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冒険者の歴史
赤盾
記事名読み
あかたて
高い
累積ヘイト
を持つ
弱体魔法
と
赤魔道士
の
防御力
を活用した
戦術
だったが、
2010年6月22日のバージョンアップ
で
弱体魔法
の
ヘイト
調整と
累積ヘイト
から
揮発ヘイト
への変更が行われ、盾として振舞うには仲間の「
だまし討ち
」等の補助がほぼ必須、といったように以前のように容易に
ヘイト
を維持する、ということが難しくなってしまった。ちなみに
FFXI
プランナーの谷口氏曰く、「
弱体魔法
を使って
ターゲット
を取るという形でしたが、
赤魔道士
はもともとそういう
ジョブ
ではないので(
赤盾
を)否定しました。」と答えている
注釈1
「FFXI: アドゥリンの魔境」プロデューサー松井聡彦氏インタビュー (2013/02/28)
(該当発言は2ページ目)
。
後に
アドゥリンの魔境
の開発において
ジョブ
を追加することになったときに、
プレイヤー
間で
赤魔道士
が
盾役
をする
戦術
が流行っていたことが
開発チーム
で話題になり、「それを
ジョブ
にすれば?」という話になったことで新
ジョブ
「
魔導剣士
」が生まれたという経緯がある
注釈2
プロデューサーセッション -WE DISCUSS VANA’ DIEL-Season2 第8回
(特設サイト「
WE ARE VANA'DIEL
」で2024年1月31日に公開)
。
以下は、2010年6月22日以前の記述である。
高い防御性能の
装備
や
魔法
に加え、
回復魔法
が使用できる
赤魔道士
が
PT
内において敵の
攻撃
を受けとめる
盾役
となること。
一般には得意とする敵の特徴もあって下記のように
サポ忍
のケースをさす。
上級の
PC
スキル
が必要と誤解されがちであるが、
ファストキャスト
装備
や敵対
装備
を集めることができれば、特に
PC
スキル
を問わず、誰にでもこなせるポジションと言える。
サポ忍
レベル程度の蝉経験と、
ヘイト
の高い
魔法
の熟知、自己
強化
の維持が必要ながら、それらは高
ファストキャスト
で簡単に行使できてしまう。
麒麟
程度であれば経験は特にいらないほど。
HNM
の相性さえ見極めれば、活躍の場面は多いと言える。勿論
ソロ
で完遂できるものではないので、周りのサポートも重要だろう。
防御
■
ファストキャスト
(
Lv
15、35、55)
サポ忍
で
空蝉の術
を回す際、この
ファストキャスト
が絶大な効果を発揮する。
ワーロックシャポー
と
デュエルタバード
を
装備
した場合、
空蝉
1の詠唱速度が他
ジョブ
の
空蝉
2に匹敵する速度となり、
空蝉
盾が被弾することが最も多い場面である
空蝉
2から1への張替えが、極めて容易に行える。
また
ファストキャスト
には
リキャスト
短縮の効果もある点も大きい。
■
強化魔法
強化魔法スキル
は全
ジョブ
中最高のB+で、有効な単体
強化魔法
を数多く持つ。
戦闘
中は非常に忙しい上
ヘイト
は
魔法
頼みになるため、
プロテス
&
シェル
や
ヘイスト
等はサポート役に任せる方が無難であるが、緊急時や少人数での
戦闘
において、これらを自給自足できる点も特筆すべき点である。
ストンスキン
...
被ダメージ
を一定量無効化。
サポ戦
時はもちろん、
サポ忍
時においても
空蝉
消失時および
ガ系魔法
や
空蝉
貫通
技の
被ダメージ
を軽減できる
注釈3
ダメージ
が0であれば
詠唱中断
しないので、敵の
被ダメージ
にもよるが
空蝉の術
との相性は抜群である。
。
その他...
