フェロー(ふぇろー/Adventuring Fellow)
耳装備「シグナルパール」もしくは「タクティクスパール」を使用することにより呼び出せるNPCのこと。2005年7月19日のバージョンアップにより実装された。
ジュノ上層(G-8)にいるルト・ミュリラーからクエスト「其の者の名は」をクリアーすると共に戦えるようになる。
またプレイヤーと同様にレベルを上げたり限界突破クエストをしたり、装備を変更したりとフェイスにはない楽しさがある。
フェローシップクエストをこなしていくことでPC同様レベルキャップがLv5刻みで上昇し、最大Lv99まで育成できる。フェローの現在のレベルに関しては、ランデブーポイントにて確認することができる。
また、PCの平均アイテムレベルに応じて、フェローのレベルも上昇する。ただしPCとフェローのレベルが99である必要がある。
成長に必要な経験値はPCのそれに準ずる。なおフェローが戦闘によって入手する経験値は、PCのメインレベルに影響を受けずフェロー自身のレベルとモンスターのレベル差が基準となる。そのため、フェローの効率のよいレベル上げには、フェローから見て幾分格上の敵を高レベルの自キャラが乱獲するという方法が用いられる。
具体的には、Lv50以下ではフェローのレベル+3、Lv51~55では+4、Lv56~60では+5、Lv60以上では+6の強さの敵を倒すことにより、最大の経験値が得られる。 つまり、Lv50以下では「つよ」、Lv51以上では「とて」にあたる敵を倒すのが最も効率がよいことになる。
なお、チェーンボーナスは適用されない。
フェローよりもPCのレベルが低い状態で呼び出した際、フェローのレベルは呼び出したPCのレベルと同じまでレベルシンクされる。しかし、内部レベルは変わっていないようで、本来のレベルから見て経験値の入る敵でないと経験値は入らない。
なお、フェローはペットとは別枠で呼び出され、あやつる、よびだす、召喚魔法、コールワイバーン、アクティベートの使用には一切制約はない。つまり自身とフェローとペットで同時に行動することが可能である。このときはペットとフェローのHPバーが上下に並ぶ。フェイスも同時に利用できるが、フェイスとフェローも併せたパーティメンバー数が6人以下でなければならない。
その他のいくつかの呼び出しNPCとは枠を共有しているようで、獣人帽子のヒーロー召喚、携帯錬成窯、メイジャンの眼鏡などとは同時に使用することはできないという制約がある。
さらに、親密度65以上で、かつ「作戦書」を所持した状態でランデブーポイントでフェローと会うと、各作戦書に対応した戦闘スタイルを追加できる。
戦闘タイプの詳細については【作戦書】項を参照のこと。
2008年3月11日のバージョンアップによって範囲魔法のターゲットをマスターにした場合、そのフェローにも効果が及ぶよう変更された。
ケアルガやプロテア、呪歌、金剛身やディフュージョン後の青魔法、ディバインワルツなど、範囲内のPTメンバーに効果が及ぶ全ての魔法・アビリティの効果が及ぶ。あくまでマスターとそのフェローであり、他人のフェローには及ばない。
逆にフェローがターゲットの場合はそのマスターにも効果が及ぶ。
例えば、フェローにケアルガを使うとマスターのHPも回復し、フェローが片手棍でムーンライトを使うとマスターのMPも回復する。
また、契約の履行はフェローには効果が及ばず、また被デイズ状態の敵を攻撃してもフェローが恩恵を受けることができないなど、例外も存在する。
PCが抜刀した上で敵に対する近接攻撃が実行されると、フェローも抜刀する仕様となっており、単にからまれたり、抜刀せずに敵に魔法をかけたり遠隔攻撃しただけでは、攻撃を開始してくれない。
フェローもTPを持っており、TPがたまるとPCのTP状態を察知してWSを繰り出す。TP報告の仕方はフェローのタイプにより微妙に異なり、前述の猛攻タイプだと早めに報告してくれる。
