サポ白(さぽしろ)
サポートジョブに白魔道士をつけている状態。
パーティにおいては後衛に、ソロにおいては回復魔法が使えないジョブにポピュラーなサポである。
下記の通り多くのメリットがあり、前衛・後衛、パーティ・ソロの区別無く使える。
※サポートジョブではハートオブソラス・ハートオブミゼリは使用できない。
後衛が欲しい敵対心マイナス効果を持つヒーラーピアスが比較的優秀。ヒーラーマントは戦うモンスターや参加するコンテンツ次第では良装備。
ヒーラーシールドは盾を持てないジョブがサポ白するときに選択肢に挙がるくらい。メイスベルトは片手棍の性能上の問題から、あまり需要がない。
ドミニオンリングはHPを減らすことなく、MPを大きく増やせる装備として優秀。
踊り子と学者の実装により、それらの手段としてはある程度サポ踊やサポ学でも代用が可能になっている。
特に前衛のHP回復においてサポ踊との相性は抜群で、サポ白の優先度はやや減少した。
回復魔法以外では、テレポやMGS魔法などの移動手段を目的とする場合も多い。
サポ白にした場合の各ジョブの使用感については、それぞれのジョブ項目を参照。
これは味方や自身にかける魔法にはレジストの概念が無いため、一部スキル依存の魔法を除いてサポであってもメイン白と遜色の無い効果を発揮するからである。ただしメインジョブのMNDが低いとケアルでの回復量が若干見劣りする。
逆にほとんどの状態異常回復魔法をサポで食われる白魔道士がメイン保護を叫ぶなど、様々な議論を呼んだ歴史がある。「メイン白がいないと回復力不足でなにもできない」と「サポ白で十分なので回復しかできないメイン白はいらない」の間でのバランス取りはサービス開始以来、難航し続けているといっても過言ではない。
パーティにおいては後衛に、ソロにおいては回復魔法が使えないジョブにポピュラーなサポである。
下記の通り多くのメリットがあり、前衛・後衛、パーティ・ソロの区別無く使える。
アビリティ/ジョブ特性使用可能Lv早見表 編
メインLv | サポLv | アビリティ/ジョブ特性 |
---|---|---|
20 | 10 | 魔法防御力アップ |
30 | 15 | 女神の印 |
40 | 20 | クリアマインド |
42 | 21 | トランキルハート |
50 | 25 | オートリジェネ |
60 | 30 | 魔法防御力アップ |
70 | 35 | クリアマインド |
マスターレベル5 | 50 | 女神の慈悲、魔法防御力アップ、クリアマインド、ディバインベニゾン |
※サポートジョブではハートオブソラス・ハートオブミゼリは使用できない。
魔法 編
表記レベルはサポートジョブレベル基準。Lv帯 | レベル・名称 | |||||
1~10 | 1 | ケアル | 3 | ディア | 4 | パライズ |
5 | バストンラ,バニシュ | 6 | ポイゾナ | 7 | バスリプラ,プロテア,プロテス | |
9 | バウォタラ,パラナ | 10 | アクアベール,バポイゾラ | |||
11~20 | 11 | ケアルII | 12 | バパライラ | 13 | スロウ,バエアロラ |
14 | ブライナ | 15 | サイレス,デオード,バニシュガ | 16 | ケアルガ | |
17 | シェル,シェルラ,バファイラ | 18 | ディアガ,バブライラ | 19 | サイレナ,ブリンク | |
20 | スニーク | |||||
21~30 | 21 | ケアルIII,バブリザラ,リジェネ | 23 | バサイレラ | 25 | インビジ,レイズ, リレイズ,バサンダラ |
27 | プロテアII,プロテスII | 28 | ストンスキン | 29 | カーズナ | |
30 | バニシュII | |||||
31~40 | 31 | ケアルガII | 32 | イレース | 34 | ウィルナ |
36 | ディアII,テレポデム,テレポホラ,テレポメア | |||||
37 | シェルII,シェルラII | 38 | テレポヨト,テレポルテ | 39 | ストナ,バウィルラ | |
40 | バニシュガII,ヘイスト,ケアルラ | |||||
41~50 | 41 | ケアルIV | 42 | テレポヴァズ | 43 | バブレクラ |
44 | リジェネII | 45 | フラッシュ | 47 | プロテアIII,プロテスIII | |
48 | リポーズ | 50 | ホーリー | |||
