リジェネ

記事名読み
りじぇね/Regen
  1. 強化魔法に属する白魔法の一系統。いずれも光属性
  2. 良性のステータス変化の1つ。
  3. 徐々にHP回復する現象全般。その逆は「スリップ」と呼ばれる。
標的のパーティメンバーHPを徐々に回復する。

標的をステータス変化リジェネ」にする。
リジェネリジェネII・リジェネIII・リジェネIV・リジェネVを総称してリジェネと呼ぶこともある。

他に、アイテムジョブ特性徐々にHP回復する効果のあるもの、またはその効果のことを指すこともある。

共通性能:光属性
名称MP習得可能レベル詠唱再詠唱効果時間HP回復回復
リジェネ15212118231.5秒12秒75秒5HP/3秒125HP
リジェネII36447637481.75秒16秒60秒12HP/3秒240HP
リジェネIII6466-59702秒20秒60秒20HP/3秒400HP
リジェネIV8286-79992.25秒24秒60秒30HP/3秒600HP
リジェネV100--99-2.5秒28秒60秒40HP/3秒800HP

女神降臨の章による範囲化など、白のグリモア下の戦術魔道書有効。


などのスリップダメージリジェネによって相殺して見かけ上HPが減っていなくても、ヒーリングすることは出来ない。ストンスキンなどでダメージ自体が0の場合は可能。
リジェネ回復量+効果ジョブ
メリットポイント
グループ1
リジェネ効果+1×5段階
ギフト(550JP)リジェネ回復量アップ+5
ジョブアビリティ白のグリモア+24
連環計+36
リジェネ効果時間+効果ジョブ
ジョブポイントリジェネ効果時間延長+3秒×20段階
白のグリモア効果アップ+3秒×20段階
ジョブアビリティ白のグリモア+48秒
連環計+72秒

リジェネ回復量は固定値で装備エンボルドによる割合計算の後に加算される。
Lvによって変動する白のグリモアの効果は最大値を記載。
白のグリモアによる強化メイン学者のみ有効、連環計とは重複しない。

リジェネ回復量割合アップ装備
分類名称回復量+%Lv
IL
ジョブ
片手棍ボレラブンガ+10%119
SVボネット+2+10%?85
MKティアラ+1+8%?99
アバテルボネット+10%109
インヤガティアラ+8%119
インヤガティアラ+1+12%
インヤガティアラ+2+14%
ABボネット+1+15%119
ABボネット+2+20%
ABボネット+3+25%
クレリクブリオー+12%?74
CRブリオー+175
CRブリオー+2+20%?90
パエティブリオー+28%109
PIブリオー+1+36%119
PIブリオー+2+44%
PIブリオー+3+52%
サクロゴルゲット+10%99
スローダベルト+20%99

割合計算は端数切り上げエンボルドも別枠乗算。


リジェネ回復量固定値アップ装備
オーグメントにより付与されたもの。数値は最大値。
分類名称回復量+Lv
IL
Su
ジョブ
両手棍アギュトスタッフType:C+15Su4
ペダゴギスタッフType:C+20
ムサType:C+25Su5
両足ブンジサボ+9119
ブックワームケープ+1099
分類名称回復量+Lv
IL
Su
ジョブ
両手剣フサルククレイモアType:C+15Su4
ペオードクレイモアType:C+20
モルゲライType:C+25Su5
エリラズピアス+1099
エリラズピアス+1+11
エリラズピアス+2+12

固定値はエンボルドを含む割合計算の後に加算される。


リジェネ効果時間延長装備
分類名称+秒Lv
IL
ジョブ
両手棍コイウス+12119
ルーニストバンド+20109
RNバンド+1+21119
RNバンド+2+24
RNバンド+3+27
テルキネシャジュブ+12119
両手ORミトン+1+987
ORミトン+2+18
エーベルミトン+20109
EBミトン+1+22119
EBミトン+2+24
EBミトン+3+26
両脚セオフニパンタロン+15109
TEパンタロン+1+18119
TEパンタロン+2+21
TEパンタロン+3+24
ルッフケープ+1599
スローダベルト+1599

