クゥダフ(くぅだふ/Quadav)
モンスターの一種族で、獣人類クゥダフ族。
ベドーを本拠地としてグスタベルグやデルフラント地方を中心に生息する。

クチバシのような風貌や手足の鱗、そしてなにより身体を覆う甲羅からPC、NPC問わず「亀」と通称されている。
現最高指導者はZa'Dha Adamantking(金剛王ザ・ダ)。「ザ・ダ」の名の下の治世は百年を下らないという見方があり、また実際に796年にザ・ダが金剛王に選出されたという記録が残されている。ただしクゥダフ族には偉大な名を次代も襲名する風習があるため、同一人物が在位し続けているのかは不明。*3*4
クゥダフの甲羅は彼らの鎧であり、脱ぐことができる*5。彼らを倒した際にまれに手に入るクゥダフの背甲がそれで、バストゥークのクエストアイテムの他、分解素材としても人気があり、分解全盛時代にはグスタベルグやコンシュタット高地の背甲を落とすクゥダフは絶滅状態にあった。
クゥダフのジョブによって、重装備系の黒甲装備、赤い肩当のついた中衛系の角甲装備、魔道士系の魔甲装備などに装備が分かれている。過去世界ではグラフィックが異なるさらに重装備のクゥダフも登場する。
ゴブリン族ほどでは無いにしても、彼らは技術に対する興味が深いらしく、人間から入手した冶金技術により自らの都市を金属化している。また、グィンハム・アイアンハートの地図作りに理解を示し、彼が憎むべきヒュームであるにもかかわらずその協力をしたというのも、彼らの技術や知識に関する考え方が影響しているのだろう。かつてエルヴァーンと同盟を結んで、その公約通りタルタルを撃退したなどという、意外なエピソードも明らかになっているが、現在の金剛王は好戦派のようで残念ながら友好を結ぶことはできない。人間と言葉を介したコミュニケーションは可能だが、その口調は「亀」の通称が示すとおり非常にスローである。
クゥダフの名称は宝石、金属、年代にちなんでつけられている。魔道士は宝石の名を与えられ、位が上がるにつれ与えられる宝石名の質も向上する。最上位は Diamond Quadav(白魔道士)で、金剛王ザ・ダの腹心に与えられる称号。純戦士の場合は生存年数でその称号が変わる。Youngに始まり、Ancientが最高位。ナイト・暗黒騎士・シーフは金属の名を与えられる。こちらも位が上がればより高級な金属の称号を得ることができ、最高位は Adaman Quadav(暗黒騎士)。
「アルタナの神兵」が発売されてから水晶大戦時のベドーを歩くことが出来るようになったが、その奥地には現在世界には見られない称号を冠するクゥダフが確認される。即ち、Doyen Quadav(戦/古参,長老)、Meteor Quadav(赤/隕石)、Chatoyant Quadav(白/猫目石)、Ferroalloy Quadav(暗/合金)、Baetyl Quadav(黒/霊石)。どの宝石・金属も希少性がさらに高いものと見受けられる。
これらの称号がクゥダフ界のヒエラルキーにおいてどう位置づけされているかは不明だが、戦闘システム上は最上位のレベルをほこるノンノートリアスたちであることは判っている。ちなみにシーフは現在と同じPlatinumで、ナイトは黒鉄ではなくSteel。
さらにリンバスでは上記とはさらに別の名称を有するクゥダフNMが存在している。Fossil Quadav(戦/化石)、Star Ruby Quadav(赤/スタールビー)、Star Sapphire Quadav(黒/スターサファイア)、Whitegold Quadav(シ/ホワイトゴールド*6)、Lightsteel Quadav(ナ/軽量鋼)、Wootz Quadav(暗/ウーツ鉱)。さすがNMとあって、通常の個体よりも希少性の高い名称がずらりと並んでいる。
個人名はZa'Dha、De'Vyuのように「○○'△△△」の形式に則って表記される。
アポストロフィーの前後は基本的に1拍ずつで発音されるが、稀に後半部分が2拍になる者もいる。(Be'Eboなど)
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ベドーを本拠地としてグスタベルグやデルフラント地方を中心に生息する。