51~57 | 51 | ケアルガIII | 53 | リコールジャグ,リコールパシュ,リコールメリファ | ||
55 | オースピス | 56 | レイズII,リレイズII | |||
57 | シェルIII,シェルラIII |
目的 編
- ケアル
ケアルを覚えるサポートジョブの中ではサポ白が最も早く、次いでサポ赤、サポナ・サポ学がその後に並んでいる。特に赤魔道士と同レベルであるケアルIVが使用出来るのは特筆である。
ケアルはメインLv1、ケアルIIはメインLv22、ケアルIIIはメインLv42、ケアルIVはメインLv82で使用できる。
- ケアルラ
Lv80から使用できるものの、白魔道士がメインジョブでなければハートオブミゼリを使用できないため、本職ほどの恩恵は得られない。
消費MP自体はケアルガよりも少なく済むため、範囲睡眠を治療するための手段の一つとして活用できる。
- ケアルガ
ケアルガは複数の仲間をまとめて回復する際に優れる。また、範囲睡眠からのパーティの立て直しに使いやすい。
3人以上を同時に回復できればケアルIIよりMP効率が良い。
ケアルガはメインLv32、ケアルガIIはメインLv62から、ケアルガIIIはマスターレベル10から使用できる。
- 女神の印
メインLv30から使用できる。
ケアル及びケアルガの回復力を女神の印発動直後だけ倍にできる。
戦闘中の回復にも有効だが、ヘイトも大幅に増える。
ケアルガを使用する際に回復量の底上げを目的に使用するか、コンバート後の回復目的に使用するケースが多い。またMP節約のために倍加した下位ケアルを使用するような使い方も可能。
また、マスターレベル5以降は女神の慈悲を使用できるようになり、緊急時に状態異常回復を範囲化する目的で使用することも可能になる。
- 弱体魔法
効果や魔法命中率がスキルに依存する為、大半はメインジョブに弱体魔法スキルがあるジョブでなければ使い物にならない。
しかしディア系だけはスキルに関係なく効果を発揮するので、スキルがなくとも有効に働く。
ディアはメインLv6、ディアIIはメインLv72から使用できる。
- デオード・スニーク・インビジ
いわゆるMGS能力。デオードはメインLv30以上、スニークはメインLv40以上、インビジはメインLv50以上で使用可能となる。
サポ赤・サポ学と使用可能レベルは同じである。
- 属性耐性魔法
術者を中心にした範囲内のパーティメンバーに各種耐性を与えるバ系魔法は、使いようによっては非常に有効な魔法となる。
強化魔法スキルに依存するため強化魔法スキルがないジョブだと効果は薄くなるが、デフォルトで強化魔法スキルを持つ黒魔道士・赤魔道士・ナイト・学者・魔導剣士が使用すると、メイン白魔道士に劣らないほどの効果を発揮する。
耐性に関しては強化魔法スキルの差よりも「0」「1以上」「-1以下」の差の方が影響が大きい事も多いのでメインジョブに強化魔法スキルがないからといって使用しないのではなく、他にやれるメンバーがいなければ積極的に使用していくと良いだろう。
- 状態異常耐性魔法
バアムネジラ以外の魔法が使用可能。
強化魔法スキルに依存せず効果を上げる手段も無い事から、サポで使ってもメインとまったく遜色ない効果を得ることができる。
効果自体は決して大きくないが、ディスペル等の強化消去に対するダミーとして役に立つ。
- テレポ・リコール
メインLv72からテレポホラ・テレポデム・テレポメアが、メインLv76からテレポルテ・テレポヨトが、メインLv84からテレポヴァズが、マスターレベル20からリコールジャグ、リコールパシュ、リコールメリファが使用可能。
現在は各地への移動手段も充実しているが、テレポイント付近に用事がある際に役立つ。
- ブリンク・ストンスキン
ブリンクはメインLv38から、ストンスキンはメインLv56から使用できる。どちらもサポ赤(ブリンクはメインLv46、ストンスキンはメインLv68から)よりも早い。
ブリンクは空蝉の術にこそ一歩譲るものの、防御手段としては有効な一手であり、ストンスキンはアイテムレベル帯であればサポ白で使用しても上限の350に到達する。
サポ赤でこれらを使用できないLv帯ではサポ白のお世話になることだろう。
- レイズ
サポ白はメインLv50、次いでサポ学がメインLv70から使用できる。
上位のレイズIIやレイズIIIがあれば良いが、パーティーメンバーに白がいない(ナイトと赤もいない)、近くのPTにも白がいない時はサポ白でレイズをする事もある。
