遠征軍(えんせいぐん/Expeditionary Force)
冒険者がコンクェストに貢献する方法のひとつ。→2002年11月26日のバージョンアップで実装された。
最低必要レベルとレベル上限(レベル制限) ※状況により派遣先が選択できない場合がある模様(要検証)。
人数制限
派遣対象は各国家隣接リージョン(ロンフォール,グスタベルグ,サルタバルタ)、およびトゥー・リア、プロマシアエリアを除くすべてのコンクェストエリアである。
以下、探索・集合・戦闘準備・獣人旗に触って戦闘開始・獣人軍パーティの殲滅・レベル制限解除 を繰り返す。
なお、遠征軍に参加した状態で派遣先リージョンにある宝箱を発見した場合、それを解錠して獣人軍の物資を奪うことによってもコンクェストに貢献することができる。
派遣地が限定されているがために、特定の1リージョンに2国の遠征軍派遣が衝突することもしばしばで、コンクェストLSによる血で血を洗うような獣人旗の取り合いなども見られた。これは、他国コンクェストLSにより獣人旗の占有権を取られないように、戦力の集中が不十分な状態で獣人旗にさわり占有権を取得してしまうのである。当然ながら触った冒険者は獣人軍パーティの集中砲火にさらされ、戦闘不能になるのは事実上不可避である。
→2003年12月16日のバージョンアップで仕様が変更され、冒険者側が遠征軍の派遣地域を自由に選択できるようになった。また派遣対象になる地域が大幅に拡大し、1コンクェスト周期に複数の派遣に参加できるようになった。このため、上述のような不毛な衝突はほぼ見られなくなったようである。
この仕様変更は、それまで遠征軍派遣によるリージョン支配維持のできなかったザルクヘイム地域に遠征軍が派遣できるようになった事が非常に大きいといわれる。それまで遠征軍派遣のできないリージョンのコンクェスト進行状況をひっくり返すには大幅な装備献上等をおこなうしかなかったのである。複数の地域に派遣できるようになったことで、ある種の戦略性は増したが一方短期的な戦術性は薄れた面があるのは否めない。
参加条件 編
任務は各地の獣人軍の殲滅を行い、コンクェストに貢献すること*1。参加条件は以下の通りで、パーティメンバー全員満たしている必要がある。- 自国のミッションランクが3以上であること
- パーティメンバーが同じ国家に所属していること
- 参加下限レベルを上回っていること(派遣先により下限レベルが異なる)
- 人数制限4~6人(最低人数は自国のコンクェスト順位により異なる)
- アライアンスの場合、参加資格を貰うには各パーティとも上記条件を満たす必要がある。ただし任務地での戦闘のみなら、その限りではない。
最低必要レベルとレベル上限(レベル制限) ※状況により派遣先が選択できない場合がある模様(要検証)。
リージョン(遠征エリア) | 下限Lv | Lv制限 | リージョン(遠征エリア) | 下限Lv | Lv制限 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ザルクヘイム(バルクルム砂丘) | 20 | 30 | リ・テロア(聖地ジ・タ) | 35 | 40 | |
コルシュシュ(ブブリム半島) | 20 | 30 | 低地エルシモ(ユタンガ大森林) | 35 | 40 | |
ノルバレン(ジャグナー森林) | 25 | 30 | バルドニア(ザルカバード) | 40 | 50 | |
デルフラント(パシュハウ沼) | 25 | 30 | クゾッツ(東アルテパ砂漠) | 40 | 50 | |
アラゴーニュ(メリファト山地) | 25 | 30 | 高地エルシモ(ヨアトル大森林) | 45 | 50 | |
クフィム(クフィム島) | 25 | 30 | ヴォルボー(テリガン岬) | 65 | 無制限 | |
フォルガンディ(ボスディン氷河) | 35 | 40 |
人数制限
コンクェスト順位 | 最低必要人数 |
---|---|
1位 | 6人 |
2位 | 5人 |
3位 | 4人 |
派遣対象は各国家隣接リージョン(ロンフォール,グスタベルグ,サルタバルタ)、およびトゥー・リア、プロマシアエリアを除くすべてのコンクェストエリアである。
