Tenzen(てんぜん)
1.項 登場人物 編

「
ミッションでは、虚ろに関わる事件をめぐり、冒険者やプリッシュらと様々な場所へと赴くことになる。
彼が持っている刀は鳳凰丸といい霊獣フェニックスの力を持つ特別な一品らしい。またそれとは別に応報丸という刀も携えている。
通常時にはその刀を鞘に収めており、一部の侍達の羨望をかき立てている様である。
一人称が「我輩」、敬称が「殿」、語尾に「ござる」等ある意味典型的な侍キャラクターである。
その髪型がFFTに登場する占星術師オーラン・デュライに似ているため、一部のコアなファンに人気がある。
NPC投票では9位に選ばれた。やはり見た目とあいまった侍然とした姿が人気を維持しているのだろう。
「……我輩の名はテンゼン。
ひんがしの国に生を受け、武士の名乗りを
許されし者でござる。」
「この『鳳凰丸』に宿るのは、
命の霊獣フェニックスの息吹!」
FFXIVにも同名のテンゼンという人物が登場する*1。光の戦士と同様超える力を持ち、四聖獣と共に荒ぶる黄龍を鎮めたとされる。
なお、黄龍を封じた要石が安置されている社が醴泉神社と呼ばれている。
あるボスキャラがテンゼンをボイス付きで連呼したことでテンゼンというワードがTwitterでトレンド入りし、FFXIVを知らないFFXIプレイヤーが驚くという珍事が発生したことも。
2.項 フェイス 編
テンゼン編
2013年12月11日のバージョンアップで追加された。実際に入手できたのは翌1月のフェイスゲットキャンペーンから。フェイスゲットキャンペーン(新春/夏回)などで入手可能な「盟-テンゼン」を許可証に対応するフェイス担当NPCに渡すことで、フェイス「テンゼン」を習得できる。
2015年11月10日のバージョンアップで入手方法が追加され、エミネンス・レコードのチュートリアル「基礎編」の特別報酬にて「盟-テンゼン」が入手可能になった。
ジョブ | 侍/侍 |
---|---|
戦闘タイプ | 近接物理 |
武器 | 両手刀 |
WS | 天つ水影流・鳥舞(貫通/切断)(Lv1~) 天つ水影流・風切(切断/炸裂) 天つ水影流・雪嵐(硬化/炸裂)(追加効果:暗闇) 天つ水影流・月朧(湾曲/振動)(追加効果:静寂) 天つ水影流・花軍(核熱/収縮)(追加効果:麻痺) 天つ水影流奥儀・月影(闇/分解) |
アビリティ | 心眼、八双、黙想、葉隠 |
その他 | 残心 |
なお、フェイスだからか呼び出した時点で抜刀状態であるため、残念ながら鞘に納刀することはない。
調整・変更
- 2014年6月17日のバージョンアップ
- 性能が調整された。以下はバージョンアップ前の性能。
天つ水影流のWSは同じエフェクトの両手刀WSと同様の連携属性を持っており、奥義・月影も独自の連携属性を持っている。狙って当てるのは難しいが、雪嵐、月朧、花軍は通常の雪月花同様に状態異常も備える。オートアタックの威力自体は同レベルで呼び出すアヤメとさほど変わらないものの、使用WSは各専用技のみで、連携属性や威力に優れる雪月花・月影の使用機会が多く、単体での与ダメージ期待値は前衛フェイスとしてトップレベル。加えて魔法詠唱で攻撃の手を止めたり、範囲技で巻き込むといったこととも無縁と、一匹ずつ狩っていくというシチュエーションでは無類の物理アタッカーとなる。
- 性能が調整された。以下はバージョンアップ前の性能。
- 2015年6月25日のバージョンアップ
- 2016年8月3日のバージョンアップ
- WS「天つ水影流奥儀・月影」の威力が引き上げられた。
- WS「天つ水影流奥儀・月影」の威力が引き上げられた。
特殊台詞 編
テンゼンII 編
2015年8月5日のバージョンアップで追加された。星唄ミッション第2章第2節「波の向こうに」をクリアすると入手できる「盟-テンゼンII」を、許可証に対応するフェイス担当NPCに渡すことでフェイス「テンゼンII」を習得できる。
ジョブ | 侍/狩人 |
---|---|
戦闘タイプ | 遠隔攻撃 |
武器 | 弓術 |
WS | 負征矢(光/湾曲) |
アビリティ | なし |
その他 |
常に弓を構えた遠隔攻撃スタイルのフェイス。
- TP1000以上のパーティメンバーがいる時のみWSを使用する。
- 自身のTPが3000まで貯まっても上記条件を満たさない限りWSは使用しない。
- 戦闘が始まると敵から距離を取って遠隔攻撃を行う。距離を詰められても通常攻撃は行わない。
- 常に適正距離時のダメージログ(○○ダメージ!!)になる。
負征矢しか使わない為、逆に連携トスとしては常にワンパターンの連携を作るためマジックバーストしやすい。パーティメンバーはマスターと自分以外のフェイスも含まれる。光連携を狙う場合、確定で光WS〆を狙ってくるフェイスは、アムチュチュ、アークEV、アレヴァト、イングリッドII、イロハ*2。この内アムチュチュは行動量が多くWSの優先順位が低いため見逃すことが多く、イロハは一人連携を狙える時はそちらを優先する。闇連携を狙う場合、確定で重力WS〆を狙ってくるフェイスは、ラーアル、ゲッショー、マート、ルザフ、マクシミリアン、レイ・ランガヴォ。この内ゲッショーとマートはTP放出のタイミングが早く暴発しやすく、ルザフとマクシミリアンはマスターに対してトスを上げるので注意。
距離を取って戦闘するようになったが、この手のフェイスによくある不具合として、複雑な地形で戦闘を行うと自分の戦闘位置が定まるまで走り回り攻撃をしない事がある。また醴泉島の橋の上や、洞窟など、距離を取りにくい場所で戦闘をすると遠隔攻撃の間隔が5倍ほどになってしまう不具合がある。
調整・変更
特殊台詞 編
テンゼンという名前 編
朝廷で天皇の食事を担当する役所「内膳司」の次官「典膳」という役職がある。人名として最も有名なのは、戦国末期から江戸中期にかけて活躍した剣豪の
師の伊東一刀斎を開祖として「小野派一刀流」を興した小野次郎左衛門忠明の旧名である。ちなみに小野派一刀流に代々伝わる名刀が【瓶割】である。
もちろん漢字名すら公表されていない上、Tenzen自身とは名前と「剣術の使い手」という以外に確固たる共通点が見当たらないため、モデルとするかどうかは読者諸氏の判断に委ねたい。
10周年に作られた「ファイナルファンタジーXI ウォールスクロール」には次のような設定がある。
ひんがしの国の帝に仕える武士の一人が描き、献上したと云われる神獣の掛け軸。
口伝に残る幻の獣らの姿を、その目で見たが如くの出来映え。
武士の名と思われる「典膳」なる朱印が押されている。
→~掛け軸にまつわる伝承~
もっとも、この「典膳」という人物がTenzenその人かは明言されていない。
外部リンク 編
→「プロマシアの呪縛 重要人物」関連項目 編
【Tenzen/ネタバレ】【プロマシアミッション】【フェイス】【フェイス/一覧】【Kagero】- *1
- 過去の人物のため対面することはないが、回想シーンでの服装などはFF11のものがモデル。
- *2
- Iのみ。IIは核熱〆との二択。