この他強化魔法の効果時間延長の装備アビリティは、固定値を加算した後に乗算される。

入手手段
リジェネは各地のBoggartがドロップする。

リジェネIIはTen of cupsなど一部の白魔道士タイプのモンスタードロップする。

リジェネIIIは高レベルの白魔道士タイプの獣人からのドロップ獣人50BFNM戦利品としても入手可能。

リジェネIVはアビセアの覇者エリア上位ミッションBF等で入手可能。
実装直後は競売窓口から目と鼻の先で販売されている事があまり認知されておらず、店頭価格の数割増しで落札される悲喜劇がよく見られた。

リジェネVはヴォイドウォッチ第三章の戦利品

III~VはRare属性付。

エリア店舗名・座標NPC備考標準価格(購入/売却)
リジェネ
マウラ雑貨屋・G-9Tya Padolih常時入荷4,320G/480G
リジェネII
マウラ雑貨屋・G-9Tya Padolih常時入荷7,830G/870G
リジェネIII
無し/1,100G
リジェネIV
ジュノ港免税店・H-8Gekko常時入荷50,400G/2,400G
リジェネV
無し/7,700G
装備しているだけでリジェネ効果が得られる装備群。それぞれの回復量は魔法リジェネには及ばないが、魔法リジェネと重複して効果が得られる。装備一覧は【リジェネ装備】項を参照のこと。

徐々にHP回復

徐々にHP回復していく状態。リジェネ系の白魔法でこの状態になる他、他の手段でもリジェネと呼ばれる状態になることがある。

モンクメリポ特性である練気青魔法リジェネレーション」、ナイズル島アサルト内でのステータス変化フィールド・オブ・ヴァラー戦闘支援白魔法概説:リジェネ」や装備品エンチャントによってもリジェネ効果を得られる。

風水魔法インデリジェネ」「ジオリジェネ」のコルア内、およびフェイスサクラ」のそばでもリジェネ効果を得られるが、このリジェネは以下の説明文となる。
風水魔法の効果により、徐々にHP回復している状態。

基本的に複数のリジェネが重複することはない(後述)が、風水魔法サクラリジェネは別枠となる。

なお、装備品プロパティとしてのリジェネについては「リジェネ装備」の項で詳解する。
上書き関係
高位および同レベルの白魔法リジェネは、低位の白魔法リジェネ上書きし、上位効果中に下位をかけた場合は効果なしとなる。 
また、吟遊詩人ピーアン召喚士神獣の加護カーバンクル)、コルセアダンサーロール風水魔法リジェネとは、それぞれ互いに上書きはされないので共存が可能。
ディスペル魔法のフィナーレなどはリジェネの効果を消し去る。

オレ類はリジェネの効果を持つが、その多くが1カウントあたりの回復量でリジェネ(I)以下となるせいか、基本的にリジェネ(I)に上書きされる
注釈1
リジェネ(I)を上回るドラゴン・オレ(6HP/3秒)の上書き関係については不明。要確認。

ペルシコス・オレなど合計回復量ではリジェネを大幅に上回るものですら打ち消してしまうので注意されたい。

同様に、練気(10HP/3sec 初期24秒×メリポ5段階 最大400HP回復) も上書きする。
Lv75のモンクチャクラを発動したら、(メリポを振っていれば)特性である練気も自動的に発動される。
リジェネ1の前に、3秒待ってHP増加ナシを確認しよう。

フィールド・オブ・ヴァラーField Manualから得られる戦闘支援白魔法概説:リジェネ」はリジェネより上位扱いの為、リジェネを使用をしても無効である。魔法のほうが5HP/3secと効果が高いので、支援効果をあえて付けない選択も。
その他のリジェネ
魔法ステータス変化以外にも、徐々にHP回復する現象が見られることがあり、こういったものにも全般的に「リジェネ」という言葉が用いられる。詳細は各項目を参照。




リジェネの運用と戦術
優秀な単位MPあたりのHP回復
ケアル装備の少ない低レベルから中レベルにおいては、ケアルよりもリジェネの方がMP効率が良い。リジェネをうまく使うことで、消費するMPを抑えることができる。また、ヘイト量もケアルより少なくてすむ。

一方でケアル回復量アップ装備が充実する高レベル白魔道士はこの限りではなく、ハートオブソラストランキルハート等の影響により、ケアルの方が確実な回復手段となる(とはいえ、かけておくに越した事はない)。

高レベルの赤魔道士強化魔法効果時間アップ装備との併用で、さらなるMP効率が望める。
リジェネIIまでしか使用できないため被ダメージが大きい戦闘ではあまり効果的ではないが、弱い相手にじわじわ削られるような場面では細かい被ダメージに煩わされなくなる。