基本的な流れ 編
- 上記参加条件を満たしたパーティメンバーが同一エリア内に揃った状態で、コンクェストガードに話しかけて任務を受諾すると「遠征軍参加資格」状態になる。
- 再度コンクェストガードに話すことで派遣対象リージョンのうちアウトポストのあるエリアへガードの手によりテレポで瞬間移動できる。このとき本国に即時帰還できる魔行符を受け取ることができる。
- 当該エリアのどこかにある獣人旗(Beastmen's Banner)を探索する。獣人旗は同エリア内の5箇所のどこかにある。
- 獣人旗に触れるとパーティメンバーにレベル制限が発動し、獣人軍パーティがポップするので殲滅する。
・パーティメンバーが離れていても誰かが触れると即ポップするので注意。
・周囲の敵も巻き込むため、事前に掃除しておくと良い。
・レベル制限発動時に強化は消えないので、事前にかけておくと良い。
・誰かが獣人軍パーティのうち1体でも倒すと称号「遠征軍遊撃隊員」を得られる。
- 参加者全員が獣人旗に触れなおすことによりレベル制限は解除される。
- ガードに報告する(魔行符を使うとガードの前にワープする)。
- コンクェスト集計後、派遣地が所属国支配リージョンになった場合、参加した遠征軍派遣は成功とみなされ、コンクェストガードより褒賞として個人戦績の大幅な追加を得られる。
- 出現する獣人は旗の位置によって固定されているが、ジョブはランダムとなる。
- 出現する獣人は、そのリージョンに出没する獣人である。
- 獣人旗は獣人軍パーティ殲滅後ほどなく消え、5分後またエリアのどこかにポップする。
- 獣人旗の位置は固定であり、2度同じところにポップすることはないため、偵察を派遣して報告させる方法が一般的である。
以下、探索・集合・戦闘準備・獣人旗に触って戦闘開始・獣人軍パーティの殲滅・レベル制限解除 を繰り返す。
なお、遠征軍に参加した状態で派遣先リージョンにある宝箱を発見した場合、それを解錠して獣人軍の物資を奪うことによってもコンクェストに貢献することができる。
歴史的変遷 編
当初、遠征軍はコンクェストガードによって指定される特定リージョンを奪取するための方策に過ぎなかった。ジュノ近接3リージョン(ノルバレン、デルフラント、アラゴーニュ)が優先的に指定され、その3リージョンが特定の1国の領土である場合にはその国はフォルガンディ派遣、そこもその国の領土である場合にはバルドニア派遣が発令された。このように単純に遠征軍だけでコンクェスト状況を左右することは難しかったのである。派遣地が限定されているがために、特定の1リージョンに2国の遠征軍派遣が衝突することもしばしばで、コンクェストLSによる血で血を洗うような獣人旗の取り合いなども見られた。これは、他国コンクェストLSにより獣人旗の占有権を取られないように、戦力の集中が不十分な状態で獣人旗にさわり占有権を取得してしまうのである。当然ながら触った冒険者は獣人軍パーティの集中砲火にさらされ、戦闘不能になるのは事実上不可避である。
→2003年12月16日のバージョンアップで仕様が変更され、冒険者側が遠征軍の派遣地域を自由に選択できるようになった。また派遣対象になる地域が大幅に拡大し、1コンクェスト周期に複数の派遣に参加できるようになった。このため、上述のような不毛な衝突はほぼ見られなくなったようである。
この仕様変更は、それまで遠征軍派遣によるリージョン支配維持のできなかったザルクヘイム地域に遠征軍が派遣できるようになった事が非常に大きいといわれる。それまで遠征軍派遣のできないリージョンのコンクェスト進行状況をひっくり返すには大幅な装備献上等をおこなうしかなかったのである。複数の地域に派遣できるようになったことで、ある種の戦略性は増したが一方短期的な戦術性は薄れた面があるのは否めない。
外部リンク 編
関連項目 編
【赤獅子騎士団】【ガーディアンフォース】【ウィンダスリトルスターズ】- *1
- 同様にコンクェストに貢献する方法としては、アウトポスト駐在商人への不要装備の譲渡(通称「装備献上」)、シグネットをかけた状態で経験値の入る敵を倒す(つまりレベル上げ)等がある。