撃つWSはそれまでに覚えているWSの中からランダムであり、威力や連携属性などは一切考慮しない。これも猛攻タイプだと同じ系列なら常に上位WSをしてくれる(例:レッドロータスがあるならバーニングブレードは撃たない、など)。連携したければとっさの判断でPCが自分で選ぶしかない。攻撃・猛攻タイプでは連携成立を優先するため、敵が瀕死の状態ならばTPを温存してWSを控える場合がある。
フェローの武器スキルは常に全てA+の青字扱いであり、レベルが上がればスキルも上がる。
そのスキルで撃てる全てのウェポンスキルを使用し、EXWS/SPWS/EVWSも使用することができる。
後述の自家製料理を食べていると、現在のスキルで使用できる一段階上のWSを使用するようになる。
敵が密集状態でもお構いなしに範囲WSを撃ってしまうため、これを好まない場合は武器の選択に制約がかかっていたのだが、2008年3月11日のバージョンアップで範囲WSを使用しないようになった。後に2008年6月10日のバージョンアップにて、範囲WSを撃つか撃たないのかをランデブーポイントでの戦闘全般のメニューの中で選択する事が可能となっている。
PCからフェローへの魔法にはヘイトが発生しないが、フェローからPCのアクションにはヘイトが発生する。
ただしPCからPCへのそれに比べ、ヘイトは全体的に低くなっている模様。
フェローシップクエスト「伝える言葉」終了後から専用の特殊技「ブレスドレイディアンス」が使用できる。
呼び出し不可なのは、バトルフィールドがあるエリア・かつてレベル制限エリアだったダンジョン・獣人拠点の魔晶石エリア や、ジラート・プロマシアエリアミッション最終リージョン全域(トゥー・リア、ルモリア)、街、飛空艇などである。
なお、アルタナエリアは最初は呼び出し不可である。
ソロムグ原野〔S〕の禁断の口を経由して現代世界に帰還するとイベントが発生し、アルタナエリアの一部でも呼び出しが可能となる。ただし、獣人拠点や北国では呼び出すことはできない。
アトルガンエリアはレベル上げPTとの兼ね合いから長い間呼び出すことはできなかったが、2011年5月10日のバージョンアップから、フィールド(ワジャーム樹林、バフラウ段丘、ゼオルム火山、エジワ蘿洞、カダーバの浮沼)で呼び出せるようになった。
アドゥリンエリアについても、2014年6月17日のバージョンアップから、フィールド及びダンジョン(ララ水道、ヤッセの狩り場、ケイザック古戦場、エヌティエル水林、ヨルシア森林、モリマー台地、マリアミ渓谷、カミール山麓、シィの門、モーの門、シルダス洞窟、ドーの門、ウォーの門、ラ・カザナル宮外郭)で呼び出せるようになった。
また、レベルシンクを含むレベル制限状態では場所によらず呼び出すことはできず、レベル制限状態になった時点でフェローは帰還してしまうので注意。
フェローとの親密度が上がるにつれ制限時間が10分ずつ、撃破数制限がそれぞれ10体ずつ上昇する*1。
フェローポイントによる制限時間の緩和は1段階ごとに10分。こちらは撃破数制限の緩和は行われない。
条件を満たした瞬間に周囲の状況お構いなしに帰る仕様なので、フェローがいないと戦えないような状況であるなら経過時間と撃破数はきっちり管理しておくべきだろう。なお、残り時間が5分を切ったとき及び撃破数が残り1になったときにフェローがその旨を知らせてくれる。
なお、かつてはエリアチェンジするだけでフェローが帰還してしまったが、冒険者からの要望に応える形で、2006年12月19日のバージョンアップで修正され、フェローを呼び出せないエリアへのエリアチェンジ時のみ帰還するようになった。
同時に、冒険者が一旦ログアウトしても、フェローが呼び出された状態でログインできるようになった。チョコボ等と同じ仕様であり、回線落ち等に優しい。
そう言った情報はフェローに話しかけることである程度聴き出すことが可能。
