ペット狩り

記事名読み
ぺっとがり
  1. ペット狩ること。
  2. ペット狩ること。

ペット「で」狩る-ペットジョブ戦闘スタイル
ペットを使役できる、いわゆるペットジョブ、とりわけそれによる高い効率が期待できる獣使いが主に使用する狩りの手法。
もっとも、ペットジョブにとって「ペットを使って狩りを行うこと」は当たり前であり、わざわざこの意味で『ペット狩り』という用語を用いることはまず無い。

ペット「を」狩る-少人数高効率のスタイル
敵のペットのみを標的とする戦闘スタイルで、かつて一部のプレイヤー間で好んで用いられた戦法。

2008年9月のバージョンアップにより楽な相手からでも存分に経験値が得られるようになり、更に後に追加されたFoVGoVでの多人数楽乱獲での経験値稼ぎの方が圧倒的に多くの経験値を楽に稼げるようになってしまった為に『誰が何と言おうと俺はペットを狩るんだ!』と言う拘りでも無い限り、現状ではペット狩りを行うメリットは皆無となっている
注釈1
ペット狩りの方が瞬殺出来るしポップも早い」と言い張る人も居るが、現状FoVGoV対応モンスターは基本的にポップが早く修正されており、しかも楽相手であればジョブを問わず短時間で、アラ乱獲なら文字通り一瞬で倒す事が可能な上にペット狩りを行う際の『飼い主に見つかる=死』の公式が無いため、本当の意味でペット狩りにこだわる意味は完全に失われている。


以下には当時の情報を残す意味でペット狩りについて説明する。「効率」「稼ぎ」といった指標は当時での評価によるものであるので注意してほしい。



獣使いタイプの獣人が連れているペットが、通常のモンスターよりも極端に少ないHPであるという特徴を利用し、ペットだけを連続して狩りつづけることで効率のいい経験値稼ぎを行う手法。
また召喚士タイプ獣人エレメンタル召喚獣竜騎士タイプの獣人が連れているワイバーンを狩る場合もある。

以前より一部のプレイヤーの間でその有用性が重宝されていたのだが、2006年末前後からその効率のよさが衆目の元に晒され、一つの狩りスタイルとして定着しつつある。

2003年のジラートの幻影発売直後、獣使い獣人ペットが倒されると30秒で次のペットを呼び出していたため、6人PTペットを狩り続けることも可能であったが、2003/07/17バージョンアップで呼び出す間隔が60秒に修正され、現在はPTで狩るメリットはなくなっている。

なお、2008/9/9のバージョンアップで一部エリアペットのレベルが引き上げられている。バージョンアップ以前の経験、情報でペット狩りを行った場合、手痛いしっぺ返しを喰らうハメになりかねない。
今後もこういった修正が行われる可能性もあるため、各種攻略サイトや自身で下見を行い事前に最新の情報を確認しておくべきだろう。
方法
方法といっても、通常の狩りと変わる点はほとんどない。
獣使い獣人(以下マスター)が連れているペットを、マスターに気付かれないようにキャンプに引っ張り込むなどしてペットだけを狩る。これだけである。

具体的な釣り方法としては、ペットマスターより後方(視界の外)にいる場合で、なおかつ釣った後のペットマスターの目に触れないように動く状態でなくてはならない。
自      ペ  マ→  
この形で釣るのが不可欠である(矢印は向き。ペットはどこを向いていても良い)。
自シ三○   ペ  マ→
自  ←Σペ......  マ→

ペットマスター視界に入るとマスターリンクしてくるので、釣り後は速やかにキャンプへ移動し、処理する必要がある。

しばらくするとマスターペットの再召喚をするので、はじめに戻って同じ手順を繰り返せばいい。
当然だが、この方法が通用するのは視覚感知のみのモンスターマスターである場合だけである。
フォモルドラウガーなど、聴覚感知を有するモンスターには意味がないので、注意したい。

ちなみにペット召喚直後はペットマスターが重なっているが、この状態の時に真後ろからペットを釣ればマスターリンクすることなくペットだけを引き抜ける。
ただし直後にマスターが動き出し、ペット視界内に入ってリンクする可能性があるためマスターが立ち止まってから召喚するまでの間が長かった際は注意しよう。
メリット





デメリット





実践の手引き
ペット狩りに強いのはとされる。しかし、PTを組むなどすれば前衛ジョブでも狩れるし、おなつよつよなどを選べばソロでも可能である。
ここでは各ジョブに合わせた実践に向けての注意点などを挙げる。

