Gurfurlur the Menacing(ぐーふーるー・ざ・めなしんぐ)
- ビシージで出現するトロール族のNM。「脅威のグーフールー」。行軍レベル5以上のビシージでトロール傭兵団を率いる。2006年7月25日のバージョンアップで追加された。
- ハルブーン最奥に出現する、上記のNM。
1項.ビシージでのGurfurlur the Menacing 編
Gurfurlur the Menacing : アロナウデマ
タンムナヒエラコ?
(訳:オレに挑むツワモノはいるか?)
Gurfurlur the Menacing : フォオォォォオォォ……

独自の外見を持ち、その体躯は非常に巨大。その強さも既存の獣人に当てはめれば神クラスの存在だが、本人の難解なトロール語を解読する限りは、傭兵団の百人隊長でしかないらしい*1。
意外かもしれないが、義理人情に厚く契約を守る相手には協力を惜しまない。
特徴 編
ジョブタイプはモンクでカウンターと百烈拳が脅威。特殊技も強力で、範囲石化や、臭い息もびっくりな多重弱体、そして一定時間魔法属性ダメージを吸収する技などがある。魔法ダメージに弱く1.5倍通る。
戦略 編
基本的には精霊魔法や技連携を避け、物理攻撃のみで削ると良い。しかしLv75キャップ時代には、その物理攻撃の通りすらも悪く、微塵がくれが貴重なダメージソースとされていた。
名称について 編
アトルガンクエスト「盗まれた皇宮の宝」の中で、Menacingに「脅威の」という訳語が当てられている。また、それ以前からプレイヤーの間では、その見事な髭の外見と文字通り一騎当千の戦闘力から、「関羽」「ゼットン」などといったあだ名が既に定着していた。
経緯について 編
実装当時は、仕様上、五蛇将が全滅した場合、グーフールーを倒すか魔笛を明け渡すかしなければビシージが終了しなかったため、頑強な彼を相手に数時間に渡る戦闘を強いられていた。しかも苦労して彼を倒したところで、当時はビシージの報酬が上乗せされるわけでもなかった為、考えようによってはとても虚しい闘いである上、
たった1体のNMを倒すために何時間もアルザビの都市機能がマヒしてしまう事も問題となっていた。
開発チームもその状況をまずいと思ったのか、程なくして蛮族の撤退条件は緩和され、五蛇将が全滅しても彼を倒す必要は無くなった。
またレベルキャップが99まで開放されてゆくにつれて撃破自体も容易になってゆき、アイテムレベルが実装された現在では出現してから数分で倒される事も珍しくなくなっている。
2項.ハルブーンのGurfurlur the Menacing 編

出現条件 編
普段はハルブーンの最奥に鎮座している。ハルブーン傭兵団がビシージの行軍中及び皇都攻略中になると一時的に消滅するので討伐を狙う際は注意したい。ビシージが終了すれば、グーフールーが撃破されたかどうかを問わず60分後にハルブーンに再出現する。こちらからハルブーンに乗り込んで討伐した際は、再出現までにかつては地球時間で約三日を要していたが、2014年3月18日のバージョンアップで大幅に短縮され、60~90分で再出現するようになった。
グーフールーの元に辿り着くためには、ゼオルム火山(E-9)からハルブーンMAP[2]に入り、(J-9)のOperating Leverを6人で操作するかパワーリストを使って扉を開け、更に(K-10)のDecorative Bronze Gateを軍都の赤銅のカギ、軍都の青銅のカギ、軍都の黄銅のカギで開錠する必要がある。尚この扉は内側からは開けれないため、複数で入場する際は、点呼を取ってから開けることを奨める。なおこのエリアには西側に出口専用のドアがあり、ゼオルム火山(L-9)テンキー7のAcid-eaten Door前に出ることができる。
戦闘自体はアイテムレベルが実装されてからはソロで勝利する事も難しくなくなっていたが、Operating Leverを操作するための人集めがネックになっていた。2014年6月17日のバージョンアップでパワーリストが追加されてからは、道中もソロで通過できるようになっている。
特徴 編
戦闘が始まるとナイトタイプ2体と狩人タイプ2体の護衛トロールを呼び出す。これらは倒しても1分以内に再出現する。前述したようにアイテムレベルの装備で身を固めたPCならば、回復手段は必須となるも護衛を無視して倒す事が可能である。
プレアデスレイの状態異常も殆どレジストできるが、念のために万能薬があると良いだろう。
・使用技
技名 | 効果 | 補足 |
---|---|---|
ヘイメーカー | 前方範囲ダメージ + ノックバック・アムネジア | |
ヘッドスナッチ | 単体に瀕死ダメージ | ヘイトリセット付き |
スレッジハンマー | 前方範囲物理ダメージ + 石化・ノックバック | |
金剛断鎖拳 | 単体に多段物理攻撃 | |
大力足 | 自身中心範囲に属性ダメージ吸収バリア | ディスペル・フィナーレ不可 |
プレアデスレイ | 自身中心範囲ダメージ + 毒・麻痺・スロウ・静寂・悪疫・バインド・ヘヴィ | 残りHP2割頃から使用 |
戦利品 編
「マーシナリリング」と分解用アイテム「グーフールーの冑」。また、称号「トロールサブジュゲーター」を得られる。
台詞 編
- 戦闘開始時
Gurfurlur the Menacing : エミオ、デルデ?
アロ、グーフールー、
テサッタニラアザケキ?
(訳:おまえ、だれだ? おれ、グーフールー、としってのろうぜきか?)
- 討伐時
Gurfurlur the Menacing : ミヅデットノ。
アロ、ラサ、オゾクロ
ヒョキナントウチャエナラゴノ……。
(訳:むだだったな。オレ、るす、あずかる百人隊長なるがな……。)
討伐時の台詞により、彼がいち百人隊長でしかないことが発覚する。
そして彼自身が「脅威のグーフールー」の影武者なのか、あるいは本人ではあるが彼を倒した所で獣人神のように新たな「脅威のグーフールー」が任命されるだけなのか、
彼の言葉だけではそこまで読み取る事は難しい。
もっともどちらにしてもトロール傭兵団にとって彼の敗北が致命的ではない事、そして何度でも「脅威のグーフールー」が現れる事は間違いないが…。
関連項目 編
【ビシージ】【トロール】【トロール語】【微塵がくれ】【Medusa】【Gulool Ja Ja】【Zurmurwur the Ruthless】【パワーリスト】Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- 公式設定では「トロール傭兵団団長グーフールー」と明記されている。オーク同様、トロールも本拠は遠く離れており、そちらには彼以上の強大なトロールがいる可能性もある。