パッチ(ぱっち)
プログラムの一部を修正すること、もしくはその際に用いられる差分情報のこと。

大規模なプログラムの一部の仕様変更や小さなバグ修正を行う際、全プログラムデータを置き換えるのではなく、必要なファイルのみを組み込みなおす方法が利用される。この方法は、置き換えるデータサイズが小規模で済むため、効率のよいバージョンアップ作業が可能。現在は多くのソフトウェアにおいて緊急対応が必要な際に利用される。

なお、パッチとは服の破れ目を補修する「継ぎ」に由来する語であるため、パッチを使ってプログラムをアップデートすることを「パッチを当てる」などと呼ぶこともある。

オフラインイベント上でも「パッチ」と言いかけて「バージョンアップ」と言い直すなど、開発スタッフ的には公には使うのを避ける言葉のようだ。

FFXIにおけるパッチ

FF11は、オンラインプログラムメンテナンスが行われ、緊急なバグ対応や小規模仕様修正などを目的としたプログラムファイルやデータファイルのアップデートが随時行われている。一方、大量のファイル群をアップデートすることもあり、こういった場合は「パッチ」とは呼ばれず「バージョンアップ」と呼ばれることが多い。

もっとも、バージョンアップより短く表現できることができることが選好されるためなのか、実際には、かなり大規模なバージョンアップに対しても「O月O日パッチ」などの表現が用いられることがある。

もう一つのパッチ

基本的にクライアントサーバーはセットでバージョンアップが行われるため、バージョンアップ緊急メンテナンスの時には、サーバーの停止と新規クライアントデータの配布が同時に行われることが多い。

そのため、普段はことさらサーバー側のバージョンアップを意識することはないが、クライアント依存の変更を含まないなど、内容によってはサーバー側にだけパッチを当てれば良いこともある。こういった場合、クライアントデータの更新を伴わないサーバーの停止と再起動が行われることになる。

またサーバーを止めなくても変更できる設定もあり、もしこの手法で告知なしに変更が行われるとプレイヤーがそれに気づくのは困難である。

バージョンアップがあると、無告知の変更(いわゆる裏パッチ)があったのではないかという声が上がるのは良くあることだが、中にはそれ以外のタイミングでも(サーバー側の)裏パッチがあたったのではないかという声が上がることもある。

もっとも、その多くは体感に基づいており、統計的に比較検証されたものは皆無に等しい*1ため、ほとんどオカルトのように扱われている。


関連項目

バージョンアップ】【緊急メンテナンス】【裏パッチ

外部リンク

→e-Words パッチ
*1
変更前のデータを後から取ることができないという事情もある。
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