ファランクス
、
ブリンク
、
アクアベール
、各種単体
バ系
、各種
スパイク系
等
■
VIT
・
盾スキル
ナイト
に比べるとかなり落ちる。
しかし
ヘイト
上昇が緩やかという欠点を持つ
赤盾
は
ヘイト
減少を極力抑える必要があるため極力被弾しない事が大前提となる。
そのためあまりこの点は問題視されない。
また強力な蝉
貫通
技に対しては
ナイト
に比べ豊富な
ダメージカット装備
を着られる点で補うことが可能。
■
魔法防御力アップ
(
Lv
25、45)
魔法防御力
にボーナスを得る。
この特性と豊富な
ダメージカット装備
をあわせることで
魔法ダメージ
に強い
赤盾
という特徴を備えることになる。
攻撃
■
STR
・
ジョブ特性
・
アビリティ
対
HNM
戦などで強敵を相手にする場合、
与ダメ
による
ヘイト
稼ぎではなく、
魔法
による蓄積
ヘイト
で
タゲ
を取るので、この項目は考えなくて良いだろう。
と言うよりも
赤盾
は
与ダメージ
、つまり
与TP
を少しでも減らすため、
抜刀
しないで戦うことも多い。
物理
攻撃
を一切行わなくても固定用の
ヘイト
が稼げるのが
赤盾
なのである。他の
盾役
は
WS
や
アビリティ
(
シバルリー
など)のために
TP
を利用するが、
赤盾
においては
TP
の活用法がほとんどないために取れる方法とも言えるだろう。当然ではあるが、危険な
TP技
を持つ敵ほどこの長所が生きてくる。
少人数PT
に於いては
弱体魔法
と並んで
与ダメ
による
ヘイト
稼ぎは重要なファクターの一つである。
少人数PT
で相手にするような敵には赤の
物理
攻撃
は通用しやすく、
物理
攻撃
装備
と
食事
の調整でより多くの
ヘイト
を稼げるようにしたい。
武器
に関しては
HNM
戦などの強敵を相手にする場合では
マクアフティル
+1を
二刀流
、
マクアフティル
+1と
玄武盾
、
HP
重視であると
チュトラリー
と
玄武盾
、
物理ダメージ
を被る事が多い
戦闘
であると
土杖
を用いることも多い。
少人数PT
では、
ブラオドルヒ
、
ジュワユース
、
ジャスティスソード
等の
WS
頻度、威力が高くなる
武器
が用いられる事が多く、逆にこれらの
武器
を保有していない場合、
少人数PT
で盾をするのは
与ダメ
による
ヘイト
稼ぎが困難である事に起因して盾をする事が困難である。
尚、6人
PT
で
レベル上げ
をするような敵を相手にする場合、
赤盾
は不向きである事が多い。6人
PT
で戦うような敵の場合、赤と比較して純
アタッカー
の
与ダメ
比率が相対的に高くなり、
アタッカー
以上の
ヘイト
を稼げず、
弱体魔法
による蓄積
ヘイト
を稼ぐ程の時間もない為である。(ただし、赤/戦で盾をする場合は
挑発
、
ウォークライ
を使用することによって
揮発ヘイト
を稼ぐ事が可能で、全く不向きである訳でもない。しかし、
空蝉
戦術
が浸透している現在では赤/戦の需要は皆無に近い)
赤盾
が一般的にマイナーな印象であるのは、6人
PT
における
レベル上げ
や
メリポ
において、ほぼ
赤盾
の出番がない事に由来する。
ヘイト
稼ぎ
赤魔道士
自身には
ヘイト
を確保するための
アビリティ
は存在しない
注釈4
ケアル
とセットで使えば別だが
コンバート
自体の
ヘイト
は少な目。
。
しかし
スリプル
をはじめとする
弱体魔法
には高い
累積ヘイト
値が設定されている。これを逆手にとり、
弱体魔法
を絶え間なく詠唱することで最終的に非常に高い
累積ヘイト
を蓄積し高
ヘイト
を維持し続ける事が
赤盾
の最大の売りである。
しかし
ヘイト
稼ぎには常に
MP
が必要な上、瞬間的に
ヘイト
を稼げる
魔法
もない。
瞬間的に
ヘイト
を稼ぎたい場合は
連続魔
を使用し
スリプル
や
ディスペル
等を連打することで
インビンシブル
よりも高い
ヘイト
を短時間で得ることも可能であるが、
連続魔
を用いない場合は
ヘイト
の上昇速度は
ナイト
や
忍者
に劣るため、
赤盾
の場合は
戦闘
開始直後は他の盾以上に周りが
ヘイト
に気をつける必要がある。
いったん
ヘイト
を高めてしまえば、上述の
ファストキャスト
空蝉
、豊富な
物理ダメージ
カット
装備
、
魔法
防御特性+豊富な
魔法
防御
装備
