魔法攻撃力

記事名読み
まほうこうげきりょく/Magic Attack
魔法の威力に関係するステータス
装備品プロパティでは「魔攻」と表記されている
注釈1


正確には、魔法ダメージに関する倍率の一部にあたる。物理攻撃力のように関数の出力ではなく、直接ダメージに影響する。
ただし、すべての魔法ダメージに影響するのではなく、例外が存在する(後述)。

一口に魔法攻撃力と言っても、「○属性魔法攻撃力」と書かれた場合は異なる意味合いを持つこともある。これについても後述する。

魔法攻撃力魔法防御力の基準値は100である。魔法攻撃力アップ特性(1段階時は+20)を所持している黒魔道士なら、魔法攻撃力は120となり、1.2倍(120/100)のダメージとなる。

このステータスジョブ特性魔法攻撃力アップを習得するか、特定の装備品魔法により上昇する。黒魔道士ジョブ固有メリットポイントに割り振ることで、特定の属性に関する魔法攻撃力を上げることも可能。

魔法攻撃力精霊D値に対するダメージ倍率であるため、精霊IV系精霊ガIII系古代魔法のようにD値の大きいものだと、それに比例してダメージの差も大きくなる。

魔法攻撃力アップ装備魔法ダメージに大きな影響を持つが、「魔法攻撃力+」であり「ダメージアップ%」では無いことに注意が必要である。例えば、魔法攻撃力アップ特性を持たないジョブモルダバイトピアス装備した場合は、魔攻100→105で5%のダメージアップとなるが、特性を持つ黒魔道士(Lv70で+32)の場合は、魔攻132→137で3.8%弱のダメージアップにとどまることになる。

魔法攻撃力とパラメータの関係
魔法攻撃力INTの関連について固定的な数値が論じられる場合があるが、精霊ダメージINTを含む係数と魔法攻撃力の乗算に比例しており、その比率は一定ではない。使用魔法、敵とのINT差、魔法攻撃力をある程度絞れば目安としての値を得ることはできるが、実際の比率はケースバイケースで変動することに注意しなければならない。

とはいえレベルキャップの上昇が続き、目安とすべき典型例がコロコロ変わる現状では、固定値での議論はあまり意味がないと考えるべきだろう
注釈2
なお、Lv75キャップ時代の黒スレではとて程度のワモーラ族(幼虫)ブリザドIVを撃った場合、INT+2≒魔攻+1(廃黒でINT+2>魔攻+1、ユニ黒でINT+2<魔攻+1)という数値が提示されており、この関係を第一近似として使う人も多かったが、アイテムレベル時代ではINT+3>魔攻+3というケースも起きている。


長く続いたLv75キャップ時代では、優れた魔法攻撃力ブースト装備が多かったため、これらの魔法攻撃力偏重とも言える風潮を生み出した。しかしレベルキャップ上昇に伴う魔法装備の追加によってこれらのバランスが大きく変化する可能性もあり、装備ブーストに関しては、状況に応じた正しい判断が必要である。

なお、INTについては状態異常によるステータスダウンの影響を受けやすいが、魔攻については現在のところ状態異常による低下率が少ないという利点がある。このため、状態異常を引き起こしやすい敵と戦う場合は、純粋に魔攻が上昇する装備のほうが有利に働くことが多い。
衰弱中のペナルティ
衰弱状態からさらに戦闘不能になり、再び蘇生したいわゆる「強衰弱」状態の間は、この魔法攻撃力0として扱われる。即ち、直接ダメージを与える魔法を用いての攻撃能力が皆無となる。

ケアル弱体魔法スリップ魔法スリップダメージは通常どおりの効果をもたらすが、おとなしくヒーリングして早期の戦列復帰を心がけたほうが建設的だろう。

ただし下記の魔法は強衰弱でも本来の性能を発揮する。

魔法攻撃力魔法防御力の影響を受けない魔法
余談
忍者魔法攻撃力以外に上げるべきステータスが多いため普段は気にすることはないが、忍術遁術魔法攻撃力の影響を受ける。
黒魔道士赤魔道士は、比較的早い段階でこの魔法攻撃力を上げる手段をジョブ特性として獲得することができる。特に第一段階の+20が大きく、黒魔道士Lv10や赤魔道士Lv20を境に魔法ダメージの差は歴然と数字に表れることとなる。

レベルごとの詳細は同項を参照のこと。
属性限定の魔法攻撃力は必ずしも上記の魔法攻撃力の意味合いにはならないことに注意を要する。装備に「魔攻」ではなく「○属性魔攻」とプロパティが付いている場合は下記に該当する。

このプロパティによる効果は、本来の魔法攻撃力とは異なる性能を有しており、本来の魔法攻撃力では効果がないドレインアスピルにも吸収量を上昇する効果がある。もちろん、これらの魔法闇属性のため闇属性魔攻+の効果である。

また、魔法ダメージ計算における位置づけも異なる。例えばカイキアスケープには「風属性魔攻+4」のプロパティがあるが、こちらは魔法攻撃力を+4するのではなく、アフィニティアートマと同枠のダメージ係数を+0.04(基準値を100とした場合は+4)する。

この書式に従えば、「ファイアアフィニティ:魔法ダメージ+3」は、「火属性魔攻+20 氷属性魔攻-20」と書くこともできる。

このため、本来の魔法攻撃力が200をはるかに上回るようになったために魔法攻撃力1当りのダメージ上昇率がかつてほど無くなっている状況下においても、より高いダメージ上昇率を見込むことができる。
装備を比較する上においては、魔法攻撃力が上昇する程価値が低下することとともに、INTや、属性限定の魔法攻撃力の価値が上昇するということを考慮することも重要である。
単純に言えば、魔法攻撃力が200であり、属性限定の魔法攻撃力プロパティがついた装備はそれほど多くはないため基本値の100であると仮定すると、属性限定の魔法攻撃力の価値は魔法攻撃力の数値の2倍あるということになる
注釈4
現実には条件次第で魔法攻撃力400超も狙えるため、さらに跳ね上がるであろう。
。もっとも、使用できる属性が限られているため、現状で実用として装備に需要があるかどうかと言えば、一部の装備に限られている。

しかしながら、黒魔道士メリットポイント項目「○属性魔法攻撃力アップ」は、ジョブ特性魔法攻撃力アップと同枠である。すなわち、本来の魔法攻撃力を上昇させるのと同じという意味である。同じ「○属性魔法攻撃力アップ」でも異なる係数に属している。

さらに、アートマの説明では「○属性攻撃力」という表記が行われているため、装備(○属性魔攻)、アートマ(○属性攻撃力)、アフィニティ(○○アフィニティ魔法ダメージ)でそれぞれ表現が異なっているという大変ややこしい状態になっている。魔法ダメージ計算においては、これらをひとまとめにして、アフィニティ枠と呼ばれていることが多い。
関連項目
魔法防御力】【魔法攻撃力アップ】【魔法攻撃力アップ装備

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