絡まれ釣り

モンスターを"釣る"手法の一つ。

アクティブなモンスターに対して直接的な敵対行動をするのではなく、釣り役の存在を感知させることによって誘き寄せる釣り方。
絡まれただけのPCは敵のヘイトリストには載っていないため、ケアル等をかけても術者にヘイトが来るというということが無い。これを利用してそのままマラソンに移行する「絡まれマラソン」が有名。
また、「釣り手段が無いが殴るよりは安全に釣りたい」「挑発はあるがキャンプ地に到着するまで温存したい」という時にも使われる。

他にも、「かくれる」が成功した状態でモンスターの後方以外から「不意打ち」を行う予定がある場合、あえて絡まれ釣りをすることもある。絡まれただけで、絡んできたモンスターに何ら敵対行動を取っていない人はモンスターのヘイトリストに載っていないため、そのモンスターに聴覚感知や嗅覚追尾があってもシーフの「かくれる」が成功するからである。

普通はからまれないような敵の場合、同種の敵にリンクさせることで絡まれ釣りと似たような状況を作り出すことができる。

いずれにせよ、何も敵対行動を取っていないがゆえに、キャンプ地到達までモンスターは黄色ネームのままであり、他PCに奪われる可能性もあるので注意が必要である。

なお、ヒーリングなどで座って絡まれた場合はヘイトが発生するためか、絡まれ釣りと呼ばれることは少ない。

【漢釣り】