傭兵(ようへい/Mercenary)
称号「傭兵」 編
ウィンダスのランク2の戦績交換品をガードから受け取った時に名づけられる。気づいた時に驚いたウィンダス出身者は少なくないだろう*1。身分としての「傭兵」 編
戦時に俸給で雇われ、軍務に従事する者のこと。時代や土地柄で所属も扱いも異なり、世界を股にかけて活動する冒険者は往々にしていくつもの勢力に雇用される事となるであろう。
ただし、ヴァナ・ディールにおいて傭兵に該当するのは冒険者だけに限ったことではない。サンドリアの傭兵騎士団やウィンダスのミスラ傭兵団に所属するNPCたち、ビシージにて登場するゴブリンやキキルンの友軍もまた然り。ヴァナ・ディールの歴史を紐解けば巨人族が人間勢力・獣人勢力の双方から傭兵として使役されていた過去があるほか、現存するトロール傭兵団もその名が示す通り、モブリンによって雇われた傭兵である。同族にはあまり評判は良くないようだが、サハギン傭兵も存在する。ギルド桟橋で警備員として雇われているトンベリも、広い意味では傭兵と言えるだろう。クゥダフの中にも傭兵を志すものがいる。
傭兵の実態 編
個別雇用 編
クエスト・ミッション・NM戦等を他のプレイヤーから報酬をもらう代わりに手伝うプレイヤーのこと*2。人が集まりにくいミッションや高性能の装備品を落とすNM戦などで見られる。
報酬は、ギルのほか、各種のロット権の場合もある。
傭兵会社「サラヒム・センチネル」所属社員 編
冒険者のアトルガン皇国での主な立場、サラヒム・センチネルとの契約後正式に任命される。アサルトやビシージを初めとして、アルザビの平和と繁栄を守るのが仕事である。
なお、渡航免状は「傭兵の任に当たるため」に発給されており、アルタナ四国協商の枠組みに基づき、マウラ総督府が発給している、母国公認のものである。
報酬は主に皇国軍戦績として支払われ、アトルガン貨幣や各種アイテムとの交換に使うことができる。
過去世界における傭兵 編
過去世界においてウィンダス軍に所属する場合、プレイヤーの身分は正式な傭兵となる。ただし報酬は各国の共同出資でジュノに設立された多国籍銀行「リパシトリアム」から支払われるのだが、ムム通貨やギル通貨ではなく戦績での支給で、交換できるものも装備や移動に役立つ品、あるいは戦場での薬品などに限られる。あくまで軍票でしかないということか。- *1
- ちなみに、同ランク3の戦績交換品では”傭兵隊長”ランク10で連邦傭兵団長、サンドリアランク9では”傭兵騎士団長”の称号をつけられる。異国で「二等傭兵サマ」などと蔑まれる日々に疲れたら、これらの称号をつけて明日への活力としてはいかがであろうか。
- *2
- 無償の場合は、普通お手伝いと呼ぶ。