サポ吟

サポートジョブに吟遊詩人をつけた状態。
一般的には、サポ吟よりサポ詩の方で通ってることが多く前者を使う人はそれほど多くないが、ここではヴァナ・ディール内と同じジョブ略称としてサポ吟の方で説明する。

基本的に楽器が装備できないので、一度に掛けられる呪歌は一つのみである。

レベル上げ・メリポパーティにおけるサポ吟は、基本的に魔道士のバラードが目的となるため、メインジョブがLv50以降の場合にこそ真価を発揮するともいえる。

メインLv	サポLv	アビリティ/ジョブ特性
10	5	レジストサイレス
40	20	ピアニッシモ
50	25	レジストサイレス
90	45	レジストサイレス

表記レベルはサポートジョブレベル基準。

Lv帯	レベル・名称
1～10	1	重装騎兵のミンネ	3	猛者のメヌエット	5	戦士達のピーアン
	7	魔物のレクイエム	9	薬草のパストラル	10	光のスレノディ
11～20	11	剣闘士のマドリガル	12	闇のスレノディ	13	闘羊士のマンボ
	14	土のスレノディ	15	戦士達のピーアンII
	16	水のスレノディ，魔物のララバイ			17	魔物のレクイエムII
	18	風のスレノディ	19	小話のオペレッタ	20	炎のスレノディ
21～30	21	重装騎兵のミンネII	22	魅了のエチュード，氷のスレノディ
	23	猛者のメヌエットII	24	精神のエチュード，雷のスレノディ
	25	魔道士のバラード	26	知恵のエチュード	27	魔物達のララバイ
	28	機敏のエチュード	29	無敵の進撃マーチ	30	元気のエチュード
31～40	31	狩人のプレリュード
	32	器用のエチュード	33	鶏のオーバード，魔法のフィナーレ
	34	剛力のエチュード	35	戦士達のピーアンIII
	36	耐光カロル第一楽章	37	魔物のレクイエムIII，ラプトルのマズルカ
	38	耐震カロル第一楽章	39	戦場のエレジー	40	耐波カロル第一楽章
41～50	41	重装騎兵のミンネIII	42	耐風カロル第一楽章	43	猛者のメヌエットIII
	44	耐火カロル第一楽章	45	戦士達のピーアンIV	46	耐寒カロル第一楽章
	47	魔物のレクイエムIV	48	耐電カロル第一楽章	49	ゴブリンのガボット
	50	耐闇カロル第一楽章
51～59	51	剣豪のマドリガル	53	闘龍士のマンボ	54	黄金のカプリチオ
	55	魔道士のバラードII	56	光明のファンタジア	57	魔物のレクイエムV
	59	修羅のエレジー

• 魔道士のバラード
  メインLv50以上であればサポ吟を選択することで魔道士のバラードを掛けることが可能になる。
  リフレシュと効果が重なり、パーティ中に詩人がいる場合でも歌の枠を一つ空けることができるといったメリットもある

  注釈2

  サポ吟がバラードを担当することで、3曲かけることが可能になる。
  。
  マスターレベル30では魔道士のバラードIIが使用可能になる。
  
  
• 魔法のフィナーレ
  魔法命中率が高く設定されており、サポレベルでも機能する。
  ただし、フィナーレはリキャスト時間が24秒と長いのがネックである。敵の強化魔法や強化WSを剥がすことが必須な場合には、ディスペル

  注釈3

  フィナーレ同様に魔法命中率が高くリキャストが10秒と短いが、MPを25消費する。
  が使えるサポ赤も選択肢のひとつである。
  なお、赤魔道士の場合、赤魔系イビルウェポン族と対戦する際に強化魔法剥がしの効率アップ（ディスペルとフィナーレの組み合わせによる実質的なリキャスト短縮、およびMP節約の効果がある）の手段としては重宝する。
  