フェローに話しかけると
の順に状態を報告してくれる。
なお、フェローは以下のようなPCには無い独特の特徴を有している。
盾役では常時挑発を使ってくれるわけでもなく、フラッシュの使用もないためタゲ固定は容易ではない。
以前の回復・治癒タイプは
2008年3月11日のバージョンアップ以降は、HP残量に依存したケアルを詠唱するようになり、戦闘では回復>弱体>強化のような優先順位で魔法を詠唱してくれるようになった。
また、非戦闘時ではヘイストを控え、MPを持っている敵にのみサイレスを唱えるなどの挙動の変更も行われ、以前よりは格段に扱いやすくなった。
しかし現在でも
さらには想定外のタイミングで強化魔法を唱えたりもし、運悪くジュースなどを絞っている時に魔法を受け、材料ごとロスト…という状況になったりもする。
このように、相変わらず頭が悪いことには変わりない。このため、FINAL FANTASY XIIの「ガンビット」システムを導入して欲しいと望む声もある。
その後、手軽に誰でも取得できる上にレベル上げの必要がなく、様々な場所と状況に対応できるフェイスの登場により、フェローの存在感はかすむことになる。フェイスとフェローを一緒に呼べば純粋に戦力増になるため、存在意義が失われてしまったわけではないとはいえ、戦闘においてフェローが占める役割はずっと小さくなってしまった。さらに、2015.8.5に実装された星唄の煌めき【四奏】を所持していればフェイスを5体呼べるようになり、フェローを呼ぶとフェイスの枠が1つ潰れるようになったため、さらに存在意義は低下している。*5
英語版の呼称である「adventuring fellow(冒険仲間)」というのも、adventuring(冒険する)という共通の関心や活動によって結びついた「仲間」ということであり、fellowは単に漠然とした「仲間」一般を指すものではない(この点でfriendと意味合いが異なる)。日本語の「仕事仲間」「同業者仲間」などの場合と同様である。
【ランデブーポイント】【フェローポイント】【シグナルパール】【タクティクスパール】
【ハイドラジュポン】【自家製料理】【フェイス】
仕様 編
フェローとはプレイヤーとともに戦ってくれるNPCで一種の召喚のような存在である。ジュノ上層(G-8)にいるルト・ミュリラーからクエスト「其の者の名は」をクリアーすると共に戦えるようになる。
またプレイヤーと同様にレベルを上げたり限界突破クエストをしたり、装備を変更したりとフェイスにはない楽しさがある。
レベル・経験値 編
初期状態のフェローはLv30(レベルキャップは50)。フェローシップクエストをこなしていくことでPC同様レベルキャップがLv5刻みで上昇し、最大Lv99まで育成できる。フェローの現在のレベルに関しては、ランデブーポイントにて確認することができる。
また、PCの平均アイテムレベルに応じて、フェローのレベルも上昇する。ただしPCとフェローのレベルが99である必要がある。
成長に必要な経験値はPCのそれに準ずる。なおフェローが戦闘によって入手する経験値は、PCのメインレベルに影響を受けずフェロー自身のレベルとモンスターのレベル差が基準となる。そのため、フェローの効率のよいレベル上げには、フェローから見て幾分格上の敵を高レベルの自キャラが乱獲するという方法が用いられる。
具体的には、Lv50以下ではフェローのレベル+3、Lv51~55では+4、Lv56~60では+5、Lv60以上では+6の強さの敵を倒すことにより、最大の経験値が得られる。 つまり、Lv50以下では「つよ」、Lv51以上では「とて」にあたる敵を倒すのが最も効率がよいことになる。
なお、チェーンボーナスは適用されない。
フェローよりもPCのレベルが低い状態で呼び出した際、フェローのレベルは呼び出したPCのレベルと同じまでレベルシンクされる。しかし、内部レベルは変わっていないようで、本来のレベルから見て経験値の入る敵でないと経験値は入らない。
