業者

記事名読み
ぎょうしゃ/RMTer/Gill Farmer/Gold Farmer
現実社会での営利目的(RMT)のため、組織だってヴァナ・ディールにおける通貨(ギル)を収集するプレイヤー群の総称。
通語としては特定のエリアにおいて特定のキャラクターが特定の行為を繰り返すプレイヤー群を指し、推測、もしくは揶揄して呼ぶ場合もある。

RMTそのものが規約違反だが、効率的にギルを収集するためにさらなる規約違反行為(MPKハラスメントなど)に手を染める者もいるため、非難の対象となっている。

高額アイテムドロップするモンスターNMなどの周辺では、これらの「業者」vs「業者」、「業者」vs「一般プレイヤー」などの白熱したバトルが毎日のように展開され
注釈1
感情的に業者へMPKを仕掛けたり、暴言Tellを放つ場合は自身が処分対象になるため行わない事。GMコールスペシャルタスクフォース宛のメールフォームで報告する事が望ましい。
、さながら紛争地域のような様相を呈している。

オフラインイベント上でも「業者」と言いかけて「冒険者じゃない人」と言い直すなど、開発スタッフ的には公には使うのを避ける言葉のようだ。・・・が、ヴァナ★フェス2010 ~8周年だョ!全員集合特設サイトの中には「業者の宣伝tell~」と自然に(うっかり?)使用していたりもする。認識の変化もあってか昨今ではもぎたて ヴァナ・ディールでの生放送中に何かしらの調整の告知の際に「業者への対応も考えて」等とストレートに発言したりと
注釈2
エミネンスユニティポイントの上限設定時に触れた際にその旨の発言がある。
、言ってはならない禁句と言う訳ではなさそうではある。

スクウェア・エニックスも業者を放置しているわけではなくスペシャルタスクチーム(現STF)の設置など対策を実施しており、事実、大々的な処分(垢バン)をしており、それなりに効果は出ている。
しかし、利益性の高い市場を失いたくない業者も再入会でキャラを作成するという行為を繰り広げるため、垢バン⇒業者復活⇒垢バン⇒業者復活⇒(ryというイタチゴッコを繰り返している。

2008年前後からは、各種FF11用のwikiやブログにPOLパスワードをハッキングするプログラムを仕掛けようとするなど、手口が更に露骨になってきている。
2010年頃にはメッセージや/tellを利用し、RMTサイトの宣伝を無作為、無差別、大量に配信するという迷惑行為(いわゆる業者Tell)をひっきりなしに行い、中にはGMを装ってPOLパスワードを聞きだそうとする悪質なケースもあった。
こうした行為には、フリートライアルアカウントがいわゆる「捨てアカ」として悪用されていたため、2011年10月に様々な制約をつけて復活するまでの1年の間、運営はフリートライアルサービスを停止せざるをえない事態に追い込まれた(参考:業者Tell)。
アカウントハックはれっきとした不正アクセス禁止法違反であり、もはやゲーム内の規約違反の問題では済まされない犯罪行為に発展している。
業者がこのように強引な活動に出る背景には、スペシャルタスクフォース(STF)の対応により、彼らが使用していた高レベルキャラが軒並み排除され、かつ新規の高レベルキャラが育つ前に摘発されたことなどによって、集団でHNMを独占するような行為が困難になるなど、業者を取り巻く事情が苦しくなっているためという指摘もある。業者はそのサイトで、「RMTはゲーム外の単なる商取引である」とうそぶき、「スクエニは処罰しない」と取引の安全を謳っていたのだが、実際には買い手が処罰されたこと、またSTFの取り締まりにより利益率が悪化したことなどから、相当苦しくなってるのかもしれない。
きちんと規約を守って遊ぶ正規プレイヤーにとっては喜ばしい状況と言えるが、新たな不正行為にみまわれる可能性は残っており、追い詰められた業者がさらになりふりかまわぬ手段にでることも考えられるため、プレイヤー自身、セキュリティには一層の注意を払いたいところである。

通語としての業者
冒険者の目にとまる行為が多く、ゲーム内で業者という言葉はこちらを指すことが多い。
ただし、ゲーム内で業者という言葉を安易に使用することはさけるべきである。理由は下記の業者への対応を参照。

RMTの元締めよりもこれら末端のほうがPCの目に触れるケースが多いことも、「これだけ業者がいるのになんにも対応してくれない!」との不満が漏れる原因の一つとなっていた。
そうしたキャラクターの処分直後は砂丘クフィム島コロロカバタリアで大量に『サポートジョブが無い』『ランクが1』『キャラ名の読みがわからない』
注釈3
鯖の名称の頭文字3文字+αや、キーボードの配置通りに打っただけの名前(qwertyなど)が多いようだ
初期装備だらけのパーティ』など非常に不可思議プレイヤーPOPしていた。
業者への対策の結果と推察されたが、その副作用として狩場が荒れる原因ともなったため、問題なし、とはいかないところがもどかしいところであった。







業者とされるその他の形態



業者への対応
業者が相手だからといってハラスメントMPKなどを行うと同じように処罰されるという点である(これをもって、業者とGMの癒着を揶揄する輩も居るが、見当違いである)。

