アビセアン(あびせあん/Abyssean/Voidwalker)
  1. ヴァナ・ディールのパラレルワールドアビセア」に生息するモンスターの総称。
    厳密にはアビセアにおいて大異変後に突如出現したモンスター群のことだが、旧来のモンスターはほとんど駆逐されてしまったのか、アビセアで遭遇するモンスターは基本的に全てアビセアンである。
  2. だいじなものジェイド」によって出現する、ノートリアスモンスターの一種。所謂VNM。本項で述べる。

アビセアンVNM)

普段は見ることも触れることもできないが、特殊な鉱石「ジェイド」を介することによって、彼らとコンタクトを取ることができる。海外クライアントでは虚空を往く者(Voidwalker)と表現されていることから、VNM(Voidwalker Notorious Monster)とも呼ばれる。
通常フィールドエリアに先行導入された際はVNMアビセアンの図式が成り立っていたが、アビセアシリーズの実装によって「VNMではないアビセアン」が多数登場したため、現在はジェイドによって出現するNMを指して「VNM」と呼ぶことが一般的である。

なおアビセアンNMからはクリスタル印章ドロップしない。三国テレポ周辺のNMに至っては経験値も得られない仕様となっている。

戦闘方法

アビセアンと戦うためには、特別な準備をする必要がある。
  1. ル・ルデの庭(G-10)のAssai Nybaemから、無色のジェイドを1000ギルで購入する。
    または各アビセアエリアCruor Prospectorから、三日月形の無色のジェイドを300クルオで購入する。
  2. アビセアンのいるエリアヒーリングを行うとジェイドが反応を示すので、その反応を頼りにアビセアンの位置を探り当てる。
    探知可能範囲は最大300Ymマップの格子2つ分程度)。
  3. アビセアンの近くでヒーリングすると、アビセアンが姿を現す。

アビセアンを討伐することで、ジェイドの色が稀に変化する事がある。変色したジェイドを用いることで、更に強力なアビセアンと戦うことが可能になる。
アビセアにおいては、変色率は統計上1/3~1/4ほど。ただし1発で色がついたり、10回連続で変わらなかったりとかなりムラが激しい。

なお、アライドタグを受けている状態や(対象のレベルに関わらず)レベルシンクの状態ではジェイドは反応しない。
また複数のジェイドを持ってる場合は、振動の大きさで判別することができる。
小さく振動した→第一段階
大きく振動した→第二段階
力強く振動した→第三段階
激しく振動した→第四段階
表示では一番上位のジェイドが反応しているように見えるので注意。
例「紫色のジェイドは小さく振動した」、小さく振動してるので近くにいるのは第一段階のアビセアンである。

第三段階と第四段階については、姿を現した時点でジェイドが砕け散ってしまう。

エリア分布と色の関係

アビセアンは複数のエリアに跨って分布している。
これらの分布はジェイドの変化する色に関連しており、それぞれの系統で特定の色でしかPOPしないアビセアンが存在する。

第二段階以上のNMエリア内に1体しか存在せず、撃破後一定時間経たないとリポップしない。
第二段階のNMは撃破後1時間ほどでリポップすることが確認されている。第三段階以上は不明。また、アビセアエリアアビセアンリポップが早い。
NMはある程度決まった位置にPOPすることがわかっている。

通常エリア

エリア第一段階
無色のジェイド
第二段階
変色ジェイド
第三段階
有色ジェイド
第四段階
黒色のジェイド
東ロンフォール
東ロンフォール〔S〕
ジャグナー森林
ジャグナー森林〔S〕
Sunderclaw
Quagmire Pugil
Capricornus(戦士)
Yacumama(モンク)
Krabkatoa
水色
Yilbegan
北グスタベルグ
北グスタベルグ〔S〕
パシュハウ沼
パシュハウ沼〔S〕
Globster
Ground Guzzler
Lamprey Lord(暗黒騎士)
Shoggoth(赤魔道士)
Blobdingnag
橙色
西サルタバルタ
西サルタバルタ〔S〕
メリファト山地
メリファト山地〔S〕
Raker Bee
Rummager Beetle
Jyeshtha(戦士)
Farruca Fly(シーフ)
Orcus
茶色
バタリア丘陵
バタリア丘陵〔S〕
ロランベリー耕地
ロランベリー耕地〔S〕
ソロムグ原野
ソロムグ原野〔S〕
Aither
Deorc
Eorthe
Puretos
Pruina
Beorht
Thunor
Lacus
Skuld(赤魔道士)
Urd(踊り子)
Verthandi
黄色
ボスディン氷河
ボスディン氷河〔S〕
ザルカバード
ザルカバード〔S〕
Gorehound
Gjenganger
Erebus(黒魔道士)
Feuerunke(モンク)
Lord Ruthven
紫色
ラテーヌ高原
コンシュタット高地
タロンギ大峡谷
Prickly Sheep
Void Hare
Chesma
Tammuz
Dawon
灰色