フェローとパーティ人数 編
フェローはペットと異なりパーティの人数に制約され、PCとフェローの合計人数は、1パーティあたり6人を超えられない。パーティメンバーの増加によりPC+フェローが7人以上となった場合、呼び出されているフェローは全員強制的に帰還させられる。なお、フェローはペットとは別枠で呼び出され、あやつる、よびだす、召喚魔法、コールワイバーン、アクティベートの使用には一切制約はない。つまり自身とフェローとペットで同時に行動することが可能である。このときはペットとフェローのHPバーが上下に並ぶ。フェイスも同時に利用できるが、フェイスとフェローも併せたパーティメンバー数が6人以下でなければならない。
その他のいくつかの呼び出しNPCとは枠を共有しているようで、獣人帽子のヒーロー召喚、携帯錬成窯、メイジャンの眼鏡などとは同時に使用することはできないという制約がある。
戦闘スタイル 編
フェローにはいくつかの戦闘スタイルが存在する。初期状態では盾タイプであり、ランデブーポイントで会うといった行為を通じてフェローとの信頼関係(以下「親密度」と言う)が若干上がると、「盾」「攻撃」「回復」の3種類から選択できるようになる。さらに、親密度65以上で、かつ「作戦書」を所持した状態でランデブーポイントでフェローと会うと、各作戦書に対応した戦闘スタイルを追加できる。
戦闘タイプの詳細については【作戦書】項を参照のこと。
戦闘 編
ケアルやプロテス、ナ系といった対象がパーティの内外を問わない魔法は他人のフェローにもかけることができるが、イレース・リジェネ・ケアルガなどパーティメンバー対象の魔法やアビリティはマクロを用いた上で自身のフェローにしかかけることはできない。2008年3月11日のバージョンアップによって範囲魔法のターゲットをマスターにした場合、そのフェローにも効果が及ぶよう変更された。
ケアルガやプロテア、呪歌、金剛身やディフュージョン後の青魔法、ディバインワルツなど、範囲内のPTメンバーに効果が及ぶ全ての魔法・アビリティの効果が及ぶ。あくまでマスターとそのフェローであり、他人のフェローには及ばない。
逆にフェローがターゲットの場合はそのマスターにも効果が及ぶ。
例えば、フェローにケアルガを使うとマスターのHPも回復し、フェローが片手棍でムーンライトを使うとマスターのMPも回復する。
また、契約の履行はフェローには効果が及ばず、また被デイズ状態の敵を攻撃してもフェローが恩恵を受けることができないなど、例外も存在する。
PCが抜刀した上で敵に対する近接攻撃が実行されると、フェローも抜刀する仕様となっており、単にからまれたり、抜刀せずに敵に魔法をかけたり遠隔攻撃しただけでは、攻撃を開始してくれない。
フェローもTPを持っており、TPがたまるとPCのTP状態を察知してWSを繰り出す。TP報告の仕方はフェローのタイプにより微妙に異なり、前述の猛攻タイプだと早めに報告してくれる。
撃つWSはそれまでに覚えているWSの中からランダムであり、威力や連携属性などは一切考慮しない。これも猛攻タイプだと同じ系列なら常に上位WSをしてくれる(例:レッドロータスがあるならバーニングブレードは撃たない、など)。連携したければとっさの判断でPCが自分で選ぶしかない。攻撃・猛攻タイプでは連携成立を優先するため、敵が瀕死の状態ならばTPを温存してWSを控える場合がある。
フェローの武器スキルは常に全てA+の青字扱いであり、レベルが上がればスキルも上がる。
そのスキルで撃てる全てのウェポンスキルを使用し、EXWS/SPWS/EVWSも使用することができる。
後述の自家製料理を食べていると、現在のスキルで使用できる一段階上のWSを使用するようになる。
