チゴー

記事名読み
ちごー/Chigoe
モンスターの一種族ヴァーミンチゴー
Chigoeとは、英語ではスナノミの意。一部ではChigoeの表記そのままに「チゴエ」と呼ばれることもある。

ヴァナ・ディールに生息するモンスター中では最小の種族。が、ノミとしては巨大な姿をしている。色は基本的に赤茶色だが、青色の個体も存在する。
ちなみにこのチゴーが登場するまでは、印章BF蜘蛛の神」で戦うSon of Anansi(スパイダー族)がヴァナ最小のモンスターであった。

チゴー
解説
近東の風土病、チゴー症の原因として知られる、小さな寄生虫。
普段は砂中に潜伏。動物が側を通ると驚異的な跳躍で身体に取り付き、皮膚に侵入して成育する。
チゴーが皮下に作り出す瘤は、想像を絶する苦痛をもたらすため、彼ら数匹の宿主となると、たとえ大型動物でさえ衰弱死してしまうと云う。
最新の錬金術ギルドの研究によると、かつてバストゥークで猛威を振るった鎖死病も、この虫が媒介した不可視の毒気が原因であったことが確実視されている。
公式HPより

性質から言って、現実世界のスナノミがモデルと思われる(後述)。ただし姿形はどちらかと言えば現実世界ダニに近いものがある。まあ、現代日本ではノミにお目にかかる機会はそうそう無いのだが。
特性
主な特性は以下のとおり。
フィールドにいるチゴービースト類との戦闘中にポップしたチゴーは知覚感知等の面で差異がある。


モンスター特殊技では即死せず、ステップフラリッシュミスした場合でも即死する。
ストロボフラッシュバルブ即死していたこともあったが修正された。

なお、ビースト類との戦闘中にポップしたチゴーは、これに加えて、以下のような特性も有している。


ただし、アビセアエリアの個体やNM即死しないが、全ての個体がこの特性を持っているわけではない。
マップ上に潜んでいるもの、アトルガン地方の一部ビースト類モンスター寄生しているもの、通常配置されているものの3種類がいる。

1つ目はアトルガンエリアアルタナエリアアドゥリンエリアに生息している。こちらが発見されるまで名前が表示されず、タゲられなければこちらからタゲることもできない。サイズの小ささも手伝って見つけにくい上に、視覚感知聴覚感知を併せ持つアクティブモンスターなので、カダーバの浮沼エジワ蘿洞などのチゴー生息エリアでは移動に細心の注意が求められる。注意深く観察すれば跳躍する小さな虫の姿を視認可能。

2つ目はチゴーの宿主となっているビースト類特殊技を使用するとポップする。宿主はマーリド族大羊族亜種であるカラクール、および雄羊族の三種。雄羊族からは1度に2匹ポップする。

上述のような性質上、大抵の場合、戦闘チゴーからの奇襲で開始する上、間隔の短い攻撃TA込みでしてくるので、あっというまに空蝉は剥がされるわ、魔法詠唱は中断されまくるわと、厄介なモンスターである。

ただHPはかなり低く、特にビースト類からポップしたチゴーHPLv70以上でも500未満(同レベル帯の通常のモンスターは4,000以上)と極端に少なく、強化スキルを持つジョブならファランクスストンスキンブレイズスパイクをかければ抜刀しなくても反撃ダメージで倒せたりする。

レベルに対してHPが低く、一匹のビースト類から大量にポップさせられるので、レベル上げの獲物として狙われることもある(特にマーリド族とそれに寄生しているチゴー)。
2006年7月7日の緊急メンテで一時的にチゴーをどんな方法で倒しても経験値が得られないように暫定的な修正がなされた。
特定の状況下において、チゴーから得られる経験値が多くなっていたのが原因。これを利用した経験値稼ぎがネ実で話題に挙げられてすぐの修正だった。
かつては際限なくポップさせることもできたが、2006年7月25日のバージョンアップ経験値を得られるように戻されたと同時に、1体のビースト類から発生するチゴーの数に上限が設定された。
ただし、Peallaidhからポップするチゴーはこの限りではない(が、Peallaidhチゴーは元々経験値を得られない)。

経験値稼ぎの獲物としては、黒魔道士青魔道士召喚士などのソロや、ごくごく稀にナ盾(57-62)PTの獲物としてカラクール羊が選択される(このレベル帯には珍しく驚異的なチェーン数をたたき出す)他、カラクール羊を75レベルのナイト赤魔道士ソロで殴り、別PTで黒や青などでチゴーを倒すレベル上げPTや、スキル上げPTとして他アライアンスマーリドを狩りを行わせ、チゴー処理部隊として別アライアンスにてレベルシンクしてチゴーのみを狩るPTが一部の鯖で確認されるのみである。

その圧倒的な手数を逆に利用し、盾や受け流し等の防御系スキル上げの相手として選択されることもしばしばある。
即死判定
上記の通り、一部のNM等を除くとチゴーWSクリティカルアビリティなどのダメージ即死するのだが、厳密にはそれらを使った時にチゴーHPが残っていると一撃で倒れてしまう。

つまり、

二刀流複数回攻撃DATAのどこかにクリティカルが入ったとしても、そのターンでHP削りきれた場合にはやはり経験値が入る。

ビースト類からポップするチゴーなどはHPが少ないため、沸いた瞬間に多段などの強力なWSを使って、一気に仕留めて経験値を頂くという戦い方も可能である。

WS クリ アビ経験値なし』とだけ覚えてしまっているプレイヤーもいるので念のため。

経験値が入る状態で倒した場合、ヴァーミンを討伐するメイジャンの対象としてカウントされる。しかしクリティカルヒットが出てしまったりで即死させてしまうこともあるため、メインの獲物としては勧められるものではない。
生息地
現代ではアトルガンエリアアドゥリンエリアに生息している敵だが、20年前ではグロウベルグ〔S〕ブンカール浦〔S〕ロランベリー耕地〔S〕にも生息している。過去にバストゥーク鎖死病が流行ったのもこのチゴーバストゥークの道中であるグロウベルグに生息していたことが原因であるともうかがい知れるだろう。

また、アビセア-アットワにも配置されている。こちらは他のモンスター同様ターゲットすることができる。
種族ジョブ
チゴー族
チゴー族(青)

モンスタースキル無し。
Chigoeは日本語ではスナノミとも呼ばれ、熱帯に棲息する寄生ノミの一種。特に中南米、熱帯アフリカ、およびインドに分布している。普段は砂などに潜んでおり、裸足で通りかかったりすると足の裏などに潜り込んで発育する。

「普段は砂中に潜伏。動物が側を通ると驚異的な跳躍で身体に取り付き、皮膚に侵入して成育する。」というヴァナ・ディールでの設定は、現実世界チゴーにかなり近い。
関連項目
モンスター】【ヴァーミン】【鎖死病
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