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冒険者の歴史
漂白時代
記事名読み
ひょうはくじだい
バージョンアップ
によって
精霊魔法
の有用性が著しく低下し、
黒魔道士
が
ケアル
等
白魔法
ばかり使わざるを得なくなった期間のこと。
第0次
漂白時代
β
サービスの時期を第0次
漂白時代
とする見方がある。
詳細は
黒魔道士最強伝説
の項を参照。
第1次
漂白時代
2002年7月9日のバージョンアップ
から突如として
黒魔道士
に訪れた大災厄の続いた期間のこと。単に
漂白時代
という言葉が使われる場合、この時期を指すことが多い。
とてとて
相手に
精霊魔法
がことごとく
レジスト
されて
ダメージ
ソースとしての態を失い、代わりに
レジスト
の概念が存在しない
サポ白
に依る
回復魔法
の方が
パーティ
における貢献度が高ったために、
黒魔道士
が
回復魔法
以外の
魔法
を半強制的に封じられる風潮が定着。これにより、
黒魔道士
は
ヒーラー
として扱われた。
精霊
がことごとく
レジスト
されるのに
ヘイト
だけが馬鹿高い等による狂った仕様ゆえ、
黒魔道士
が黒として生きる道を絶たれたために
ヴァナ
における
黒魔道士
の人口が激減し、人口の減少はそのまま
パッチ
においての対応を遅らせる等の悪循環を招き、長い長い氷河期が訪れることになる。例を挙げれば、
Lv
55
キャップ
時の最強
精霊魔法
は
Lv
46習得の
サンダー
IIだった。
放置
っぷりがよく分かる対応である。
対して、
白魔道士
は
ホーリー
を覚えれば、
魔法
アタッカー
として活躍でき、高レベルでは
白魔道士
と
黒魔道士
で、役割が逆転する有様だった。
しかし、当時の仕様では、かなりのレベル帯で、レベル49まで
レイズ
が無い事を除いて、
ヒーラー
として
黒魔道士
の方が優れているような状況さえあったため、
PT
に誘われる事だけを考えれば
黒魔道士
は人気
ジョブ
と言えた。
ヘイト
管理や
MP効率
の観点から、
白魔道士
が先行して覚える
大ケアル
が有効な状況が殆ど無かった。
回復
量
キャップ
に早々に到達するために、
白魔道士
と
サポ白
黒魔道士
の
ケアル
で
回復
量の差が無かった。
パラナ
などの状態
回復
の習得レベルが低かったため、容易にサポで食えた。
MP
量が
黒魔道士
の方が多く、
クリアマインド
の習得が早かったり、
コンサーブMP
の存在などから、
黒魔道士
の方が継戦能力が高かった。
この立場の逆転現象は当時の黒白両方の
魔道士
のアイデンティティに深い傷跡を残した。
この時期に
黒魔道士
が使うことができた
精霊魔法
は、敵の
回避率
を下げることで
前衛
の
攻撃
を当たりやすくする、
精霊系弱体魔法
の
フロスト
のみであった。わずかに生息していた
黒魔道士
は、いつか陽が当たる時が来ることを夢見ながら、
回復魔法
の合間に
フロスト
を撃つことで
精霊魔法
の
スキル
を
青字
に維持していた。
この状況は徐々に緩和されたものの、
2002年11月26日のバージョンアップ
(いわゆる
ダボイ
時代の開始)まで続いた。
ダボイ
時代は、
精霊III系
の開放、
レジスト率
の低減に加え、
湾曲
連携
が強力だったことや主な獲物である
オーク
に対し
ウォータ
系が有効だったなどの幸運が重なり、
黒魔道士
は再びその
攻撃力
目当てで誘われるようになった。
余談だが、
精霊魔法
に
古代魔法
が追加されたのもこの時期である。しかし、あまりに極端な性能と
MP効率
の悪さから、実戦投入されることは少なかった。条件がそろえば
注釈1
敵が取り合いでヒール時間を長く取ることができ、
詩人
ないし詠唱に
連携
を合わせられる
前衛
がいる場合。
使われることもあったが、後述する第2次
漂白時代
以降はヒール時間を短くして連戦をする傾向が強くなっていったため、
外人
PT
を除くと滅多に使われることはない。
それでも「使い物にならない」と言われながら入手困難だった
古代魔法
を、ある種の心のより所として求める
黒魔道士
は多くいた。
そして
古代魔法
を手に入れた
黒魔道士
が、
黒魔道士
の本拠地ともいえる
サルタバルタ
に仲間の
黒魔道士
を集め、
Tiny Mandragora
相手に
古代魔法
を披露し、周りにいる
黒魔道士
が
/clap
して称えるという、
とてもとても