クチバシのような風貌や手足の鱗、そしてなにより身体を覆う甲羅からPC、NPC問わず「亀」と通称されている。
特性 編
- 策敵:聴覚感知
- 性質:アクティブ/リンク
- ジョブ:戦白黒赤シナ暗
- 弱点属性:雷
- 耐性属性:
- 主な戦利品:水のクリスタル、ヨロイ蟲、クゥダフの背甲
- ぶんどる:蟲卵の香味焼き(回避率ダウン)、ゆで卵(防御力ダウン)
特殊技 編
技名 | 効果範囲 | 効果 | 空蝉消費 | 備考 |
シェルバッシュ | 近接単体 | 物理ダメージ +スタン | 1枚 | |
ヘッドバット | 近接単体 | 物理ダメージ +ノックバック +スタン | 1枚 | ラーニング可 溜めが長い |
雄叫び | 自身中心範囲 | ウォークライ | - | |
シェルガード | 敵自身 | 防御力アップ | - | 溜めが長い |
鉱石投げ | 遠隔単体 | 物理ダメージ | 1枚 | 溜めが長い |
ダイヤモンドシェル | 敵自身 | ダメージカット*1 | - | アルタナエリアの個体が使用 効果時間不明*2 |
スカルスマッシュ | 近接単体 | 物理ダメージ(強) +スタン | 1枚 | アルタナエリアの一部個体が使用 |
シェルチャージ | 前方範囲 | 物理ダメージ +アムネジア | 複数枚 | アルタナエリアの一部個体が使用 |
炸裂岩投げ | 対象中心範囲 | 火属性物理ダメージ | 複数枚 | アルタナエリアのNMが使用 |
グ・ダの怒り | 自身中心範囲 | 物理ダメージ +強ヘヴィ +強ノックバック | 複数枚 | デュナミスやアルタナエリアのNMが使用 |
哀叫び | 自身中心範囲 | 呪い +悪疫 | Seed Quadavが使用 | |
トーメント・オブ・グ・ダ | 自身中心範囲 | ダメージ +石化 +ヘイトリセット | 全消去 | 過去世界のZa'Dha Adamantkingや Bozzetto High Vicarが光っているときに使用 |
インパーフェクトディフェンスシェル | 自身 | 特殊な被ダメージカットアップ +状態異常回復 | - | Bozzetto High Vicarが使用 甲羅が光りはじめる |
ガランフ | 自身中心範囲 | 範囲ダメージ +暗闇(3分) | Bozzetto High Vicarと護衛が使用 同名のヴェルク族の技とは効果が異なる | |
グ・ダの喜び | 自身 | 防御力アップ +ヘイスト +マルチアタック | - | Bozzetto High Vicarと護衛が使用 全てディスペル可 |
グ・ダの哀しみ | 自身中心範囲 | 呪い +悪疫 | Bozzetto High Vicarが使用 | |
グ・ダの楽しみ | 自身 | アビリティ再使用可能 | - | Bozzetto High Vicarの護衛が使用 |
クゥダフについて 編
バストゥークと敵対し、クエスト・ミッションにも関わってくる獣人である。パルブロ鉱山は元々彼らの聖地であったのだが、有望なミスリル鉱脈のあることが明らかになるとヒュームはクゥダフを殲滅して(誇張ではなく、文字通りの殲滅を行った)鉱山開発を行ってしまった。クゥダフは後に鉱山を奪回(パルブロの復讐)するもののヒュームには深い憎しみを抱くこととなった。現最高指導者はZa'Dha Adamantking(金剛王ザ・ダ)。「ザ・ダ」の名の下の治世は百年を下らないという見方があり、また実際に796年にザ・ダが金剛王に選出されたという記録が残されている。ただしクゥダフ族には偉大な名を次代も襲名する風習があるため、同一人物が在位し続けているのかは不明。*3*4
クゥダフの甲羅は彼らの鎧であり、脱ぐことができる*5。彼らを倒した際にまれに手に入るクゥダフの背甲がそれで、バストゥークのクエストアイテムの他、分解素材としても人気があり、分解全盛時代にはグスタベルグやコンシュタット高地の背甲を落とすクゥダフは絶滅状態にあった。
クゥダフのジョブによって、重装備系の黒甲装備、赤い肩当のついた中衛系の角甲装備、魔道士系の魔甲装備などに装備が分かれている。過去世界ではグラフィックが異なるさらに重装備のクゥダフも登場する。