学者リジェネのスペシャリストであり、白のグリモア強化されたリジェネVは少々の被ダメージならすぐに回復できるためソロパーティ問わず有効な場面が多い。
更に女神降臨の章によってパーティ全体にまとめてかける事ができ、令狸執鼠の章によって短い効果時間を補う事も可能。

魔導剣士ケアルが使えないため、ビベイシャスと並んで貴重な回復手段となる。
一撃のダメージの大きい相手には保険程度
一撃系特殊技を持つモンスターを相手にする場合、一撃死回避するために、常にHPを全快させておくことが望ましい。このような局面ではリジェネのみを前提とした回復プランではリスクがつきまとう。特殊技後の通常攻撃などでやられる場合も多いので、ケアルとの併用が望ましい。
移動狩りでこそ真価を発揮するリジェネ
ケアルと違い瞬発的な回復性能は持たないが、時間経過により回復する特性からMMMのような移動狩りでは事前に掛けておく事により移動の間にHP回復を見込め、結果ケアルを無駄に使ってのMPの枯渇を未然に防ぐ事が可能となる。
PT内での相互理解が必要
上記の通り、回復役MPと時間を有効利用したいため、釣りに行く前に傷ついた釣り役リジェネをかけたいと思っている。

一方で釣り役チェーンをつなげるため・ライバル釣り勝つために、少しでも早く釣りに行きたいと思っている。リジェネをかけようと詠唱したところ、範囲外に去られて歯がゆい思いをすることもあろう。

また逆にアンデッドの巣窟で、呑気にリジェネのみの回復では生命感知等の別のリスクも発生する。MP効率を意識するあまりリジェネしか使わず、他メンバーが結局ケアルを唱えると、PT全体のMP効率はむしろ下がっていたりもする。

狩場の枯れ具合やチェーン数、MPの使用状況を勘案し、状況に応じた行動の選択が望ましい。また後述の戦術の様に、多少の無駄を承知で撃破直前に余裕を持ってリジェネを入れておくのも手ではある。バージョンアップリジェネ詠唱時間が短くなったので、この状況は昔に比べ減少しただろう。

PCスキルが問われる魔法
MP効率、発生するヘイト量、ケアルとの共存など、非常に優秀な魔法といえる。ただし、前述の通り即効性もなく、無駄になるシーンも多々ある。素晴らしい魔法ではあるが、PCスキルが問われる魔法といえる。

リジェネの歴史
リジェネ(I)は2003.2.5実装当初は赤魔道士のみが使用可能であったが、白魔道士への梃子入れ策の一環として、2003.7.17白魔道士も使用可能になり、同時に上位魔法リジェネII、IIIが白魔道士のみに解放されている。
さらにアルタナの神兵で追加された学者も、上限Lvが90になった際にリジェネIIIまで行使できるようになり、赤魔道士リジェネIIまで使用できるようになった。
本来の専用職であった赤魔道士にとっては、レベルが上がるにつれて有益性が小さくなり、終いには存在が忘れられてしまうような非業の魔法であったが、コンポージャー実装によって状況が改善、コンポージャー効果中の自身の総回復量がリジェネIIIやケアルIVに肉薄(回復量375)、IIに至っては印ケアルIV並(回復量720)になり、コンバート後の回復など様々な場面で使える魔法になった。
リジェネIII・IVは時期によっては女神降臨の章で範囲化できなかったことがあったが、それぞれメイン学者に解放されたタイミングで範囲化が可能にされている。

かつてはリジェネを含む「徐々にHP回復する効果」でもステータス異常睡眠」が回復していたが、2003年4月15日のバージョンアップにて修正されてそのような効果はなくなっている。それまではオートリジェネでも回復してしまっていたので、事実上白魔道士や白獣人には睡眠の効果が無かった。

2011年12月15日のバージョンアップで以下の修正が入った。

魔法調整前調整後
リジェネ4秒1.5秒
リジェネII4.5秒1.75秒
リジェネIII5秒2秒
リジェネIV6秒2.25秒

学者絡みの調整が多いが、これは公式フォーラムにおいて開発チームが述べた「リジェネ系の魔法については、学者がその性能をもっとも引き出せるようにすることを検討しています。」(元発言)という調整意図によるものである。
関連項目
戦士達のピーアン】【オレ】【オートリジェネ】【リフレシュ】【リジェネ装備】【アクション釣り

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