アトモス(あともす/Atomos)
神獣「アトモス」 編
クエスト「禁断の再会」をクリアすると報酬としてアトモス召喚を習得できる。クエストと併せて2014年10月7日のバージョンアップで実装された。召喚士がLv75以上で召喚できる。アストラルフロウ中でなくても使用できる。
召喚するとやや間をおいて専用履行「ディコンストラクション」を自動的に使用し、敵に対して掛かっている良性効果を1個得る。その直後に「クロノシフト」を実行してパーティメンバーにその効果を付与する。この履行にはレジストの概念が無く必中性能であるが、吸収できる効果が細かく設定されているようで、吸えるものと吸えないものが存在する。
一連の動作を行った後、強制的に帰還する。
名称 | Lv | MP | 対象 | 効果時間 | 履行種 | 分類 | 属性 | TP補正 |
ディコンストラクション | 75 | - | 敵単体 | - | - | 魔法 | 闇 | × |
敵の強化を1つ吸収し、クロノシフトで味方に分け与える。 | ||||||||
クロノシフト | 75 | - | パーティ | - | - | 魔法 | 闇 | × |
ディコンストラクションで吸収した強化を、味方PTに分け与える。 |
不具合について 編
実装段階ではアトモスに状態異常などの効果が付与されていると、パーティメンバーにもその効果が付与されてしまう不具合が発生していたが、2014年11月10日のバージョンアップで修正された。ファイナルファンタジーシリーズにおけるアトモス 編
初出はFINAL FANTASY Vの第二世界、バリアの塔のボスとして登場。その時点では即死級の威力を持つ単体攻撃魔法コメットを唱え、戦闘不能に陥れたキャラをずるずると吸い込んでいき、最終的には「ワームホール」で戦闘から離脱させてしまう、といういやらしい戦い方をするボスであった。
戦闘不能者が出ていればコメットを使わなくなる為、正攻法で倒すには「一人戦闘不能にしたまま戦う」と言う逆転の発想が必要。こうしたコロンブスの卵的な発想が必要なボスはFFVには多いが、特にアトモスは印象的な戦い方をする為、記憶に残っているプレイヤーも多いのではないだろうか。
後に、FINAL FANTASY IXの召喚獣、FINAL FANTASY XIIのモブ(おたずねもの)モンスターとして登場。
XIIでは単なるモンスターだったが、V・IXに登場したもののように時間や空間に関連するモンスターと言う印象が非常に強いようである。FF11においても(特にキーワードに「時」が起用されていることからも)その様な位置付けを推測させる。