敵が密集状態でもお構いなしに範囲WSを撃ってしまうため、これを好まない場合は武器の選択に制約がかかっていたのだが、2008年3月11日のバージョンアップで範囲WSを使用しないようになった。後に2008年6月10日のバージョンアップにて、範囲WSを撃つか撃たないのかをランデブーポイントでの戦闘全般のメニューの中で選択する事が可能となっている。
PCからフェローへの魔法にはヘイトが発生しないが、フェローからPCのアクションにはヘイトが発生する。
ただしPCからPCへのそれに比べ、ヘイトは全体的に低くなっている模様。
フェローシップクエスト「伝える言葉」終了後から専用の特殊技「ブレスドレイディアンス」が使用できる。
呼び出せるエリア 編
フェローを呼び出せるエリアは、オリジナルエリア、ジラートエリア、プロマシアエリア、アトルガンエリアのフィールド、アルタナエリア、アドゥリンエリアとなっており、多くの場所で呼び出すことが可能であるが、呼び出し不可となっているエリアも一部存在する。呼び出し不可なのは、バトルフィールドがあるエリア・かつてレベル制限エリアだったダンジョン・獣人拠点の魔晶石エリア や、ジラート・プロマシアエリアミッション最終リージョン全域(トゥー・リア、ルモリア)、街、飛空艇などである。
なお、アルタナエリアは最初は呼び出し不可である。
ソロムグ原野〔S〕の禁断の口を経由して現代世界に帰還するとイベントが発生し、アルタナエリアの一部でも呼び出しが可能となる。ただし、獣人拠点や北国では呼び出すことはできない。
アトルガンエリアはレベル上げPTとの兼ね合いから長い間呼び出すことはできなかったが、2011年5月10日のバージョンアップから、フィールド(ワジャーム樹林、バフラウ段丘、ゼオルム火山、エジワ蘿洞、カダーバの浮沼)で呼び出せるようになった。
アドゥリンエリアについても、2014年6月17日のバージョンアップから、フィールド及びダンジョン(ララ水道、ヤッセの狩り場、ケイザック古戦場、エヌティエル水林、ヨルシア森林、モリマー台地、マリアミ渓谷、カミール山麓、シィの門、モーの門、シルダス洞窟、ドーの門、ウォーの門、ラ・カザナル宮外郭)で呼び出せるようになった。
また、レベルシンクを含むレベル制限状態では場所によらず呼び出すことはできず、レベル制限状態になった時点でフェローは帰還してしまうので注意。
装備 編
詳細は【フェロー装備】項を参照のこと。帰還 編
次のいずれかの条件を満たすとフェローは帰還する。- フェローに話し掛けて「解散する」を選択する。
- 呼び出している人が戦闘不能となる。
- フェロー自身が戦闘不能になる。
- 90分~270分(親密度およびフェローポイントによる拡張で変動)経過する。
- モンスターを50匹~200匹撃破する。
- フェローを呼び出せないエリアへのエリアチェンジ。
- フェローを含むPT内の人数が7人以上になる。
- 呼び出している状態でレベルシンクまたはレベル制限を受ける。
フェローとの親密度が上がるにつれ制限時間が10分ずつ、撃破数制限がそれぞれ10体ずつ上昇する*1。
フェローポイントによる制限時間の緩和は1段階ごとに10分。こちらは撃破数制限の緩和は行われない。
条件を満たした瞬間に周囲の状況お構いなしに帰る仕様なので、フェローがいないと戦えないような状況であるなら経過時間と撃破数はきっちり管理しておくべきだろう。なお、残り時間が5分を切ったとき及び撃破数が残り1になったときにフェローがその旨を知らせてくれる。
なお、かつてはエリアチェンジするだけでフェローが帰還してしまったが、冒険者からの要望に応える形で、2006年12月19日のバージョンアップで修正され、フェローを呼び出せないエリアへのエリアチェンジ時のみ帰還するようになった。
同時に、冒険者が一旦ログアウトしても、フェローが呼び出された状態でログインできるようになった。チョコボ等と同じ仕様であり、回線落ち等に優しい。
フェローの食事 編
