リジェネ(りじぇね/Regen)
白魔法「リジェネ」 編
標的のパーティメンバーのHPを徐々に回復する。
標的をステータス変化「リジェネ」にする。
リジェネ・リジェネII・リジェネIII・リジェネIV・リジェネVを総称してリジェネと呼ぶこともある。
他に、アイテムやジョブ特性で徐々にHPを回復する効果のあるもの、またはその効果のことを指すこともある。
共通性能:光属性
名称 | MP | 習得可能レベル | 詠唱 | 再詠唱 | 効果時間 | HP回復量 | 総回復量 | |||
白 | 赤 | 学 | 剣 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リジェネ | 15 | 21 | 21 | 18 | 23 | 1.5秒 | 12秒 | 75秒 | 5HP/3秒 | 125HP |
リジェネII | 36 | 44 | 76 | 37 | 48 | 1.75秒 | 16秒 | 60秒 | 12HP/3秒 | 240HP |
リジェネIII | 64 | 66 | - | 59 | 70 | 2秒 | 20秒 | 60秒 | 20HP/3秒 | 400HP |
リジェネIV | 82 | 86 | - | 79 | 99 | 2.25秒 | 24秒 | 60秒 | 30HP/3秒 | 600HP |
リジェネV | 100 | - | - | 99 | - | 2.5秒 | 28秒 | 60秒 | 40HP/3秒 | 800HP |
女神降臨の章による範囲化など、白のグリモア下の戦術魔道書有効。
毒などのスリップダメージをリジェネによって相殺して見かけ上HPが減っていなくても、ヒーリングすることは出来ない。ストンスキンなどでダメージ自体が0の場合は可能。
リジェネ強化手段 編
リジェネ回復量+ | 効果 | ジョブ | |
メリットポイント グループ1 | リジェネ効果 | +1×5段階 | 白 |
---|---|---|---|
ギフト(550JP) | リジェネ回復量アップ | +5 | 白 |
ジョブアビリティ | 白のグリモア | +24 | 学 |
連環計 | +36 | ||
リジェネ効果時間+ | 効果 | ジョブ | |
ジョブポイント | リジェネ効果時間延長 | +3秒×20段階 | 白 |
白のグリモア効果アップ | +3秒×20段階 | 学 | |
ジョブアビリティ | 白のグリモア | +48秒 | 学 |
連環計 | +72秒 |
リジェネ回復量は固定値で装備・エンボルドによる割合計算の後に加算される。
Lvによって変動する白のグリモアの効果は最大値を記載。
白のグリモアによる強化はメイン学者のみ有効、連環計とは重複しない。
リジェネ強化装備 編
リジェネ回復量割合アップ装備分類 | 名称 | 回復量+% | Lv IL | ジョブ |
片手棍 | ボレラブンガ | +10% | 119 | 白黒赤召青学風 |
---|---|---|---|---|
頭 | SVボネット+2 | +10%? | 85 | 学 |
MKティアラ+1 | +8%? | 99 | 白吟召 | |
アバテルボネット | +10% | 109 | 学 | |
インヤガティアラ | +8% | 119 | 白吟召 | |
インヤガティアラ+1 | +12% | |||
インヤガティアラ+2 | +14% | |||
ABボネット+1 | +15% | 119 | 学 | |
ABボネット+2 | +20% | |||
ABボネット+3 | +25% | |||
胴 | クレリクブリオー | +12%? | 74 | 白 |
CRブリオー+1 | 75 | |||
CRブリオー+2 | +20%? | 90 | ||
パエティブリオー | +28% | 109 | ||
PIブリオー+1 | +36% | 119 | ||
PIブリオー+2 | +44% | |||
PIブリオー+3 | +52% | |||
首 | サクロゴルゲット | +10% | 99 | ナ剣 |
腰 | スローダベルト | +20% | 99 | ナ剣 |
割合計算は端数切り上げ。エンボルドも別枠乗算。
