召喚獣(しょうかんじゅう/Avatar)
エキストラジョブ「召喚士」が契約により呼び出すことができるペット。神獣、霊獣とも呼ばれる存在。
呼び出すためには契約を結ぶ必要があり、それぞれの召喚獣ごとにクエストが用意されている。契約クエストは各地に散らばっておりそれぞれで名声が必要になるので、名声を上げるにはそれなりの苦労を伴う。さらに召喚獣との契約は各BF戦に勝つことが条件であるため、ジョブのハードルそのものを高くしている。
オーディン、アレキサンダー、アトモスについては履行を自動的に実行して帰還するなど異質な面が多いため、詳細は各項を参照してほしい。以下にはそれ以外の召喚獣について説明する。
マスターの指示により特殊な技である契約の履行(幻術・験術、リキャスト各1分)が実行できるのが特徴。
能力値はマスターのレベルに依存し、加えて装備プロパティの「召喚獣:Lv???」や、「召喚獣:Lv+?」、「ペット:Lv+?」などで更に上昇する。また、/checkparamによる検証では装備プロパティによるLv上昇効果は、召喚獣呼出し時ではなく、リアルタイムに反映されるが、平均アイテムレベルは影響しない模様。
HPはLv119でおよそ1600。被物理ダメージを50%軽減する。
内部ジョブがカーバンクルとケット・シーは白/黒、イフリート、シヴァ、ガルーダ、タイタン、ラムウ、リヴァイアサン、フェンリル、ディアボロス、セイレーンは暗/黒に設定されており、それらのジョブのジョブ特性も有する。モンストロスなどと同じくサポ側もメインジョブと同じレベルまでのジョブ特性を有する。
通常攻撃は基本的に斬属性で、ケット・シーのみ打属性となる*1。契約の履行:幻術については個々で属性が違うので注意。
2014年10月7日のバージョンアップでは物理命中、遠距離物理命中、魔法命中を引き上げる調整があった。
2016年8月3日のバージョンアップではVITに対応して上昇する防御力の値が引き上げられた。
※1 メリットポイントの召喚士グループ1「召喚獣物理命中率」5振りで命中+15
※2 メリットポイントの召喚士グループ1「召喚獣物理攻撃力」5振りで攻+10
※3 召喚士のギフト2100で、攻+106 防+106 命中+70 回避+70
攻撃間隔はケット・シーが240、フェンリルとディアボロスが280、他が320になっている。
他のペットとは異なり、召喚獣を維持するためにはレベルに応じたMPをマスターが消費し続ける必要がある。
履行の命中率は召喚魔法スキルに影響され、スキルの青字を超えた分に応じてボーナスが付く仕様になっている。ただ、AFによるスキルアップが他の魔道士のに比べて小さいこともあって、装備の揃ってくる高レベルにならないと十分にその恩恵に与ることができない。また、補助履行の効果時間は召喚魔法スキルが300を超えた分だけボーナスが付く。
召喚獣の維持にはMPを要するため、主に高レベル帯に集中する維持費軽減装備を入手するまでは、竜騎士の飛竜のように常時呼び出しておくことは現実的とは言い難い。
また、召喚中はヒーリングができない。維持にMPが必要という設定からだと思われるが、この仕様によって特に低中レベル帯では、「履行直前に召喚し、履行後は即帰還」という流れが固定化してしまっている。
高レベルになると評価は一変する。各種装備やアビリティの充実によって常時維持が現実的となるため、呼び出し制約が非常に緩くなる。これと合わせて「召喚獣が稼いだヘイトは消滅時にリセットされる」「マスターはほとんどヘイトを稼がない」という特性により、戦闘序盤から最大火力を発揮できる唯一のジョブという新たな立ち位置を確立させた。この特徴は特に範囲攻撃のきついHNM戦や制限時間のあるBF戦で際だち、積極的に召喚士を編成に組み込むことも多い。契約から環境育成に至るまで大器晩成型のジョブと言わしめる所以である。
8属性全てを網羅しているというのも他のペットに無い特徴である。流石に吸収効果までは持っていないが、それでも攻撃属性が一種類しかないような敵に対しては滅法強く、格上NMをソロで撃破してしまえるポテンシャルを有している。
また、自動反撃という召喚獣独自の特性をもっており、非戦闘状態の時にマスターをターゲットしているモンスターがいると自動的に攻撃を行う。詳細は【自動反撃】を参照。
2004年9月23日のバージョンアップによる攻撃系履行の大幅な上方修正および、2006年10月19日のバージョンアップで契約の履行幻術・験術分離などが行われ、連携やMB参加など状況に応じて召喚されるケースも見られるようになった。また、青魔道士や踊り子といった他ジョブによるHP回復の手段が加わったこともあって、パーティ構成によっては召喚獣の使いどころがより柔軟になってきた。
とはいえ、召喚獣の維持費は依然かなり大きく、履行使用後すぐに帰還されることが多かった。各種維持費軽減装備やリフレシュ効果などの恩恵が受けられる場合には維持費の安いカーバンクルを維持し続けることもあったが、「維持しても構わない」という程度の意味合いが強く、依然として「召喚獣ならではの何か」には物足りないものがあった。