、
ストンスキン
や
ファランクス
などを駆使し、他の盾と比べても
ダメージ
を異常なまでに軽減する。そのため
ダメージ
を食らうことによる
ヘイト
抜けが少ない。
戦闘
が長期化するに従い
アタッカー
達の
与ダメ
による
累積ヘイト
は蓄積されるので瞬間
ヘイト
に優れていても持続の短い
揮発ヘイト
では
タゲ
を維持し難くなるが
累積ヘイト
が基本の
赤盾
は
戦闘
が長期化するほど長所が生きてくる。
これらの長所は、
アタッカー
の
与ダメ
による
ヘイト
が黒系
弱体魔法
や
回復魔法
に比べ微小となる
HNM
戦で輝くこととなる。一部の
HNM
相手における
赤盾
の性能は
ナ盾
や
忍盾
を凌駕するケースもあり、
HNM
と戦う多くの
プレイヤー
に用いられている。
一方
レベル上げ
で戦うような敵相手は、
HNM
戦と違い
アタッカー
の
与ダメ
ヘイト
が一気に高くなり、
弱体魔法
で
ヘイト
を上げている間に
アタッカー
に
タゲ
をとられ、
アタッカー
への
ケアル
などでやっと
ヘイト
が高まった頃には敵は倒れているため、
レベリング
で
赤盾
が活用されることは(
少人数パーティ
を除いて)ほとんどない。
上記一連の動作には一般の
パーティ
における
赤魔道士
の立ち回りがほぼ入っていない事は注意してもらいたい。
少なくとも
リフレ
・
ヘイスト
注釈5
自己
強化
分ならば慣れや敵次第ではあるが可能である。が、慣れてない場合や敵の
攻撃
速度が速い場合などは自己
強化
も他者に任せた方が無難。
・
弱体
などは他に任せ、
赤盾
は蝉回しや
ヘイト
稼ぎに全力を注げる環境作りも必要だろう。
また、
赤盾
は黒系
弱体魔法
を短間隔で連射することで
ヘイト
を稼ぐ必要があるため、
空蝉の術
や自己
強化
だけで手一杯のような状態では
ヘイト
を十分に稼ぐことができない。このような場合
赤盾
は固定盾
戦術
には向かないため、最低2人以上での高
ヘイト
タゲ回し
が望まれる。
ケアル
による
HP
回復
ヘイト
スリプル
・
スリプル
II・
ブライン
・
バインド
・
ディスペル
の
弱体
ヘイト
装備
による
敵対心
強化
については、
ナイト
や
忍者
に比べると豊富とは言えず、
アクセサリ
ー類に頼るしかなかったが、
マクアフティル
+1の登場で
両手
に
装備
すれば+8もの
敵対心
を得ることが可能になった
注釈6
ナイト
も
装備
可能。
。
まとめ
赤盾
は
避ける盾
と耐える盾の
ハイブリッド
であり、環境さえ整えば、
ナ盾
忍盾
以上の持久力と
ヘイト
キープ
能力を持つものの、短期決戦には向かないため、対
HNM
戦や
BF
など長期戦が予想される特殊
戦闘
で用いられる。
なお、「(高レベルの)
赤魔道士
は高性能なので、
レベリング
でも
赤
は
盾
が可能な
ジョブ
である」ことには間違いないのだが、ここで説明した
赤盾
というのはあくまで
Lv
74以上の、
空蝉の術
:弐と
ストンスキン
、各種
ファストキャスト
装備
等を使い分けることによる
戦術
なので、
レベリング
で
ナ盾
・
忍盾
の代役として行う場合の立ち回りとはまた別である。
ナ盾
・
忍盾
に比べて
レベリング
での適応性が低いため、
レベリング
で
赤盾
を行う際は、高い技術と
盾役
としての経験が必要で、ほとんどの
赤魔道士
は
後衛
として誘われることを前提にしている為、当たり前のように
盾役
を頼むのは難しいだろう。
ただし、低
レベル
帯では他の
前衛
達の防御系
アビリティ
・
魔法
もまだ揃っていないため、
装備
と立ち回り次第では
ナイト
や
戦士
に引けをとらない活躍もできる。
例えば
ファランクス
を覚えたての
レベル
においては、
サポ戦
にすることによって、
ファランクス
、
ブレイズスパイク
、
エン系
による
削り
、
挑発
を併用することで、
ナイト
にも劣らない
盾
として機能し得る。
ジョブ
性能的にはオールレンジな立ち回りができる
ジョブ
なので、結局どのような立ち回りをするかは
ユーザー
次第である。
関連項目
【
ナ盾
】【
忍盾
】【
戦盾
】【
シ盾
】【
青盾
】
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