ビシージ
指令:蛮族拠点に侵撃せよ
平時の指令。
コンクェストと同様、
サンクションをもらって
アトルガン地方の敵を狩ることで褒賞を得る。
また敵本拠地へ侵攻した時に、
古鏡と呼ばれる設備の破壊と奪取により敵の兵力上昇を押さえられること、敵を倒すことで敵兵力を減少させることができる点。敵兵力は
リージョン情報>ビシージで表示される拠点兵力ゲージで表される。その拠点で敵を倒せば、明らかに兵力ゲージが減少する
兵力200で進発する勢力の場合、兵力50を切るまで削ると、強制的に上昇開始する。
。関連
NMを討伐することにより、
ビシージに参戦する敵の部隊を減らすこともできる。
ビシージで
捕虜がいる場合は、彼らを
救出することも任務の一つとなる。
そして敵本拠地最深部に潜むボス3匹を討伐することが最終
目標となる。
参加を希望しないにもかかわらず巻き込まれた場合には、以下のような方法で離脱することになる。
市街戦には勝敗があり、その基準は「
魔笛防衛の成否」ただ一点のみ。つまり、この目的さえ達成が成されれば
アルザビの都市機能やその住民達、さらには
傭兵や
五蛇将などの軍民に多大な損害が出ようと
勝利となる。
- 市街戦勝利
敵戦力を残り5体以下まで減らす事で条件を満たす。また市街戦開始から1時間(地球時間)経過すると蛮族が撤退するようになり、この場合も勝利となる。
- 市街戦敗北
封魔堂内部の魔笛に蛮族が到達する事で条件を満たしてしまう。入るための扉は五蛇将により封印されており、彼らがすべて蛮族により倒された場合、施された封印がすべて消失し扉が開放されてしまう。その後、魔笛に蛮族が到達すると敗北となる。あくまで「魔笛への到達」が敗北であり、封魔堂内に入った程度であれば外へ引き釣り出す等により市街戦継続が可能である。
なお、
市街戦のさなかに街中の
NPCが
捕虜として囚われる事がある。その
NPCが提供していたサービスは、
傭兵たる
プレイヤーにより
救出されるまで停止となる。また、
五蛇将が
捕虜となった場合、
封魔堂の
扉の封印が失われたままとなり、次回以降の
防衛戦に於いて防衛上重大な支障となる。
ちなみにビシージ開戦時の鼓舞および勝利時の勝鬨を
五蛇将が執り行う
イベントムービーを見ることが出来る。勝利時に
五蛇将全員が
捕虜となった場合は、
不滅隊のひとりが代行して執り行う。
市街戦の
報酬として、
経験値、
リミットポイント、
キャパシティポイント、
皇国軍戦績を得られる。
皇国軍戦績は
経験値の1/3の値が
報酬となる。(
Lv8、兵力200で上限5000)
下記表は、
2011年7月12日のバージョンアップ以降の目安。
レベル | 連続防衛回数 | 拠点兵力 | 獲得経験値上限 |
1 | 0~2 | 100 | 4725~5000 |
1 | 3~5 | 110 | 5500 |
2 | 6~8 | 120 | 5850~6100 |
3 | 9~11 | 130 | 6875~7375 |
4 | 12~14 | 140 | 7500~8100 |
5 | 15~17 | 150 | 9447? |
6 | 18~20 | 160 | 8750~9690 |
7 | 21~23 | 170 | 9690~10425 |
8 | 24~26 | 180 | 9525~10160~14160 |
8 | 27~29 | 190 | 12960~15000? |
8 | 30~32 | 200 | 13200~13900~15000 |
9 | 33~ | 210 | 25000 |
10 | ? | ? | ? |
ボス格を倒すことで獲得
経験値の上限がアップする。
ビシージ中の行動にポイントが設定されており、その内容に応じて
報酬額が計算される。ポイント換算の根拠は
検証中の部分も多く謎が多いものの、
物理攻撃で
WSを連発するより
回復魔法を使用した方がポイントが高い仕様との説が有力である
終了間際に参戦し、
ケアル数回と
強化魔法一式を唱えただけでも5000くらい入る。ただし行動毎に上限が設けられているようで、ひたすら
ケアルを繰り返した場合でも(まともに
ダメージが通らない)低レベル