レベル上げパーティ以外では、プロマシアミッションで追加されたプロミヴォン・ENM戦など、アタッカーとして召喚士が狩人などと並んで歓迎されることが多かった。これは究極履行がボス戦で有効なためである。
アトルガンの秘宝導入以降では、アサルト「ラミア13号討伐作戦」や「黄金の遺産収集作戦」あたりで活躍した。ペットに対する魅了が無効であったり、任意に消すことができるペットにタゲを取らせる作戦が有効だからである。これらは必ずしも召喚獣である必要はないが、履行が使えたりMPさえあればいくらでも即再召喚できるのが強みである。他には「アシュタリフ号威力偵察」で範囲履行のサンダースパークや究極履行が活躍した。
アビセア実装後は範囲攻撃が凶悪なNMが多数追加された事で前衛が削りに参加することが困難になった一方、召喚獣は出しっぱなしでもMPに困らない環境が整ったことで、「ケアル不要の常時全力アタッカー」として主力に据えられる事も多くなってきた。
また全ての召喚獣が現実的な意味で永久召喚可能となったことで、敵の属性に合わせて召喚獣を選択するという使い方もできるようになった。
これにより、それまでどちらかというと局所的活躍にのみ注目されていた召喚獣にも多くの面で強力な盾にも矛にもなりうる優秀なペットとしての地位が確立したといえる。
2016年11月10日のバージョンアップでは、召喚獣の使い勝手を上げるため、物理系履行へのTP修正追加、多段履行のダメージ平坦化が行われている。
呼び出すためには契約を結ぶ必要があり、それぞれの召喚獣ごとにクエストが用意されている。契約クエストは各地に散らばっておりそれぞれで名声が必要になるので、名声を上げるにはそれなりの苦労を伴う。さらに召喚獣との契約は各BF戦に勝つことが条件であるため、ジョブのハードルそのものを高くしている。
オーディン、アレキサンダー、アトモスについては履行を自動的に実行して帰還するなど異質な面が多いため、詳細は各項を参照してほしい。以下にはそれ以外の召喚獣について説明する。
マスターの指示により特殊な技である契約の履行(幻術・験術、リキャスト各1分)が実行できるのが特徴。
能力値はマスターのレベルに依存し、加えて装備プロパティの「召喚獣:Lv???」や、「召喚獣:Lv+?」、「ペット:Lv+?」などで更に上昇する。また、/checkparamによる検証では装備プロパティによるLv上昇効果は、召喚獣呼出し時ではなく、リアルタイムに反映されるが、平均アイテムレベルは影響しない模様。
HPはLv119でおよそ1600。被物理ダメージを50%軽減する。
内部ジョブがカーバンクルとケット・シーは白/黒、イフリート、シヴァ、ガルーダ、タイタン、ラムウ、リヴァイアサン、フェンリル、ディアボロス、セイレーンは暗/黒に設定されており、それらのジョブのジョブ特性も有する。モンストロスなどと同じくサポ側もメインジョブと同じレベルまでのジョブ特性を有する。
通常攻撃は基本的に斬属性で、ケット・シーのみ打属性となる*1。契約の履行:幻術については個々で属性が違うので注意。
2014年10月7日のバージョンアップでは物理命中、遠距離物理命中、魔法命中を引き上げる調整があった。
2016年8月3日のバージョンアップではVITに対応して上昇する防御力の値が引き上げられた。
召喚獣 (IL119,ギフト0,メリポ0) | 命中 | 攻撃 | 回避 | 防御 | 攻撃間隔 |
フェンリル | 875 | 1115 | 668 | 859 | 280 |
ディアボロス | 875 | 860 | 668 | 1114 | |
ケット・シー | 846 | 734 | 635 | 850 | 240 |
カーバンクル | 846 | 734 | 635 | 850 | 320 |
セイレーン | 875 | 860 | 668 | 870 | |
6属性召喚獣(イフリート等) | 875 | 860 | 668 | 859 | |
光精霊召喚 | 836 | 728 | 625 | 832 | |
精霊召喚(光属性以外) | 845 | 723 | 631 | 816 | |
アレキサンダー オーディン | 845 | 806 | 671 | 904 | - |
アトモス | 845 | 860 | 668 | 870 | - |
※1 メリットポイントの召喚士グループ1「召喚獣物理命中率」5振りで命中+15
※2 メリットポイントの召喚士グループ1「召喚獣物理攻撃力」5振りで攻+10
※3 召喚士のギフト2100で、攻+106 防+106 命中+70 回避+70
攻撃間隔はケット・シーが240、フェンリルとディアボロスが280、他が320になっている。
他のペットとは異なり、召喚獣を維持するためにはレベルに応じたMPをマスターが消費し続ける必要がある。