ゴブリン族ほどでは無いにしても、彼らは技術に対する興味が深いらしく、人間から入手した冶金技術により自らの都市を金属化している。また、グィンハム・アイアンハートの地図作りに理解を示し、彼が憎むべきヒュームであるにもかかわらずその協力をしたというのも、彼らの技術や知識に関する考え方が影響しているのだろう。かつてエルヴァーンと同盟を結んで、その公約通りタルタルを撃退したなどという、意外なエピソードも明らかになっているが、現在の金剛王は好戦派のようで残念ながら友好を結ぶことはできない。人間と言葉を介したコミュニケーションは可能だが、その口調は「亀」の通称が示すとおり非常にスローである。
クゥダフの名称は宝石、金属、年代にちなんでつけられている。魔道士は宝石の名を与えられ、位が上がるにつれ与えられる宝石名の質も向上する。最上位は Diamond Quadav(白魔道士)で、金剛王ザ・ダの腹心に与えられる称号。純戦士の場合は生存年数でその称号が変わる。Youngに始まり、Ancientが最高位。ナイト・暗黒騎士・シーフは金属の名を与えられる。こちらも位が上がればより高級な金属の称号を得ることができ、最高位は Adaman Quadav(暗黒騎士)。
「アルタナの神兵」が発売されてから水晶大戦時のベドーを歩くことが出来るようになったが、その奥地には現在世界には見られない称号を冠するクゥダフが確認される。即ち、Doyen Quadav(戦/古参,長老)、Meteor Quadav(赤/隕石)、Chatoyant Quadav(白/猫目石)、Ferroalloy Quadav(暗/合金)、Baetyl Quadav(黒/霊石)。どの宝石・金属も希少性がさらに高いものと見受けられる。
これらの称号がクゥダフ界のヒエラルキーにおいてどう位置づけされているかは不明だが、戦闘システム上は最上位のレベルをほこるノンノートリアスたちであることは判っている。ちなみにシーフは現在と同じPlatinumで、ナイトは黒鉄ではなくSteel。
さらにリンバスでは上記とはさらに別の名称を有するクゥダフNMが存在している。Fossil Quadav(戦/化石)、Star Ruby Quadav(赤/スタールビー)、Star Sapphire Quadav(黒/スターサファイア)、Whitegold Quadav(シ/ホワイトゴールド*6)、Lightsteel Quadav(ナ/軽量鋼)、Wootz Quadav(暗/ウーツ鉱)。さすがNMとあって、通常の個体よりも希少性の高い名称がずらりと並んでいる。
個人名はZa'Dha、De'Vyuのように「○○'△△△」の形式に則って表記される。
アポストロフィーの前後は基本的に1拍ずつで発音されるが、稀に後半部分が2拍になる者もいる。(Be'Eboなど)
亜種 編
ザルクヘイム、およびデルフラントリージョンでの遠征軍において、メタクゥダフ(Metaquadav)と称されるモンスターの一団が出現するが、外見や特殊技に変化は見られない。Meta-は「超-」や「高次の-」を意味する接頭辞であるが、具体的に何を示しているのかは不明。クゥダフ族のNM 編
→クゥダフ族のNM一覧へ関連項目 編
【獣人】【クゥダフ兵団】【獣人血盟軍】外部リンク 編
→ヴァナ・ディール トリビューンVol.20 修道士ジョゼの遍歴 ~地底のクゥダフ族~Copyright (C) 2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- 後方180度?から及ぼされる攻撃のダメージを0にする。
- *2
- 30秒程だと思われるが、カンパニエでは連発するため有効時間計測が困難
- *3
- →ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 ~Life in Vana'diel~ P79,140より
- *4
- 水晶大戦時のアルタナ連合国傭兵もしくは現在の冒険者によれば、ザ・ダは襲撃され敗れると、果てる前に身内に王位を継承させる旨を吐いたことが確認されたという。
- *5
- 「若い頃のドゥ・ダは王族でありながら虚弱。クゥダフの誇りである背甲を根元に脱ぎ捨て、独り樹上で読書する道楽者で、……」→ヴァナ・ディール人名事典 蛮国の名王 ドゥ・ダ
- *6
- 金とニッケルなどの合金、プラチナの代替品として用いられる事が多い。