- クエスト『心のシグナル』、『「虚ろなる闇」の調査』で貰える自家製料理をフェローがいる状態で使うとフェローにも効果がある上、単身で使った場合の他にいくつかのボーナスが付加される。(詳しくは【自家製料理】参照)
- 一部の鍋類、ケーキ類に存在する範囲内のPTメンバーに効果を及ぼす食事はフェローにも効果がある。
その他 編
フェローのHPはHPバーが表示されているため確認が容易だが、それ以外の状態は表示されないため確認が困難となる。そう言った情報はフェローに話しかけることである程度聴き出すことが可能。
フェローに話しかけると
MP残量 → HP残量 → 次のLvに必要な経験値 → 雑談 → 今まで倒した敵の数 → (最初に戻る)
※フェローがレベルキャップすると経験値の報告をしなくなる。
※MPを持たない戦闘スタイルではMP残量の報告はしない。
の順に状態を報告してくれる。
なお、フェローは以下のようなPCには無い独特の特徴を有している。
- 戦闘タイプによる装備武器の制限はない。
- 戦闘不能による経験値ロスト無し。
その代わりレイズは不可。戦闘不能になると一定時間経過後、消滅してしまう。
- 敵から絡まれることはない。
単なる感知からヒーリング、魔法詠唱まで全て感知外。
- エリアチェンジやログアウトなどで再呼び出しされた際、フェローに掛かっている強化・弱体効果はリセットされる。
- 魔法詠唱中に戦闘が終了すると、詠唱のエフェクトは消えないが詠唱はキャンセルされる。
PCに対する強化魔法や回復魔法もこれに含まれる。
逆に魔法詠唱中にオートアタックを開始して戦闘状態に移行した場合は詠唱はキャンセルされない。
- フェローが魔法を詠唱している最中に呼び出した冒険者がヒーリングを行うとフェローもヒーリング状態に入るが、フェローが詠唱した魔法のキャスト時間内にヒーリングを解除すると、一旦ヒーリング体勢に移ったにも関わらず、(フェローの)魔法は発動される。
- フェローにインビジをかけた場合、戦闘状態になってもインビジが解除されない事がある(他人から見ても起きる)
- フェローの経験値取得はPCのそれより遅れて処理されるため、時間切れで消えた後、フェローがいない場所でエフェクトが出て「レベルがあがった!」とログ表示されるケースが発生する。
- PCがヒーリングや/sit、/bow(お辞儀)を行うと、フェローも同じ行動をとる*2。
- カンパニエ等の仲間NPCと同様、強化魔法スキル、回復魔法スキルの上昇判定がある。スキル上げに利用することも可能*3。
フェローの問題点 編
場合によっては優秀な回復役、盾役、アタッカーと立ち振舞ってくれるフェローであるが、当然のことながら万能ではない。盾役では常時挑発を使ってくれるわけでもなく、フラッシュの使用もないためタゲ固定は容易ではない。
以前の回復・治癒タイプは
- 状態異常そっちのけでシェルを詠唱したり、魔法を使わない敵にサイレスを何度も掛けたり、Ice Elemental相手にパライズを詠唱したりする。
- MPが足りているときは唱えられる最大ランクのケアルしか詠唱しないため、恐ろしい勢いでMPが枯渇する。
- フェロー自身への回復は本当に瀕死のときにしか行わないため、HPが減っているときに範囲技でぽっくり逝ってしまうこともある
このように非常に頭が痛くなる思考ルーチンを有しており、あまりのAIの思考能力のへっぽこぶりに、「クリフト*4」と皮肉を込めて呼ぶ者もいた。
2008年3月11日のバージョンアップ以降は、HP残量に依存したケアルを詠唱するようになり、戦闘では回復>弱体>強化のような優先順位で魔法を詠唱してくれるようになった。
また、非戦闘時ではヘイストを控え、MPを持っている敵にのみサイレスを唱えるなどの挙動の変更も行われ、以前よりは格段に扱いやすくなった。
しかし現在でも
- 戦闘時に優先度で弱体が最上位にある場合は、レジストされてもMPが枯渇するまで弱体魔法を詠唱し続ける