ジョブでは15000に達することは難しい。もっとも、レベルは1つまでしか上がらないという制限があるのだが。
。一説には
ジョブやレベル帯が偏らないための配慮との説がある。実際ノー
ダメージや、死なない程度に
自己ケアルをするだけでそれなりに
戦績を得たとの報告もあることから、参加の際のハードルは意外にも低いと言える。
経験値、
皇国軍戦績、(
行軍レベル9以上なら)
皇国軍功績が獲得できるが、
報酬獲得にあたっての注意点は以下のとおり。
Lv75キャップ時代はもう少しで倒せるところで残存敵数条件を
クリアしてしまい、撤退されてボスを討ち漏らすことが多かった。しかし
Lv99
キャップ、
IL時代では
行軍レベル8以下であれば
集中攻撃すれば十分撃破可能であり、昔ほどの脅威ではなくなっている。ただし、
行軍レベルが9以上に上がると
コンテンツレベルが99以上になるため、
IL装備を以てしても容易には撃破できなくなる。
また、
15周年エミネンス・レコードの
目標「
競売前がピンチです」をセットしていれば
クリア報酬を入手できる。
発表段階から「
蛮族が攻めてくる」というそれまでにない要素は大いに期待されており、
実装直後から多くの
プレイヤーが参加した。その一方数百人の
プレイヤーと
大量の敵が1
エリアで戦うことによる
負荷やゲームバランスには多くの問題が起こり、試行錯誤が繰り返されることになった。
その後新コンテンツの
実装などにより参加者数も増減したが、現在では毎回ある程度の参加者がいるコンテンツとなっている。
アップデートによる変遷については【
ビシージの変遷】を参照。
コンテンツの英語名はBesieged(
ビシージド)、すなわちbesiege(
ビシージ)という動詞の過去分詞形となっていることに注意。besiegeは「(都市や
要塞などを)軍隊で取り囲む、包囲する」ことを意味する。「包囲する(besiege)」主体は「
蛮族」たちであり、「包囲される(besieged)」のが
冒険者たち、すなわち
プレイヤーたちである。この
プレイヤー側の視点を反映して、英語ではBesiegedという名称になっていると考えられる。
「
ビシージ」に関して、
FF11の
公式サイトでは次のように説明している。
しかし、besiegeという語の根本的な意味は、あくまで「軍隊で取り囲む、包囲する」ということである。歴史的な観点から言えば、「包囲」という行為に付随して
戦闘がおこなわれることもあるが、必ずしも
戦闘はおこなわれるわけではない。したがって、besiegeあるいはbesiegedという語そのものを「篭城戦」「
市街戦」「
防衛戦」のように直接的な
戦闘を思わせる形でのみ捉えることは妥当ではなく、先に引用した「
ビシージ」の定義は、あくまで
FF11というゲーム内のコンテンツにおける特殊な用法であることに注意する必要がある。
ボスクラスは行軍中に
蛮族軍を鼓舞したり、
アルザビ突入時に於いては「突撃せよ!」と配下に激を下す様も見られる。
また、行軍中は
蛮族軍の大群が
ワジャーム樹林などを駆け足で進軍する様子が見られる。すなわち、
蛮族軍は
アルザビに突然現れる訳ではなく、行軍開始という報告が上がってから
アルザビに到着するおおよそ30分かけて、実際にえっちらおっちら(あるいはニョロニョロ)歩いて来るのである。ちなみにこの行軍中の
蛮族のサイズは
アルザビでの
戦闘中と比べて、驚くほど小さい。
レベリングなどで遭遇した際は襲撃を受ける事を予感し驚く
プレイヤーもいるらしいが、実際には行軍を優先するため絡むことはない。
本来は行軍途中での迎撃も想定していたらしいが、デメリットばかりでメリットが一切無いので、試みる者は皆無である。また、多少の
ヘイトは無視して
アルザビを目指すため、
戦闘はおろか足止めすら難しい。
なお、
防衛戦開始に於いては自己主張の強い
プレイヤー達による
ネタシャウト、
防衛戦中は戦況報告・
レイズ依頼等、終了時には獲得した
皇国軍戦績の報告や
フリーズにより落とされた
プレイヤーの苦情等の様々な会話が
アルザビ内を飛び交う様が見られる。
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