  
• 各種スレノディ
  限定的ではあるが、アビセアにおけるNM戦で黄色弱点を突く為に使用される場合がある。大抵は精霊の印が使用できる黒魔道士が使用する。精霊の印が使用できない時は験者の霊薬で命中成功を狙う事になる。
  またサポ吟時は楽器が装備できないので、詩人以外は装備無しのアカペラで歌う事になる。その際、成功は歌唱スキルと魔法命中アップ頼みになるので、余裕があればそれらがアップする装備を付けて少しでも成功率を上げたい。
  各種強化をしたとしても、メイン吟遊詩人とのスキル差は軽視できるものではなく、サポ吟にすることにより、防御関係の能力が手薄になるデメリットも存在する。
  

• ラプトルのマズルカ
  2006.7.25バージョンアップで追加。チョコボのマズルカの劣化版といったところだろうか。移動速度の上昇効果は+12.5%であるが、少しでも移動速度を上げたい人にオススメだろう。しかし、単発ならサポシでとんずらした方が良いので、長い距離を歩く場合はサポ吟、短い距離もしくは短期間の移動ならばサポシと使い分ける手もある。
  移動速度アップ装備との併用も可能。例えば+12.5%の移動速度アップ装備と併用すれば合計で移動速度は+25%となる。但し、敵対行動を取った/取られた時点で効果が切れるので戦闘中はあまり意味がない。
  
  
• 各種味方歌
  命中率向上・攻撃力向上の各種呪歌を一曲だけ掛けることが出来る。しかし、スキルに関係なく効果一定のバラードなどの例外を除けば、効果はメイン詩人には遠く及ばない。
  それでも、歌やTPOによっては役に立つこともあるようだ。
  下記はサポ吟49かつメリットポイントで歌唱スキルを8段階強化（歌唱スキル155）した場合の効果である。
  

歌名	上昇値	備考
猛者のメヌエット	攻+37
猛者のメヌエットII	攻+35	Iより効果が劣る
猛者のメヌエットIII	攻+27	Iより効果が劣る
重装騎兵のミンネ	防+30
重装騎兵のミンネII	防+37
重装騎兵のミンネIII	防+34	IIより効果が劣る
無敵の進撃マーチ	ヘイスト+5%
各種エチュード	対応ステータス+3
各種カロル第一楽章	対応耐性+29	耐闇はマスターレベル5以上が必要
剣闘士のマドリガル	命中+22
闘羊士のマンボ	回避+21
狩人のプレリュード	飛命+15

名称	部位	性能
シンガーシールド	盾	防4 受け流しスキル+5
シンガーマント	背	防2 レジストサイレス効果アップ
シンガーピアス	耳	回避+5
ソングベルト	腰	歌唱スキル+5

サポ吟で発動する潜在装備は上記の4つ。Lv30以上であればどのジョブでも装備可能。
シンガーピアスの回避+5が目立つくらいで、あとは微妙。
しかし、シンガーピアスですらサポ吟にしてまで欲しい性能というわけでもなく、これらの装備ははずれドロップと認識されているようだ。

各メンバーのジョブに応じて歌い分けようとすると中の人の忙しさが段違いに跳ね上がる。また、呪歌は詠唱時間が長いものが多いため、メインジョブでなすべき動作をその間待たなければならない。これらの理由から、好んでつけるプレイヤーは少ないようである。

実戦レベルで投入できる数少ない代表例としては、メインジョブだけで性能が完結する赤魔道士や本体の存在意義比率が低いからくり士、獣使いなどが詩人・コルセアのいないパーティでのサポ吟だろうか。中の人のスキル上げにはよいかもしれないが、通常パーティにおいて中途半端な覚悟でやると、あまりの忙しさに驚く暇もないこと請け合いで、3時間もやると中の人にリフレシュが必要になるほどである。またファストキャストで歌いあげたとしてもその硬直は長くディスペルやケアルなどの対応速度には大きく差がでてしまう。
黒パーティの様にリフレシュ回し以外大して仕事がない場合などでは単純に喜ばれるだろう。

白魔道士や青魔道士やコルセア等がMP持ちジョブが多い構成において、サポ吟を選択するケースもあるようだ。

スキル上げパーティにおいてMPヒーラーが不足した場合などにも採用される事もあるのであればそれなりに重宝するサポといえる。

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