赤魔道士(サポートジョブ)

記事名読み
あかまどうし さぽーとじょぶ
本項では赤魔道士にセットするサポートジョブについて解説する。



以下の内容はフェイス実装前の情報です。フェイスを使用した場合は、その能力や状況等を加味して参考にしてください。

メインジョブの能力として実用度の高い数多の魔法が扱えることがアドバンテージとなり、サポートジョブの選択は極めて柔軟である。
一般的にはファストキャストの恩恵が大きく、スペルキャスタージョブとの相性は極めて良い。定番の白・黒の他に、忍術の行使にも恩恵が大である。
一方では一見謎生物にしか見えない組み合わせでも、状況に合うと一気に有用性が上がる。ただし認知度は低いがゆえに理解を得るにはパーティメンバーへの説明を要する。
パーティにおいて、盾役を行う場合に選ばれる場合があるサポである。
赤魔道士は比較的高い防御力防具装備可能であり、さらに強化魔法ファランクスストンスキン、各種スパイク系などにより防御力を上げ、豊富なMPにより大ケアル回復することで、ターゲット保持が可能になる。
その戦い方はナ/戦に似ている部分が多い。
一撃あたりの被ダメが少なければ少ないほどその真価を発揮するファランクス被ダメを減らすことができるディフェンダーの相性は良好である。
かつてはいくつかの弱体魔法に高い蓄積ヘイトが付いていたためヘイトの保持が容易であり、サポ忍による蝉盾にやや押され気味であったが修正された。
攻撃面で注目すべき点は、ダブルアタックが付く事だろうか。
ブルタルピアスなどのダブルアタック装備を整えた上で、ストライを唱えると、実に三割近い発動率となる。

ナ系魔法ケアルガで敵から状態異常範囲攻撃などを受けたパーティメンバー回復に適している。
特にコンバートリフレシュにより高いMP補給を持つ赤魔道士サポ白回復行動の幅が広がることで、さまざまなケースに耐えられる存在となるため非常に需要の高いサポートジョブとなっている。

赤魔道士自体が精霊魔法スキル暗黒魔法スキルを持つため、ドレインアスピル精霊弱体が効果的に扱える。
コンサーブMPによりすべての魔法消費MPを抑えられることが長期戦を見越した場合、深く影響する。
スリプガにより複数の敵を同時に寝かすことが可能となり、また単純にスリプルの数が増えるために、裏などの敵を大量に寝かす必要があるときに適している。精霊の印による魔法命中率向上はBF等で有効であり、印スリプガ、印サイレス等のために選択される場合もある。Lv90からはスタンが使用できるようになるのも魅力的。
なお比較的低いLvから移動魔法が行使可能になる点は見逃せず、ソロ活動時の連続魔デジョン、狩り場がダンジョンとあらかじめわかっていれば連続魔エスケプなど、これだけを見越してサポ黒を選ぶ理由となるケースもある。

オートリフレシュ物理防御アップの特性や、センチネルシールドバッシュフラッシュなど、防御面が充実している。
空蝉の術での回避が容易な相手に対してはサポ忍に及ばないが、空蝉の術が有効でない相手に対してはそれなりの耐久力を発揮できる。

ドレインアスピルアブゾタックが使えるようになる。サポ黒と同様に赤魔道士が持つ暗黒魔法スキルが有効に働く。
かつては片手剣EXWS使用の為に選ばれることもあり、殴り強化スタンサポートなど、少人数パーティーにも向いたサポートジョブであった。
Lv75キャップ時代連続魔スタンをする際の唯一のサポートジョブであったが、レベルキャップ上昇とともにその優位性は失われた。
もっとも、Lv75キャップの場面で連続魔をする際はサポ暗でなくてはならないので、こちらが必要な場面もあるだろう。

適当なペットを用意できる環境であれば、最強クラスのソロ能力を持つ。
HPMP回復手段を自身で持ち、ある程度の本体火力、さらにあやつる失敗時も各種強化魔法グラビデスリプルバインドなどの対応手段が非常に豊富と、柔軟性ではメイン獣をも凌ぐ。
ただし、かえれを使用可能になるのがLv70以降であり、また呼び出しペットも使用はできない。
真価を発揮するには獣使いのレベルがメインのレベルに到達している必要がある(サポ獣の項参照)。

赤魔道士単体でも多彩な動きができるが故に、比較的自由なサポートジョブパーティ強化に当ててしまえる組み合わせ。
また、元々詠唱の長い呪歌に対して、ファストキャストの短縮効果は大きく働くこともメリット。
しかし作業量の比較的多い赤魔道士がさらに歌の時間まで拘束されるとなると、その業務量や半端ではなく、チャットなど不可能となることは覚悟しよう。
ヴァナにおける「過労」のモデルケースと考えられており、サポ割れしないLv詩人経験者もサチコサポ詩と書かないのはよくある話である。