哀しい光景が散見されたこともある。
注釈2
なお、この時代は
レジスト率
の影響が非常に大きかったため、
サルタバルタ
の
Tiny Mandragora
相手でも、
古代魔法
は当たり前に
レジスト
された。そのため、他の
ジョブ
はもちろん、
黒魔道士
自身にも
古代魔法
の威力が理解されず、名ばかりのおもちゃ
魔法
と思われていた。
第2次
漂白時代
ダボイ
時代においてこのまま氷河期を脱するかと思われた
黒魔道士
だったが、2003/4/15の
ジラートの幻影
追加に伴い、第2次
漂白時代
が始まった。
経験値
テーブルが変更され、今まで主流の獲物だった
とてとて
の強さの敵がまずくなって
つよ
~
とて
を連戦せざるをえなくなったのだが、
精霊魔法
は強めの敵により有効であったため、効率的な狩りをしようとすると自然と
ケアル
の比率を上げざるを得ない状況になった。また
Lv
60近辺で
前衛
が習得する
多段WS
が
つよ
~
とて
の強さの敵に有効であったことや、
狩場
が増えたことで以前は問題にならなかった
ヒーリング
の長さ(
燃費
の悪さ)の問題が顕在化したこともマイナスに影響した。
2003年7月17日のバージョンアップ
で
経験値
テーブルは元に戻ったが、レベルが上がるほど
精霊魔法
の(
ケアル
と比べた)
MP効率
が悪くなっていくなど、高レベル帯で顕在化した
黒魔道士
の問題は尾を引いており、未来を悲観する
黒魔道士
も多かった。加えて基本
精霊
の1つである
ウォータ
IVが
NM
限定
ドロップ
であったことも悲観論に拍車をかけ、黒スレがネガスレと呼ばれるほどの状況に陥った
注釈3
Lv
65
キャップ
の時も
ウォタガ
IIIが
NM
限定
ドロップ
だったが、
Lv
70
キャップ
時には
エアロガ
III、
ファイガ
III、
ウォータ
IVが
NM
限定
ドロップ
アイテム
として追加された。後に
ヒーリング
改善と同時に入手難度は緩和された。
。この期間、やはり
黒魔道士
の数は激減している。
この状態は
2003年10月21日のバージョンアップ
で
ヒーリング
改善
パッチ
(
クリアマインド
の
強化
)があたるまで続いた。
その後
クリアマインド
が大幅に改善されたことで
攻撃
に割ける
MP
が増え、
黒魔道士
の地位が見直されることになった。加えてこの
パッチ
は黒
ソロ
という新たな道を開いたという面もある。黒
ソロ
で
つよ
~
とて
の空エレを狩るのは黒
ソロ
経験値
稼ぎの源流とも言えるだろう。
その後
メリットポイント
が追加され、
Lv
75から見て
とてとて
の敵が極めて少なかったことから再び
つよ
・
とて
連戦が主流となり、
黒魔道士
は誘われる機会は少なくなった。しかし
ソロ
という新たな道に加え、
空
NM
に代表されるような、
精霊魔法
が主な
ダメージ
ソースになりかつ一部の
プレイヤー
以外でも
戦闘
の機会のあるハイレベルな
NM
も増え、
黒魔道士
は
魔法
アタッカー
としての確固たる地位を築くようになった。また、それ以上のいわゆる
HNM
と呼ばれる個体に対しては
与TP
と
与ダメージ
の関係から他の追従を許さないほどの効率の良さを発揮する。これが最も顕著に現れるのは
海
NM
であろう。一部を除けば
精霊魔法
による
削り
を主軸に行ったほうが
前衛
中心のメンバーよりも数倍(あるいは数十倍)楽に討伐ができるのである。
上記のとおり
精霊魔法
は
WS
や
連携
と並んで強力な
ダメージ
ソースと認識されている。
Lv
51からは
属性杖
の使用により
レジスト率
が低減され、高レベルになると有効な
精霊ガIII系
、
精霊IV系
を使えるため、状況によっては
MB
に頼らない終盤の追い込みを行うケースも増えている。また
属性杖
が(
NQ
であれば)誰でも買えるほどの値段に下落したことも、間接的に
精霊魔法
の性能を向上させたと言えるだろう。
アトルガン
発売前あたりから、
精霊魔法
が通りづらくサポートに徹せざるを得ない
NM
も増えているが、
精霊魔法
が鍵となる
戦闘
もまだまだ健在であり、状況に応じた立ち回りをすることが黒魔に必要なことであろう。
関連項目
【
7・2パッチ
】【
里
】【
墨
】【
慟哭
】【
驚きの白さ
】【
黒魔道士最強伝説
】
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