- PCが石化していても、HPが減っているとケアルを唱える
- MPを持っているが魔法を使用しないカニやカブトにも、サイレスを使用する
さらには想定外のタイミングで強化魔法を唱えたりもし、運悪くジュースなどを絞っている時に魔法を受け、材料ごとロスト…という状況になったりもする。
このように、相変わらず頭が悪いことには変わりない。このため、FINAL FANTASY XIIの「ガンビット」システムを導入して欲しいと望む声もある。
その後、手軽に誰でも取得できる上にレベル上げの必要がなく、様々な場所と状況に対応できるフェイスの登場により、フェローの存在感はかすむことになる。フェイスとフェローを一緒に呼べば純粋に戦力増になるため、存在意義が失われてしまったわけではないとはいえ、戦闘においてフェローが占める役割はずっと小さくなってしまった。さらに、2015.8.5に実装された星唄の煌めき【四奏】を所持していればフェイスを5体呼べるようになり、フェローを呼ぶとフェイスの枠が1つ潰れるようになったため、さらに存在意義は低下している。*5
変遷 編
- 2014年5月15日のバージョンアップ
フェローを呼び出していてもプレイヤーの取得経験値量が減少しなくなった。
それまでのフェローを呼び出し中に入るPCの経験値(算出式)は次の通りだった。
「int(基本値×パーティボーナス÷人数)×パーティ内レベル補正×0.7」
- 2016年8月3日のバージョンアップ
VITに対応して上昇する防御力の値が引き上げられた。
名称について 編
fellowという言葉は、「仲間の」「一緒に戦ってくれる」といった意味の形容詞として使われている。いわゆる親交関係を示す言葉であるフレンド(friend/友達)などとは、若干異なる意味合いがある。海外プレイヤーはしばしば「fellow」を飛ばして「my (your) NPC」や「Adventuring Fellow」(日本語版の「フェロー」に対応する英語版の呼称)という言い方を使う。英語版の呼称である「adventuring fellow(冒険仲間)」というのも、adventuring(冒険する)という共通の関心や活動によって結びついた「仲間」ということであり、fellowは単に漠然とした「仲間」一般を指すものではない(この点でfriendと意味合いが異なる)。日本語の「仕事仲間」「同業者仲間」などの場合と同様である。
外部リンク 編
関連項目 編
【Luto Mewrilah】【フェローシップクエスト】【フェロー装備】【親密度】【ランデブーポイント】【フェローポイント】【シグナルパール】【タクティクスパール】
【ハイドラジュポン】【自家製料理】【フェイス】
- *1
- 制限時間は、実装直後から数回のバージョンアップの間に仕様が色々と変化した。一時期は親密度が上がるクエストを行うと制限時間と倒せる敵の数がリセットされる不具合もあった。
- *2
- フェローに向かって/bowをしているのに、何故かフェローが自分と同じ方向を向いて(つまりその場で180度回転して)/bowを行ったり、ターゲットしている相手のほうを向いてお辞儀をしたりする。また、/heal on→/heal off→フェローが魔法詠唱を開始→/heal onとすると、フェローが立ったままヒーリング状態に入る事がある。
- *3
- PTメンバー対象の魔法もかけられるため、青魔法スキル、歌唱スキル、弦楽器スキル、管楽器スキルのスキル上げにも利用できる。
- *4
- ドラゴンクエスト4に登場するキャラ。放っておくとボス相手に即死魔法(=ボスには効果がない魔法)「ザラキ」をMPが空になるまで唱えまくる挙動で有名。
- *5
- フェイスは特定のコンテンツを除き、PCに対するモブの敵対心が発生した状況では呼び出せないが、フェローは呼び出せるので、この点はフェイスよりも優れているといえる。