赤魔道士攻撃を受けることが前提のとき真価を発揮する。
自己ヘイストファストキャストとあわせて、他ジョブよりも空蝉の術のキャストタイム・リキャストタイムが短くなることが利点。二刀流による攻撃力増加も望める。
もともとマラソン役として、火力アップ手段として、様々な面で有効であったが、近年ではアビセア乱獲などで釣り役を務める事もあり需要が高まっている。
少人数PTで相手にするような「おなつよ」から弱めの「とてつよ」程度の場合、赤が苦手とする「とてとて」相手の戦闘と違いダメージを与えやすく、純アタッカージョブとの与ダメ比率がかなり縮まる。
赤盾なども一世を風靡したが、2010年6月22日のバージョンアップにてスリプルブラインなどの従来ヘイト稼ぎに多く用いられた魔法累積ヘイトが大きく下げられたため、ヘイト保持の手段が大きく削がれることとなった。

オートリフレシュにより常時MPを補給できることと、最大MPの上昇が利点。MP39でリフレ停止といった悲しい事故から完全に解放される。
履行を使うのであれば後衛支援用途での真空の鎧前衛支援用途でルビーの輝きなどが有効。とはいえ微妙な感もある。
無影大王討伐などに代表されるペット釣りなどが醍醐味だろう。

コクーン時の防御力サポナサポ戦を越える硬さであり、ナイトと並んで手軽にソロ活動ができる優秀なサポである。
回復系青魔法回復量は回復魔法スキルに大きく影響を受ける為、非常に燃費の良い回復魔法として本職青を上回る効果を期待出来る。特にいやしの風回復魔法スキルに強く依存するため、範囲攻撃を連発する相手では有効な選択肢となる。
物理系青魔法攻撃力青魔法スキルに依存するが、D値ステータスにも依存するため、攻撃力を無視できる格下の相手であれば高効率の攻撃魔法となる。
Lv80以上であればブルーチェーンの解禁により自己連携もできるようになり、火力はさらに上昇する。
また、魔法セットによってさまざまなジョブ特性をもつこともできる。ただし、サポ青ではオートリフレシュをセットすることができない。
PT時においては、ナイズル島アサルト白魔法が禁止された場合に備えて青魔法ワイルドカロットなどの回復魔法を期待してサポ青を選ぶ場合がある。

中低レベル帯ではMPTPが半ば背反要素なうえ、属性杖への持ち替えがあるジョブ柄なので、前に出て殴り続けることが立ち回りの大前提となる。ちなみに物理命中率アップをサポで付けられるという利点がある。
溜まったTPWSではなく、各種ステップワルツに転用する、より後衛寄りな殴り赤ともいえるし空蝉の術を無視した突撃型の殴り赤ともいえる。2010年6月22日のバージョンアップにてジョブ特性二刀流が追加され、よりTPを稼ぎやすくなり、火力だけみればLv80時点でサポ忍と同等以上というサポとなった。

また、アスピルサンバ敵からMPを吸収できる場合に限り、オートアタックし続けることでヒーリング時間の短縮が図れる。
ただしPTでは、ヘイストサンバが主流の為、PTの場合有効な場面は限られる。
レベルキャップが上がった事によりV.フラリッシュが解禁されスタンの代用という活用法が生まれた。

Lv99以降では高い魔法攻撃能力を持つ片手棍を利用できることから、魔法行使のための二刀流を得る手段としてサポ踊が用いられることもある。
また、片手剣EXWSが開放された2015.3.26以降、物理攻撃面に於いても二刀流を得られるサポ踊の価値が高まったと言えるだろう。

グリモアの存在で赤魔道士白魔法黒魔法の両方を消費MP10%削減、詠唱時間10%削減することができる。コンサーブMPジョブ特性もあるためさらに消費削減が可能。
ただしデメリットも顕著で、グリモアと逆の魔法を使うと消費MP20%増加、詠唱時間20%増加してしまう。グリモア手動解除できないため、切り替えを誤るとデメリットを諸に受けてしまうことに注意。なお、机上演習は蓄積中、蓄積完了後ともにリフレシュ効果なしにしてしまうため、使うことはまず無いと思われる。

またグリモアによる精霊暗黒魔法スキルの増加もあり精霊魔法ドレインアスピルが安定し、バイオスリップ量も増加する。
黒の補遺は完全にメイン能力と被るため無意味だが、白の補遺中は状態異常回復魔法ストナを除きサポ白で可能なものは揃うため、ヒーラーとして徹するならば範囲攻撃がない限りサポ白よりも効率的に振舞える。

Lv80から白魔法強化黒魔法弱体が範囲化できるようになると、プロテスV、ストンスキンエン系アクアベールファランクスなどでの範囲強化スリプルグラビデアスピルなどの範囲弱体吸収が可能になり、大きく使い勝手が向上する。

関連項目
赤魔道士】【サポートジョブ】【サポ赤

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