ガルーダ

記事名読み
がるーだ/Garuda
  1. ワールドサーバーの一つ、Garudaワールド
  2. の力を司る神獣クエスト風の試練」または「風の試練・改」をクリアし、ガルーダと契約すると召喚できるようになる。

ガルーダ験術真空の鎧」は、レベル25という早い時期から使えるようになることもあって、数ある履行の中でもお世話になる機会が多い。レベル48から使用可能となる「ヘイスガ」は消費MPが129と大きいものの、白魔道士赤魔道士がいない、それでも手数TPを稼いで行きたい場面で有用である。「風の囁き」は、範囲回復技だが1分という履行の再使用間隔縛りがあるため、いざという時にあわせて使うことは現実的に難しいだろう。

一方攻撃系の履行に目を向けると、70履行の中でも高威力な「プレデタークロー」が使えるようになる。3回攻撃で威力・命中とも申し分ない。格上に対しては召喚スキルを充分に上げておくか、メリットポイント強化することで、よりダメージを伸ばすことができる。
特修履行メリポ履行)のウインドブレード属性攻撃のため、極端に防御力が高い相手などに対してはこちらのほうが安定してダメージを与えられる。

総じて他の召喚獣と比較すると、攻撃回復・補助の揃った神獣で、幻術験術とも死に履行がひとつもない。また、ガルーダが苦手とする氷属性の敵もあまり多くないため、極端に苦手という敵も少ない傾向にある。そのため、メリットポイントの項目やメイジャンの試練では風強化ルートを選ぶケースが少なくない。
永久召喚カーバンクルの次に容易と言われており、履行属性維持費の面からも一歩抜きん出た存在である。

余談だが、ガルーダは異形であるが美しい豊満な女性の姿をしていることや、エルメスと同じくらい扇情的な下半身のため
注釈1
純真な一部プレイヤーからは目のやり場に困る、といった声もあるほど。
、一部男性プレイヤーから大変に人気があるようだ。
名称LvMP対象効果時間履行分類属性TP修正修正項目
エリアルブラスト1MP敵範囲-幻術魔法×INT
究極履行(アストラルフロウ効果時間中のみ) 風属性範囲攻撃
クロー17敵単体-幻術近接クリティカルヒット確率修正DEX
1回攻撃 (連携属性炸裂)
エアロII1024敵単体-幻術魔法ダメージ修正INT
風属性攻撃
真空の鎧2592PT範囲900験術魔法-××
ブリンク(幻影3)
風の囁き36119PT範囲-験術魔法-回復量修正×
HP回復
ヘイスガ48129PT範囲180験術魔法-××
ヘイスト
エアロIV60118敵単体-幻術魔法ダメージ修正INT
風属性攻撃
プレデタークロー70164敵単体-幻術近接クリティカルヒット確率修正DEX
3回攻撃(連携属性:分解/切断)
ウインドブレード75+182敵単体-幻術魔法ダメージ修正INT
風属性攻撃
真空の具足86114PT範囲120験術魔法-××
移動速度アップ
ヘイスガII99248PT範囲120験術魔法-××
範囲内のパーティメンバーヘイストの効果。

伝承上のガルーダ
ヴァナ・ディールの伝承では次のように伝わっている。
さる小国の王子は、お気に入りの小鳥を庇って毒蛇に噛まれてしまった。小鳥は彼の命を救おうと、奇跡の風を起こすという鳥の王に会うため飛び出した。行けども行けども鳥の王には会えず、ついに力尽きる。しかし、そのとき奇跡が起き、小鳥は自ら鳥の女王になっていたのだった。
女王となった小鳥は奇跡の風を起こし、王子は一命を取りとめた。
後に二人は結ばれ、安息の日を迎えてから女神に招かれて天に昇ったという。

バッドエンドの多い神獣のエピソードの中では珍しくハッピーエンドで終わっている。
出典
インド神話で維持神ヴィシュヌの乗り物として登場する。人間の身体と四肢、鷲の頭と翼と爪を持つ半人半鳥の鳥の王。
ヴァナとは違いこちらは男性である。

ガルーダの母がイカサマの仕組まれた賭けに負けナーガ族(半人半蛇)の奴隷にされていた。ナーガ族は不死の霊薬を天界から奪ってくる事を引き換えに母の解放を約束する。ガルーダはその強さで霊薬を手にするも帰路でヴィシュヌと対峙することになってしまう。互いに戦うものの互角で勝負がつかなかったが、その力に感心したヴィシュヌによって彼の乗り物になるのと引き換えに不死の身体を与えられる。その後ナーガ族に霊薬を示し、母を解放するとナーガ族を騙して霊薬を取り返す。このためガルーダは蛇を食べる霊鳥として民間に広く信仰されることとなった。

過去のFFシリーズではガルーダ召喚獣として登場したことはないが、たびたび敵として登場している。中でも印象深かったと思われるのは、FFIIIにおけるガルーダ戦であろう。中盤に立ち寄る都市「サロニア」で、中ボス扱いのガルーダと対戦するのだが、通常のプレイで上昇した味方のレベルでは、その時点で到底太刀打ち出来ないような強さであり、全体攻撃「かみなり」を二発も受ければ、あっという間にパーティ全滅してしまう。
でんせつの かいちょうガルーダを たおすことが
できたのは りゅうきしと よばれるものだけ
だったと きいたことがある。

つまり、サロニアで初めて登場する「やり」系の武器を手に入れ、味方全員を「りゅうきし」にジョブチェンジさせる。そして、1ターンの間画面外へ飛び出て敵の攻撃対象から外れ、次のターンで落下し大ダメージを与えるコマンド「ジャンプ」で、ガルーダのかみなりをやり過ごしながら戦うというものであった。

ある意味、FFIIIのこのガルーダ戦が、全FFシリーズの中で竜騎士が一番輝いていた瞬間かもしれない。また、FFIIIの飛行系の敵は総じて「エアロ」に弱く、ガルーダ風属性弱点である。

なお、FFIXではねだるアイテムをあげると代わりにアビリティポイントや宝石などをくれる特殊な敵として登場している。

FFXIIでもボスとして登場しており、あるアイテムを使わないと普通のレベルでは太刀打ちできない強さになっている。

FFXIVでも敵(「蛮神」の一柱)として登場し、やはり該当レベルでは厳しい戦いを強いられる強さである。
関連項目
召喚士】【召喚獣】【眠れる神】【天体図】【風の試練】【風の試練・改】【迦楼羅鉢金

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