ジョブ共通
どのジョブでやる場合も、敵のレベルを調べる事やキャンプ地の確保が出来る事を先に調べないと、大変な目に合う場合があるので注意する事。

またソロや少人数で行う場合、蘇生や帰還、狩場までの移動手段の確保も必要である。不慮の事故が起こりやすいため、これらを複数用意し、また食事なども狩りの予定時間に対し多めに携行すべきだろう。

ペット狩りのパイオニアとも言える黒魔道士は、最もペット狩りに適したジョブであるといえる。
特に古代魔法習得後しばらくは一撃で倒せる場合も少なくなく、その場合はペットマスター正面にいようがリンクする前に倒す事が出来るため、効率の面で他ジョブを大きく引き離す。だが、次第に廃人装備とまではされないもののハードルの高い装備を要求されるようになり、困難となる。一撃で倒すことができないのであれば、釣り速度の遅さに伴う機会の減少と発生しやすい戦闘不能によるロストにより
注釈5
これには、他のジョブと比較して高いレベルのペットを標的とすることにも原因がある
、効率面では決してぬきんでたものとはならず、むしろ劣ることもある。

古代魔法で一撃で倒す戦法が可能な場合でも、敵HPの把握と自分が出せるダメージ、またレジストの可能性を考える事や曜日の把握を怠ってはならない。
マスターに見つかる危険を極力避けたいのであれば詠唱の短い魔法釣り一旦寝かせ、古代魔法で倒すのがよいだろう。

古代習得以前及び習得後も古代一撃戦法が不可能なレベル・装備であれば、サポ忍で短時間の回避能力を得つつ、蝉が尽きる前に叩きのめすのがセオリー。
サポ白などで生半可な防御・回復能力を得た程度では焼け石に水だが、実際はサポなしでも「やられる前にやる」ことはできる。

赤魔道士はその高い弱体スキルを生かして寝かせ→精霊グラビデマラソン等で倒す場合が多い。サポ忍を選ぶと安全度が増すだろう。

また、蝉を回しながらエン系二刀流ガチ殴りも可能。短剣片手剣武器スキル上げを兼ねることも可能である。高レベルでは戦闘時間が長引くので、適宜精霊を混ぜると良い。危なくなったら寝かすかグラビデで離れて張りなおすなどで対処しよう。

瞬発力を生かして殴りながら物理系青魔法で一気に倒す戦法が見られる。メッタ打ちで文字通りメッタ打ちにするのが楽だが、相手によってはTP技が痛い場合もある。
物理系青魔法の間にヘッドバット等を挟み込み、を上手く回すのがポイントとされ、回り切らない場合には眠らせて対処する等の工夫が必要となる。
また、遠隔釣りとなるため狩り場によっては他の魔法ジョブより安全に狩れることがある。
なお、物理属性攻撃が主体となるためエレメンタルペットの対象となる狩り場はおすすめできない。

サポレベルまではサポ黒でないと魔法攻撃力アップが付かないため、防御を意識して(サポ忍サポ青など)手数で攻めるか、被弾を恐れず高威力の魔法で攻めるかの二択となる。後者はサポなし黒と同程度のスリルある戦闘が楽しめる。
スリプル黒の補遺)が使えるようになるLv30以降は圧倒的に楽になるが、補遺を忘れていると大変なことになる。疾風迅雷を組み合わせると詠唱時間リキャスト時間が短くなり安全性が増す。

自己回復能力と幾らかの弱体能力を持つ踊り子にとって、ソロでのおなつよは時間がかかるが安定した戦闘になる。但し、踊り子TPを常時キープしておかなければならないため、WSによる大ダメージは期待できず、元々攻撃力のないジョブであるため、ペットHPが低いという事実はとても嬉しいものである。

他のジョブと異なり、TPが無い開始直後が最も辛い戦闘となるが、回避ブーストし、空蝉の術を併用して被ダメージを極力減らすことで、効率よく経験値を稼ぐことが出来る。

寝かせる手段はないが、緊急時はヘヴィ効果のあるD.フラリッシュで敵をヘヴィ状態にして走って逃げることが出来るのも利点(外れる可能性もあるため過信は禁物)。その他スペクトラルジグ狩場まで安全に移動できるのも魅力の1つであろう。

低レベルでは、釣り手段も少なく少々やりにくい印象はあるがソロ能力の高さからそれなりの効率で戦闘可能。
しかし、高レベルになると黒魔法オートマトンフリントカプリコン」が真価を発揮する。本職である黒魔道士に負けず劣らずの魔法攻撃力に加え高位の精霊魔法を使用可能な上、出し入れによりMPは運用上「無限」といっても差支えが無い。本体後衛系の装備が充実しており、サポ学によるスリプルなどの援護も加えれば、効率よくペット狩りを行なう事が出来る。