リジェネ回復量固定値アップ装備
※はオーグメントにより付与されたもの。数値は最大値。
分類 | 名称 | 回復量+ | Lv IL Su | ジョブ |
両手棍 | アギュトスタッフ | Type:C※+15 | Su4 | 学 |
---|---|---|---|---|
ペダゴギスタッフ | Type:C※+20 | |||
ムサ | Type:C※+25 | Su5 | ||
両足 | ブンジサボ | ※+9 | 119 | 白赤吟召 |
背 | ブックワームケープ | ※+10 | 99 | 学 |
分類 | 名称 | 被回復量+ | Lv IL Su | ジョブ |
両手剣 | フサルククレイモア | Type:C※+15 | Su4 | 剣 |
ペオードクレイモア | Type:C※+20 | |||
モルゲライ | Type:C※+25 | Su5 | ||
耳 | エリラズピアス | +10 | 99 | 剣 |
エリラズピアス+1 | +11 | |||
エリラズピアス+2 | +12 |
固定値はエンボルドを含む割合計算の後に加算される。
リジェネ効果時間延長装備
分類 | 名称 | +秒 | Lv IL | ジョブ |
両手棍 | コイウス | +12 | 119 | 学 |
---|---|---|---|---|
頭 | ルーニストバンド | +20 | 109 | 剣 |
RNバンド+1 | +21 | 119 | ||
RNバンド+2 | +24 | |||
RNバンド+3 | +27 | |||
胴 | テルキネシャジュブ | +12 | 119 | 白黒赤吟召青学風 |
両手 | ORミトン+1 | +9 | 87 | 白 |
ORミトン+2 | +18 | |||
エーベルミトン | +20 | 109 | 白 | |
EBミトン+1 | +22 | 119 | ||
EBミトン+2 | +24 | |||
EBミトン+3 | +26 | |||
両脚 | セオフニパンタロン | +15 | 109 | 白 |
TEパンタロン+1 | +18 | 119 | ||
TEパンタロン+2 | +21 | |||
TEパンタロン+3 | +24 | |||
背 | ルッフケープ | +15 | 99 | 学 |
腰 | スローダベルト | +15 | 99 | ナ剣 |
この他強化魔法の効果時間延長の装備やアビリティは、固定値を加算した後に乗算される。
入手手段 編
リジェネは各地のBoggartがドロップする。リジェネIIはTen of cupsなど一部の白魔道士タイプのモンスターがドロップする。
リジェネIIIは高レベルの白魔道士タイプの獣人からのドロップや獣人50BFNMの戦利品としても入手可能。
リジェネIVはアビセアの覇者エリアや上位ミッションBF等で入手可能。
実装直後は競売窓口から目と鼻の先で販売されている事があまり認知されておらず、店頭価格の数割増しで落札される悲喜劇がよく見られた。
リジェネVはヴォイドウォッチ第三章の戦利品。
III~VはRare属性付。
エリア | 店舗名・座標 | NPC名 | 備考 | 標準価格(購入/売却) |
リジェネ | ||||
---|---|---|---|---|
マウラ | 雑貨屋・G-9 | Tya Padolih | 常時入荷 | 4,320G/480G |
リジェネII | ||||
マウラ | 雑貨屋・G-9 | Tya Padolih | 常時入荷 | 7,830G/870G |
リジェネIII | ||||
無し/1,100G | ||||
リジェネIV | ||||
ジュノ港 | 免税店・H-8 | Gekko | 常時入荷 | 50,400G/2,400G |
リジェネV | ||||
無し/7,700G |
リジェネ装備 編
装備しているだけでリジェネ効果が得られる装備群。それぞれの回復量は魔法のリジェネには及ばないが、魔法リジェネと重複して効果が得られる。装備一覧は【リジェネ装備】項を参照のこと。ステータス変化「リジェネ」 編
徐々にHPが回復。
徐々にHPが回復していく状態。リジェネ系の白魔法でこの状態になる他、他の手段でもリジェネと呼ばれる状態になることがある。
