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女神の祝福
記事名読み
めがみのしゅくふく/Benediction
白魔道士
の
SPアビリティ
。
範囲内の
パーティメンバー
の
HP
を大幅に
回復
し、
状態異常
も
回復
する。
再使用時間
1時間。
通称「
女神
」「
祝福
」。
範囲内にいる
パーティメンバー
の
HP
を大幅に
回復
させ、
回復
不可能な
状態異常
注釈1
衰弱
・
テラー
・
死の宣告
・
アムネジア
・
魅了
や、一部の
呪い
、
沈黙
など
を除く全ての
状態異常
を治す。公式設定上「全
回復
」ではないが、実用の範囲では全
回復
と考えられている。
敵が使う
女神の祝福
は何故か
状態異常
が治らない。
注釈2
HP
回復
効果によって
睡眠
は治る。
特性
「一発限りの強力な
ケアルガ
」という単純な認識に対して、実際には異なる点が多い。
魔法
ではないので、
詠唱時間
は存在せず、移動しながらでも発動可能。
ケアルガ
は自分以外を中心に
回復
できるが、
女神の祝福
は必ず自身が中心となる。
前衛
を
回復
するためには自ら前に出る必要があり、使用の際には若干のタイムラグが発生する。
回復
量あたりの
ヘイト
は
ケアルガ
よりは少ない。
一部の
状態異常
からも
回復
する(対象は
フルケア
の項目を参照)。
ハートオブソラス
中に使用すると、
回復
した
HP
の量に応じた一定値が
ハートオブソラス
に対応した一部の
魔法
に対するボーナスとして加算される。
レベル差補正
を受ける。
格下
の
白魔道士
が、大きくレベルが離れた
格上
の
PC
に
祝福
を使っても、全
回復
させることが出来ない。
Lv
1の
白魔道士
が
Lv
80の
キャラクター
に使ったところ、
HP
を50も
回復
させられなかった報告がある。
アムネジア
や
死の宣告
、
魅了
といった
状態異常
は治せないが、
メルトン
の
スリップ
は
回復
させることができる。
現状、
メルトン
は
オーラ
で
上書き
するか
女神の祝福
、
フルケア
を使うしか
回復
方法がないため、
メルトン
を使ってくる敵と相対する時はおしまず使っていこう。
使いどころ
「危機的状態からみんなを助けるため、死ぬのを覚悟で
女神の祝福
を使う」のは美談ではあるが、
戦術
的にはベストではない場合もあるので、使いどころには気をつけたい。
とりわけ、発動に伴い
白魔道士
が死ぬ可能性が高い時(
ナイト
による
かばう
や
インビンシブル
などと組み合わせられない場合)には、代替的な選択肢(
狩場
からの一時的撤退など)がないか、一呼吸置いて検討してみる値打ちがある。
一般論として、
エリア
逃げができない状況において、敵の
HP
を
削り
きる直前まで来て
MP
が尽きた場合、
前衛
が次々と
戦死
して
後衛
だけが残されたりすると
全滅
を免れることは考えにくいが、逆に複数の
前衛
の
HP
を一気に全
回復
する代わりに
白魔道士
が
戦闘不能
のリスクを冒すことにより
全滅
を免れられる局面は現実にある。こうした状況下で、その他に有効な選択肢がない場合、トータルでみた
衰弱
回復
に伴う時間ロスを最も短く止める観点から、
女神の祝福
がベストの選択である可能性もありえる
注釈3
白魔道士
が
リレイズ
で起き上がって、
前衛
1名に
レイズ
をかける程度であれば、
衰弱
回復
は最低限でとどまりうるが、
全滅
に近い状況からのリカバリーだと、
MP
回復
・
レイズ
の
リキャスト
待ちなどがあいまって、非常に大きな時間のロス(=その時間に狩りをしていたら得られたであろう
経験値
のロス)になりかねないため。
。
このように、敵の残り
HP
や他のメンバーの残り
HP
・
MP
などを考慮に入れて、
女神の祝福
の発動がベストと判断される場合には、「
リレイズ
等のリカバリー対策は十分か」「(
戦闘不能
になる場合には)どこが死に場所としてベストか」にも留意する必要がある。
エスケプ
発動までの時間稼ぎ兼
タゲ
取りといった撤退を前提とした使い方もある。
ヘイト
対策
女神の祝福
は膨大な
ヘイト
という「リスク」を伴っている点で、他の
SPアビ
とは趣が異なる。
ヘイト
対策としては、他の
ジョブ
(
ナイト
等)の助けを借りるのがベスト。
自分でできること