アビセアエリア

エリア第一段階
三日月形の無色のジェイド
第二段階
三日月形の変色ジェイド
第三段階
三日月形の有色ジェイド
アビセア-ラテーヌMeditator
Brooder
Ruminator
赤色
アビセア-コンシュタットMeanderer
Depths Digester
Hadal Satiator
青色
アビセア-タロンギHungerer
Yearner
Usurper
緑色
アビセア-ブンカールVu'zdei
Hm'zdei
Ketea
紅色
アビセア-ミザレオMi'ghrah
Mx'ghrah
Tristitia
蒼色
アビセア-アットワAt'euvhi
Es'euvhi
Lusca
翠色
アビセア-ウルガランWater Elemental
Ice Elemental
ChioneOgopogo
緋色
アビセア-アルテパFire Elemental
Earth Elemental
KoiosBrulo
碧色
アビセア-グロウベルグAir Elemental
Dark Elemental
GamayunMaere
藍色

注:(  ) 内のジェイドNMを沸かせるために必要なジェイドであり、取得ジェイドでは無い。

アビセアンの強さは第一段階は同レベル(80前後)の同種族モンスターとほぼ同じであり、Lv99の殆どのジョブソロで討伐可能。但しエレメンタル族ジョブによっては苦戦する可能性があり、アビセアの覇者エリアに出現するものは状態異常スフィアを持っているためやや強敵である。
第二段階は敵にも依るが、敵の特徴を理解すればソロ討伐も十分に可能なレベル。
第三段階以上は実装時点のフルアライアンスを想定した強さであり、ソロでの討伐はジョブ・敵共に限られる。行動を熟知してしっかり対策を組めば決して不可能ではないが、万全を期すなら数人~1PT程度で挑むべきである。

アビセアンの分類

これらアビセアンについては段階に応じてその強さが異なるが、解析によるとデバッグメッセージにて、雑魚、NMシャドウHNMシャドウSHNM、トゥルーHNM、トゥルーSHNMと分類分けがされていることが確認できる。
また、ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団ヴァナ・ディール公式ワールドガイド 2010 Vol.1において、伊藤泉貴氏の下記の発言が掲載された。
伊藤:最初の段階の敷居がすごく下げられているので、そのぶん繰り返し遊んでもらおうという意図はあるのですが、それに関してはHNMクラスのアビセアンNMにも仕掛けをしています。同じアビセアンNMでもShadowとTrueがいて、このうちTrueは1つのワールドに1体しか存在しません。Shadowは複数いますが、こちらはやや弱くなっていて、倒しても称号が手に入りません。コンフィグで設定を変えていると気がつかないかもしれませんが、じつはShadowには影がないんですよ。

ここから、以下の構成だと考えられる。

第一段階 雑魚
第二段階 NM
第三段階 (トゥルー/シャドウ) HNM
第四段階 (トゥルー/シャドウ) SHNM

トゥルーとシャドウ

第三段階と第四段階においては実際に、「影」のある個体(トゥルー)とない個体(シャドウ)がおり、トゥルーはシャドウに比べて攻撃力防御力共に上になっている。また、シャドウを倒しても称号は得られない。

詳しく言えば、Blobdingnagの使用するディゾルブLord Ruthvenの使用するノスフェラトゥキス吸収量がトゥルーとシャドウで倍ほども威力が変化し、特に前者は即死するほど吸収されることもあるほど。HPシャドウと比べるとトゥルーの方が多くなっている。またドロップ品にも変化があり、シャドウは指輪を落とさない、または確率が極端に低い。その他の素材装備についてはトゥルーとシャドウのどちらにおいてもドロップするものの、出やすさには差があるようだ。

なお、トゥルーは1ワールドに1体のみ。すなわち北方エリアでの第三段階Lord Ruthvenならば、ボスディン氷河ボスディン氷河〔S〕ザルカバードザルカバード〔S〕に出現するうち、トゥルーがいずれか1体で、残りはシャドウということになる。どこに出現する個体がトゥルーとなるかはランダムであり、意図的な選別はできない。

確実にトゥルーと戦いたければ、エリアの数だけ該当色のジェイドを用意して連戦する必要がある。とくに最終のYilbeganのトゥルーともなると、全エリア分の黒色のジェイドの確保という計り知れない作業になる可能性がある。これが用意できなければ1発勝負となるので、基本的にはトゥルーかシャドウかは運任せとなる。

アビセアエリアVNMに関しては、トゥルー、シャドウの差異は見つかっていない。

ツール問題

不可視かつドロップが貴重*1という特性上、可視化ツールの存在が問題となっていたが、バージョンアップにより対策がされ可視化は不可能となった。
ただし移動速度を変更したりといった行為は現在でも行われ、根本的な対策がされたとは言いがたい。

関連項目

アビセア】【Assai Nybaem】【メイジャンの試練】【ジェイド
*1
もしくは、貴重なアイテムドロップするNMトリガーとしての着色作業。
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