ブラッディボルトが使えるようになるLv25になると、吸える敵・寝る敵ならばソロである程度狩れるようになる。受けたダメージブラッディボルト回復し、空蝉の術リキャストが来ていない場合はスリプルボルトで寝かせて対処する。

ボルトが当たらなければ当然追加効果は発動しないため、ある程度の飛命を確保する必要がある。したがって、射撃スキルの高い狩人が一番適正があり、次いでシーフ戦士暗黒騎士の順になる。シーフ弱体ボルトしか撃てないが、追加効果を含めるとホーリーボルトブラッディボルトも与えるダメージはあまり変わらないので、サポレベル程度までなら大きな問題にはならないだろう。

暗黒騎士Lv30でスリプルが使えるようになる(弱体スキルも持っている)上、サポ忍であってもドレイン回復できる。Lv30以降の暗黒騎士スリプルボルトがなくても、場合によっては狩人以上に安定して狩ることができる。

レベルが高くなるとスキルの開きが大きくなってくるため、狩人以外のジョブでは実践が難しくなってくるが、サポートジョブレベル程度までならば十分実用になる。

その他のジョブ
ペットHPは低いが攻撃力防御力回避などはレベル相応であるため、戦闘が長時間にわたると削りきれずに返り討ちに遭うことがある。
必然的に、従来からソロへの適性が高いジョブが相対的に有利となる。

PTを組む場合は、前衛前衛タゲ回しをする、前衛後衛回復しながら倒す、など、従来の少人数PTと同じ手法で可能だろう。

狩場候補とエリア分類ごとの傾向
ペットであればなんでもいいわけではなく、獣使いペットか、譲って召喚士エレメンタルがせいぜいといったところだろう。
また、マスターに気付かれないことが最低限の条件となっているため、聴覚感知リンクしもれなくマスターがついてくるフォモル獣使い/召喚士ペットや、ドラウガー子竜は狩りの対象外となる。

ペット狩りのメッカといえば、大抵プロマシア以前に存在しているエリアになる。
有用な狩場バタリア丘陵南古墳入り口、アットワ地溝ムバルポロス新市街ビビキー湾あたりがある。

これらのエリアに配置された獣使いペットは、先述したエリアのそれよりもHPが格段に多く、レベル相応の通常モンスターと同程度であった。
2008年9月にそれらのペットオリジナルエリアと同等か若干高い程度に修正されたことにより、それまでペット狩場として機能していなかったこれらエリアペットが狩り対象に含まれるようになった。

ただし、若干多い程度とはいえ100少々、割合にして10~15%ほど多く、またアルタナエリアモンスターは他エリアの同レベルの個体に比べると攻撃力が高いため、ギリギリペット狩りができていた程度のジョブにはハードルが高くなっている。

なお、両ディスクともコンセプトの都合上配置されているモンスターの多くはレベル50以上であり、ペットのレベルもそれに準じて下は48からとなっている。オリジナルエリアペットが主にサポレベルでの運用がほとんどであることとは対照的といえる。

ペット狩りをする者のマナー
ペット狩りは許容人数が極端に少ないため、サーチコメントに座標を書くことが多い。ペット狩りを行う者同士の間で無用な衝突を回避するには有益であるが、ログアウトすると消えてしまうため、気づかずに狩りを続けてしまうこともある。特にanonで座標も書かずにペット狩りに着手するのは、レベルからの推測も出来ず、「空いている」と考えて訪れるプレイヤーの立場に立って考えると、問題のある行いと言えるだろう。
ただし、明記したところで放置している場合や、既に終了している場合もあり、必ずしも「埋まっている」とは限らない。

ペット狩りの座標をサーチコメントに記載していることを建前に、ペット横取りされると、相手を威嚇したり直接抗議のtellを入れたりするプレイヤーもいるが、金策狩り・NMの取り合いなどと同様に【黄色ネームは誰のものでもない】。これは、ペット狩りだけが特別ではないので気をつけてもらいたい。もっとも、座標を明記しているところに取り合いを挑むことは、効率が大きく低下するため、【黄色ネームは誰のものでもない】からと言っても推奨される行いではないのは、通常のレベル上げと同様。
注釈6
即席で少人数パーティを組むことが出来ればよいのだが。


また、絡まれるクエストFoV等で親を狩られてしまうこともあるが、これは避けようがない。辺鄙なところで行うことで回避できる可能性もあるが、クエストに関しては親の生息数は必ずしも多くないため、遠方であっても万全とは言い難くなる。

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