自分自身で取り得る対策としては以下のようなものがあるが、効果には限りがある。
リレイズ
を使用する。
ヘイト
対策うんぬんを論じる以前に、常に切らさないのが望ましい。なお、
リレイズ
そのものには
ヘイト
への積極的な対応という側面は無く、あくまでも受動的なリカバリー対策でしかない。
ブリンク
・
ストンスキン
を使用しておく。危機になってからでは詠唱する余裕が無いことも多いので、早めに唱えておくか、平時から切らさないように心がけるしかない。
敵対心
マイナス
装備
で身を固める。
ケアル
ヘイト
対策としては有用だが、
祝福
ヘイト
対策としての効果は限定的。
エリアチェンジ
する。主に
NM
と戦うときに採る戦法
注釈4
レベル上げ
であれば
エリアチェンジ
が出来る場所では、
女神の祝福
の発動は考えにくい。
。
ナイト
がいる場合
女神の祝福
の使用によって発生する
白魔道士
自身の危機的状況に対して、
ナイト
の持つ
アビリティ
「
かばう
」および「
インビンシブル
」が非常に相性が良い。
ナイト
の好判断を無駄にしないためにも、「
かばう
」発動のメッセージを見たら
ナイト
の真後ろに移動するのが重要。
竜騎士
がいる場合
竜騎士
の
SPアビ
「
竜剣
」中の
スーパージャンプ
は
竜騎士
の
背後
にいる
パーティメンバー
一人の
ヘイト
を50%
カット
するため、
ナイト
の「
かばう
」と同様、
竜剣
発動のログを見たら
竜騎士
の
背後
に移動するといいだろう。
シーフ
が居る場合
高レベル限定ではあるが、使いどころが難しい「
アカンプリス
」が活躍する。
敵対心
を半分奪う効果があり、自己の
回避
性能も高い
シーフ
が
タゲ
を確保できれば
白魔道士
の安全を確保する事が出来る。
他
ジョブ
ができること
「
女神の祝福
」の発動そのものによる
ヘイト
は、時間とともに急速に減衰していくことが知られている。従って、発動後、ある程度の時間稼ぎが出来れば、
挑発
により
タゲ
を取り返しやすくなる。
現実的に時間稼ぎになりうる手段としては、他のメンバーと息をあわせての足止め策(寝かせ、
バインド
、
スタン
、
狩人
の
影縫い
、
赤魔道士
による
グラビデ
など)があるが、
女神の祝福
の発動が必要になるような危機的状況においては、困難が伴うのも事実。
モンスター
の「
女神の祝福
」
冒険者
だけではなく、
モンスター
の中にも
女神の祝福
を使用するものがいる。
Yagudo High Priest
、
Diamond Quadav
、
Ark Angel EV
、
デュナミス
の
白
獣人
など。
モンスター
の持つ
HP
は
PC
よりもはるかに多いが、それでもほぼ全
回復
してしまう。
Kei
のような高CLの相手が使うとログは99999
回復
表示なのに全
回復
するので、
回復
量は10万を超えることができるようだ。推定
HP
2000万とも言われるダイ
バージ
ェンスwave3のボス(
Disjoined Mithra
など)の場合、
女神の祝福
を受けても全
回復
には至らない。
獣人
が信仰する神は
種族
によって様々だが、この
アビリティ
の名前はどれも
女神の祝福
となっている。いったいどこの
女神
に
祝福
されているのかは不明だが、
女神の祝福
を使用する
獣人
の信仰する神は次のようになっている。
ヤグード
:
現人神
(現在はヅェー・シシュ(♀))
クゥダフ
:原初神ド・ヌ(♀)、
グ・ダ
(♂)
オーク
:
転生
観を持っているが、どのような神を信仰しているのかは不明
ゴブリン
:不明
サハギン
:様々な神を信仰(一部は
アルタナ
も信仰)
デーモン
:不明。
闇の神
オーディン
に仕えているようだが、それ以外の神を否定しているかは定かではない。
マムージャ
:不明
ちなみに、
トンベリ族
には「
ウガレピ
」という独自に信仰している
女神
が存在するが、残念ながら
トンベリ族
に
白魔道士
はいない。
なお、英語名は「Benediction」(「福音」の意)であり、この問題とは無縁であるようだ。効果とこの名前から判断して、
FFVII
のエアリスのリミット
ブレイク
技「大いなる福音」がベースにあるものと考えられる。
関連項目
【
SPアビリティ
】【
CRブリオー+2
】
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