マスターレベル35でレイズIIが使用可能になる。
- リレイズ
メインLv50から使用できる。
ソロでは自力で蘇生できるため一定の価値が見出されている。
通常のレベル上げパーティではまずメリットとして意識されることはないが、即死が当たり前なビシージやカンパニエではデスペナルティが無いこと、タイミング良くレイズがもらえるか不確かであることから、リレイズが使えるサポ白を選好するプレイヤーが比較的多く見受けられる。
マスターレベル35でリレイズIIが使用可能になる。
- フラッシュ
メインLv90で使用できる。メインLv74で使用できるサポナよりは遅くなる。
フルレジストこそ少ないが、ハーフレジストで効果時間が短縮されてしまうとすぐに効果が切れてしまうため、メインジョブに神聖魔法スキルを持ち合わせているジョブでなければ活用は難しい。
むしろヘイト稼ぎの手段としての運用が主となる。
- 各種ジョブ特性
魔法防御力アップはメインLv20以上(Lv60からランク2、マスターレベル5からはランク3)、クリアマインドはメインLv40以上(Lv70からランク2、マスターレベル5からはランク3)、オートリジェネはメインLv50から利用できる。
オートリジェネは地味だが低レベル帯のソロ活動でヒーリング時間を短縮するなど効果は大きい。
マスターレベル5からは新たに女神の慈悲に加え、ディバインベニゾンを利用できるようになる。これによりナ系やイレースの詠唱速度の底上げや敵対心の減少ができるようになる。これは支援系ジョブのサポートジョブとしてはメリットがあるものの、盾ジョブのサポートジョブとしては逆に使い辛くなってしまう。
- MNDステータスの底上げ
被ダメ軽減、空蝉張替えを大きく助けることができるパライズおよびスロウは、それぞれ麻痺発生率、攻撃間隔遅延率をMNDに依存するといわれている。それゆえ、これらを行使する機会の多い赤魔道士はMND値に若干のボーナスを得ることも兼ねてサポ白を選択する場合が多い。
モンクの気孔弾や狩人などが使うホーリーボルトの追加ダメージもMND依存であることから、かつてはHNM戦での気孔弾砲台戦術など、限定的な戦闘においてはサポ白も有益とされていたようだ。
潜在装備 編
サポ白を発動条件とする潜在能力を持つ装備は以下のとおり。性能は潜在発動時のもの。名称 | 部位 | 性能 |
---|---|---|
ヒーラーシールド | 盾 | 防2 DEX+2 |
ヒーラーマント | 背 | 防2 魔法防御力アップ |
ヒーラーピアス | 耳 | 敵対心-1 |
メイスベルト | 腰 | 片手棍スキル+5 |
ドミニオンリング | 指 | 防2 STR-2 DEX-2 INT+2 MND+2 MP+30 |
後衛が欲しい敵対心マイナス効果を持つヒーラーピアスが比較的優秀。ヒーラーマントは戦うモンスターや参加するコンテンツ次第では良装備。
ヒーラーシールドは盾を持てないジョブがサポ白するときに選択肢に挙がるくらい。メイスベルトは片手棍の性能上の問題から、あまり需要がない。
ドミニオンリングはHPを減らすことなく、MPを大きく増やせる装備として優秀。
サポ白事情 編
状態異常回復魔法と回復魔法、リレイズを揃って使えるサポートジョブとして利用価値が高い。踊り子と学者の実装により、それらの手段としてはある程度サポ踊やサポ学でも代用が可能になっている。
特に前衛のHP回復においてサポ踊との相性は抜群で、サポ白の優先度はやや減少した。
回復魔法以外では、テレポやMGS魔法などの移動手段を目的とする場合も多い。
サポ白にした場合の各ジョブの使用感については、それぞれのジョブ項目を参照。
サポ白の歴史 編
かつてパーティでの黒魔道士や召喚士がサポ白でのケアル行使に従事することのみで本来のジョブとしてではなくヒーラーとしてしか扱われないことが嘆かれ、アイデンティティの喪失が懸念されていた(漂白時代、驚きの白さ、ケアルタンク)。これは味方や自身にかける魔法にはレジストの概念が無いため、一部スキル依存の魔法を除いてサポであってもメイン白と遜色の無い効果を発揮するからである。ただしメインジョブのMNDが低いとケアルでの回復量が若干見劣りする。
逆にほとんどの状態異常回復魔法をサポで食われる白魔道士がメイン保護を叫ぶなど、様々な議論を呼んだ歴史がある。「メイン白がいないと回復力不足でなにもできない」と「サポ白で十分なので回復しかできないメイン白はいらない」の間でのバランス取りはサービス開始以来、難航し続けているといっても過言ではない。