履行の命中率は召喚魔法スキルに影響され、スキルの青字を超えた分に応じてボーナスが付く仕様になっている。ただ、AFによるスキルアップが他の魔道士のに比べて小さいこともあって、装備の揃ってくる高レベルにならないと十分にその恩恵に与ることができない。また、補助履行の効果時間は召喚魔法スキルが300を超えた分だけボーナスが付く。
召喚獣の維持にはMPを要するため、主に高レベル帯に集中する維持費軽減装備を入手するまでは、竜騎士の飛竜のように常時呼び出しておくことは現実的とは言い難い。
また、召喚中はヒーリングができない。維持にMPが必要という設定からだと思われるが、この仕様によって特に低中レベル帯では、「履行直前に召喚し、履行後は即帰還」という流れが固定化してしまっている。
高レベルになると評価は一変する。各種装備やアビリティの充実によって常時維持が現実的となるため、呼び出し制約が非常に緩くなる。これと合わせて「召喚獣が稼いだヘイトは消滅時にリセットされる」「マスターはほとんどヘイトを稼がない」という特性により、戦闘序盤から最大火力を発揮できる唯一のジョブという新たな立ち位置を確立させた。この特徴は特に範囲攻撃のきついHNM戦や制限時間のあるBF戦で際だち、積極的に召喚士を編成に組み込むことも多い。契約から環境育成に至るまで大器晩成型のジョブと言わしめる所以である。
8属性全てを網羅しているというのも他のペットに無い特徴である。流石に吸収効果までは持っていないが、それでも攻撃属性が一種類しかないような敵に対しては滅法強く、格上NMをソロで撃破してしまえるポテンシャルを有している。
また、自動反撃という召喚獣独自の特性をもっており、非戦闘状態の時にマスターをターゲットしているモンスターがいると自動的に攻撃を行う。詳細は【自動反撃】を参照。
召喚獣一覧 編
用途の変遷 編
レベル上げパーティにおいては、攻撃系履行が格上相手に有効なダメージを与えられなかったことや、履行の1分縛りを含めて履行そのものの使い勝手が必ずしもよくなかったこともあって、真空の鎧や大地の守り等ごく一部の験術系履行を辛うじて使いつつも、『多めのMPを持つ代替ヒーラー』という漂白時代の黒ポジションからなかなか抜け出せないでいた。2004年9月23日のバージョンアップによる攻撃系履行の大幅な上方修正および、2006年10月19日のバージョンアップで契約の履行幻術・験術分離などが行われ、連携やMB参加など状況に応じて召喚されるケースも見られるようになった。また、青魔道士や踊り子といった他ジョブによるHP回復の手段が加わったこともあって、パーティ構成によっては召喚獣の使いどころがより柔軟になってきた。
とはいえ、召喚獣の維持費は依然かなり大きく、履行使用後すぐに帰還されることが多かった。各種維持費軽減装備やリフレシュ効果などの恩恵が受けられる場合には維持費の安いカーバンクルを維持し続けることもあったが、「維持しても構わない」という程度の意味合いが強く、依然として「召喚獣ならではの何か」には物足りないものがあった。
レベル上げパーティ以外では、プロマシアミッションで追加されたプロミヴォン・ENM戦など、アタッカーとして召喚士が狩人などと並んで歓迎されることが多かった。これは究極履行がボス戦で有効なためである。
アトルガンの秘宝導入以降では、アサルト「ラミア13号討伐作戦」や「黄金の遺産収集作戦」あたりで活躍した。ペットに対する魅了が無効であったり、任意に消すことができるペットにタゲを取らせる作戦が有効だからである。これらは必ずしも召喚獣である必要はないが、履行が使えたりMPさえあればいくらでも即再召喚できるのが強みである。他には「アシュタリフ号威力偵察」で範囲履行のサンダースパークや究極履行が活躍した。
アビセア実装後は範囲攻撃が凶悪なNMが多数追加された事で前衛が削りに参加することが困難になった一方、召喚獣は出しっぱなしでもMPに困らない環境が整ったことで、「ケアル不要の常時全力アタッカー」として主力に据えられる事も多くなってきた。
また全ての召喚獣が現実的な意味で永久召喚可能となったことで、敵の属性に合わせて召喚獣を選択するという使い方もできるようになった。
これにより、それまでどちらかというと局所的活躍にのみ注目されていた召喚獣にも多くの面で強力な盾にも矛にもなりうる優秀なペットとしての地位が確立したといえる。
2016年11月10日のバージョンアップでは、召喚獣の使い勝手を上げるため、物理系履行へのTP修正追加、多段履行のダメージ平坦化が行われている。
関連項目 編
【召喚獣/ネタバレ】【精霊召喚】【試練】【自動反撃】【召喚魔法】外部リンク 編
→各召喚獣の一口紹介(公式サイト)- *1
- ケット・シー以外はFired Urnに通常攻撃が通り、ケット・シーのみSkeleton Scufflerに通常攻撃が通る。
- *2
- 「ウナギ」の通称については開発も認識しているようで、クエスト「ユグナス調査指令3」においてNPC・Runje Desaaliから「リフキン人気がリヴァイアサンのぼり」というセリフが聞ける。