モンクのメリポ特性である練気や青魔法「リジェネレーション」、ナイズル島アサルト内でのステータス変化、フィールド・オブ・ヴァラーの戦闘支援「白魔法概説:リジェネ」や装備品のエンチャントによってもリジェネ効果を得られる。
風水魔法「インデリジェネ」「ジオリジェネ」のコルア内、およびフェイス「サクラ」のそばでもリジェネ効果を得られるが、このリジェネは以下の説明文となる。
風水魔法の効果により、徐々にHPが回復している状態。
基本的に複数のリジェネが重複することはない(後述)が、風水魔法とサクラのリジェネは別枠となる。
なお、装備品のプロパティとしてのリジェネについては「リジェネ装備」の項で詳解する。
上書き関係 編
高位および同レベルの白魔法リジェネは、低位の白魔法リジェネを上書きし、上位効果中に下位をかけた場合は効果なしとなる。また、吟遊詩人のピーアン、召喚士の神獣の加護(カーバンクル)、コルセアのダンサーロール、風水魔法のリジェネとは、それぞれ互いに上書きはされないので共存が可能。
ディスペルや魔法のフィナーレなどはリジェネの効果を消し去る。
オレ類はリジェネの効果を持つが、その多くが1カウントあたりの回復量でリジェネ(I)以下となるせいか、基本的にリジェネ(I)に上書きされる*1。
ペルシコス・オレなど合計回復量ではリジェネを大幅に上回るものですら打ち消してしまうので注意されたい。
同様に、練気(10HP/3sec 初期24秒×メリポ5段階 最大400HP回復) も上書きする。
Lv75のモンクがチャクラを発動したら、(メリポを振っていれば)特性である練気も自動的に発動される。
リジェネ1の前に、3秒待ってHP増加ナシを確認しよう。
フィールド・オブ・ヴァラーでField Manualから得られる戦闘支援「白魔法概説:リジェネ」はリジェネより上位扱いの為、リジェネを使用をしても無効である。魔法のほうが5HP/3secと効果が高いので、支援効果をあえて付けない選択も。
その他のリジェネ 編
魔法やステータス変化以外にも、徐々にHPが回復する現象が見られることがあり、こういったものにも全般的に「リジェネ」という言葉が用いられる。詳細は各項目を参照。- チョコボ育成
チョコボの特殊アビリティに「オートリジェネ」というものがある。こちらはHPが時間経過で回復するわけではなく、育成計画のHP減少に大幅な低減ボーナスが入るというもので、一般的なリジェネとは仕組みが異なっている。
リジェネの運用と戦術 編
優秀な単位MPあたりのHP回復量 編
ケアル装備の少ない低レベルから中レベルにおいては、ケアルよりもリジェネの方がMP効率が良い。リジェネをうまく使うことで、消費するMPを抑えることができる。また、ヘイト量もケアルより少なくてすむ。一方でケアル回復量アップ装備が充実する高レベル白魔道士はこの限りではなく、ハートオブソラスやトランキルハート等の影響により、ケアルの方が確実な回復手段となる(とはいえ、かけておくに越した事はない)。
高レベルの赤魔道士は強化魔法効果時間アップ装備との併用で、さらなるMP効率が望める。
リジェネIIまでしか使用できないため被ダメージが大きい戦闘ではあまり効果的ではないが、弱い相手にじわじわ削られるような場面では細かい被ダメージに煩わされなくなる。
学者はリジェネのスペシャリストであり、白のグリモアで強化されたリジェネVは少々の被ダメージならすぐに回復できるためソロ・パーティ問わず有効な場面が多い。
更に女神降臨の章によってパーティ全体にまとめてかける事ができ、令狸執鼠の章によって短い効果時間を補う事も可能。
魔導剣士はケアルが使えないため、ビベイシャスと並んで貴重な回復手段となる。
一撃のダメージの大きい相手には保険程度編
一撃系の特殊技を持つモンスターを相手にする場合、一撃死を回避するために、常にHPを全快させておくことが望ましい。このような局面ではリジェネのみを前提とした回復プランではリスクがつきまとう。特殊技後の通常攻撃などでやられる場合も多いので、ケアルとの併用が望ましい。移動狩りでこそ真価を発揮するリジェネ 編