上記の事例として「業者を通報したら停垢された」というプレイヤーがいるが、ほぼ例外なく業者にハラスメントMPKを行っていた事が判明している。最終的に業者であるかどうかの判断やそれに伴う処分権限はGM側にのみあるため、プレイヤーが侮辱tellやMPKなどを仕掛けた場合、処罰対象はハラスメントを行った方となる。言葉を変えれば業者への私刑禁止である。【全鯖合同バタ業者撲滅祭り】を参照
つまり、「業者がRMTした罪」と「通報者がMPKした罪」は別物でそれぞれ処罰される。GMコールSTFへのメールで「業者かもしれないプレイヤーを発見した」とだけ伝え、後の処理はGMに任せることが好ましい。

ただし、「誤報したから停垢」という事が無いのは明記されているので、「疑わしきは通報」の姿勢で臨んでも全く問題はない。
また、ここで挙げた条件に合っているからといって即『業者だ!』と決め付けるのは危険である。STFへ連絡し、後はとばっちりを食わないように離れるなり無視するなりするのが(精神衛生上も含めて)賢明であろう。上記の特徴は『業者だと決め付ける根拠』ではなく、『業者と疑わしき集団からの被害を避けるための参考』と心得るべきである。

最近の傾向として、RMT業者が一般プレイヤーPLへの誘いや装備ギルで味方につけた集団も存在するため、より注意が必要となる。

通語としての業者の存在は、統計情報からも明らかなように減少傾向にあるが、『どう見ても業者だろう?』と思いたくなるような不可思議な集団を実際に目の当たりにすると、不正行為と結びつけたくなるのは、心情的に仕方のない事かもしれない。
しかし、上記のことを肝に銘じて行動を判断することを忘れてはならない。

自己の利益を最大化する行為
業者は先行プレイヤーの行動を参考に、複数キャラのメリットとデメリット、自動操作によるメリットとデメリットを天秤に掛けてプレイする為、プレイスタイルにその傾向が反映される。
自動操作は垢バンの根拠となるため摘発されやすく、現在はあまり見かけられなくなった特徴である。
複数キャラの特徴の多くは業者ではない一般プレイヤーでも見かけるようにそれ自体が規約禁止行為ではない。
よく観察すると一般プレイヤー業者で微妙に異なる傾向もあるが、一部のハンターを摘発できない理由であることに変わりない。

複数同時操作キャラの特徴

自動操作の特徴

その他
最新の業者傾向
多人数コンテンツのレアドロップ以外での高額取引が難しくなった現状、業者が新たに目を付けた市場が『アビセア』での『キャラクター放置育成業』である。
ジュノでよく見かける「FC<ヒル><パーティ>900k/5h」といったYellがそれである。
ある程度の時間、放置での寄生参加を認める代わりにギルを要求するという、至ってシンプル、且つプレイヤーの「楽にレベルアップしたい、クルオを量産したい」という欲求を突いた手法である。
但し、一般のプレイヤー金策として実施している場合もあるため、このシャウト実行者がすべてRMT業者とは言えない。業者と決めつけ、それなら自分が裁いてやろうと現地でMPKを行う者もいるが、すでに述べたように相手が業者であっても、処罰されるのはMPKを働いた側である。そもそもMPK自体が規約違反であり、その点で業者と同罪になってしまう。また、当の相手が一般のプレイヤーだった場合、目も当てられない結果となってしまうので注意されたい。

なお、GMのコメントでは「ギルの授受によるキャラ放置での経験値取得行為は、現時点では厳密な意味での規約違反には当たりません。が、推奨出来る行為でもありません。」との事。

Yell用捨て垢は「特定名称+a~z」の名のキャラで時折キャラを入れ替えつつ行っているのですぐ判別できる。
固定キャラで行っている場合はジュノ港サンドリア方面入り口かバストゥーク方面入り口に隠れて行っているので一度見てみると良いだろう。

昨今ではキャパシティポイントの外販エール(エール自体は別キャラで行い、買取コンタクトを取ってきたプレイヤー狩場に誘導させ、現地で待機させている自動狩りBOTに編入させる)や、日本語によるRMTサイトへの誘導エール
注釈4
エール自体では大きくは語らず、「詳細サチコ」等と言ったサーチコメントを活用(悪用)した手の込んだ誘導をする業者も少なからずいる。
も散見される。

上記行為についての公式見解は以下の通り。

RMT業者が、ギル等の対価と引き替えにパワーレベリングを希望するパーティメンバーを募集し、受け取ったギルRMTに利用する活動を確認しています。RMT業者ジュノエリアなどで延々と募集を繰り返しており、スペシャルタスクフォースはこれらRMT業者に対して懲戒処分を行っています。

このような活動自体、他のプレイヤーの迷惑となることもあり、延々とパーティメンバーの勧誘を繰り返す行為は、迷惑行為として処罰される場合があります。処罰は勧誘を行うアカウントだけでなく、勧誘に協力するアカウントにも与えられる可能性があります。
RMT業者に加担することのないようご注意ください。

パワーレベリングを募集するRMT業者に関するご注意(12/6)より

アイテムレベル以降の動向
アドゥリンエリアなどで、業者と思しき集団が狩りをしているのを見かける。

キャラの育成方法としては以下の傾向がある。

更に特徴として

など、怪しさ満点である。
最後の2つは、移動速度アップの正規手段(とんずら薬品など)を用いていたり、一斉にログインした場面に出くわしたりしただけの可能性もあるが、移動に時間がかかる場面ではワープを駆使する。
過疎鯖、過疎エリアなどを選定しているのかもしれないが、素材狩りラーニング作業、ミッションの進行途中などで出会すことがあるため注意が必要である。
関連項目
RMT】【スペシャルタスクフォース】【中華】 【フリートライアル

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