。
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