ケアルと違い瞬発的な回復性能は持たないが、時間経過により回復する特性からMMMのような移動狩りでは事前に掛けておく事により移動の間にHPの回復を見込め、結果ケアルを無駄に使ってのMPの枯渇を未然に防ぐ事が可能となる。PT内での相互理解が必要 編
上記の通り、回復役はMPと時間を有効利用したいため、釣りに行く前に傷ついた釣り役にリジェネをかけたいと思っている。一方で釣り役はチェーンをつなげるため・ライバルに釣り勝つために、少しでも早く釣りに行きたいと思っている。リジェネをかけようと詠唱したところ、範囲外に去られて歯がゆい思いをすることもあろう。
また逆にアンデッドの巣窟で、呑気にリジェネのみの回復では生命感知等の別のリスクも発生する。MP効率を意識するあまりリジェネしか使わず、他メンバーが結局ケアルを唱えると、PT全体のMP効率はむしろ下がっていたりもする。
狩場の枯れ具合やチェーン数、MPの使用状況を勘案し、状況に応じた行動の選択が望ましい。また後述の戦術の様に、多少の無駄を承知で撃破直前に余裕を持ってリジェネを入れておくのも手ではある。バージョンアップでリジェネの詠唱時間が短くなったので、この状況は昔に比べ減少しただろう。
PCスキルが問われる魔法 編
MP効率、発生するヘイト量、ケアルとの共存など、非常に優秀な魔法といえる。ただし、前述の通り即効性もなく、無駄になるシーンも多々ある。素晴らしい魔法ではあるが、PCのスキルが問われる魔法といえる。リジェネの歴史 編
リジェネ(I)は2003.2.5の実装当初は赤魔道士のみが使用可能であったが、白魔道士への梃子入れ策の一環として、2003.7.17で白魔道士も使用可能になり、同時に上位魔法のリジェネII、IIIが白魔道士のみに解放されている。さらにアルタナの神兵で追加された学者も、上限Lvが90になった際にリジェネIIIまで行使できるようになり、赤魔道士もリジェネIIまで使用できるようになった。
本来の専用職であった赤魔道士にとっては、レベルが上がるにつれて有益性が小さくなり、終いには存在が忘れられてしまうような非業の魔法であったが、コンポージャーの実装によって状況が改善、コンポージャー効果中の自身の総回復量がリジェネIIIやケアルIVに肉薄(回復量375)、IIに至っては印ケアルIV並(回復量720)になり、コンバート後の回復など様々な場面で使える魔法になった。
リジェネIII・IVは時期によっては女神降臨の章で範囲化できなかったことがあったが、それぞれメイン学者に解放されたタイミングで範囲化が可能にされている。
かつてはリジェネを含む「徐々にHPが回復する効果」でもステータス異常「睡眠」が回復していたが、2003年4月15日のバージョンアップにて修正されてそのような効果はなくなっている。それまではオートリジェネでも回復してしまっていたので、事実上白魔道士や白獣人には睡眠の効果が無かった。
2011年12月15日のバージョンアップで以下の修正が入った。
- 学者のリジェネIII習得Lv83→59に引き下げられた。
- 学者にLv79でリジェネIVが追加された。
- 学者に専用魔法としてLv99でリジェネVが追加された。
- メインジョブ学者の「白のグリモア」にリジェネの効果値/効果時間のボーナスが付与された。
- 「連環計」にリジェネと計略系魔法の効果値/効果時間のボーナスが付与された。
- リジェネIVまでの詠唱時間が短縮された。
調整による変化は以下の通り。
魔法 | 調整前 | 調整後 |
リジェネ | 4秒 | 1.5秒 |
リジェネII | 4.5秒 | 1.75秒 |
リジェネIII | 5秒 | 2秒 |
リジェネIV | 6秒 | 2.25秒 |
学者絡みの調整が多いが、これは公式フォーラムにおいて開発チームが述べた「リジェネ系の魔法については、学者がその性能をもっとも引き出せるようにすることを検討しています。」(→元発言)という調整意図によるものである。
関連項目 編
【戦士達のピーアン】【オレ】【オートリジェネ】【リフレシュ】【リジェネ装備】【アクション釣り】- *1
- リジェネ(I)を上回るドラゴン・オレ(6HP/3秒)の上書き関係については不明。要確認。
- *2
- →スレッド: 釣りの大幅な調整について(公式フォーラム)内において、獲物のHP回復に「リジェネ」という言葉が用いられている。