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視界
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しかい/Visibility
目の届く範囲。また、それを表現した
FF11
におけるシステム的な概念。
FF11
のシステムでは、画面上に表示される
プレイヤー
(
中の人
)としての
視界
は関係なく、
キャラクター
を中心にして前方60度ほどの扇形に広がっている範囲を指す。
モンスター
においては、
視覚感知
時の
感知
範囲に適用され、
PC
においては、
視界
内の敵にしか
遠隔攻撃
を使うことは出来ない、などの制限に使われている。
ちなみに
魔法
や
アビリティ
を使用する際の
PC
の「
視界
」は、
モンスター
と最短距離を結んだ線と
PC
との接点を「
正面
」としている。
PC
本人がどの方向を向いていようと、
モンスター
と
PC
を結んだ線に障害物が存在していなければ、
PC
からは「見えている」ものとして扱われる。
視界
は前方角で制限される他に、障害物で
視界
が遮られるケースもある。
坂,崖などの地形によって完全に見えなくなる場合はもとより、ちょっとした木や柱などの小さい
オブジェクト
の場合でも、それが
キャラクター
と対象の直線上にある場合は、
視界
が遮られるケースがある。
なお、これらの障害物による
攻撃
可否の判定は
ダンジョン
エリア
のみに適用される。
フィールド
エリア
では城壁の向こうの
ターゲット
にでも
魔法
を当てることができるし、その
モンスター
のほうを向いていれば
弓
矢
でさえその壁を
貫通
する。にも関わらず、
モンスター
は律儀にその障害物を避けて進んできてくれるので、
モンスター
のタイプによっては
想定外
の
リンク
を引き起こす原因ともなりうる。
また、扉などの一部の特殊な
オブジェクト
は、見た目上は
視界
を遮っているように見えるが、システム上は遮っておらず
注釈1
とある条件により
PC
が通行可能になる場所は、
モンスター
から見れば常に通れる状態にあるということ。たまにこの
モンスター
が丁寧にも扉を開けて襲ってくることもあり、特殊な
アイテム
を使ってしか通れない扉がこれにより
アイテム
なしで通過できることもあるのだ。
、扉の向こう側から
視覚感知
されたり、逆にこちらからは
遠隔攻撃
や
魔法
を使うことも出来る。
無論これは扉などの手前から奥を
ターゲット
できる場合に限る。これは、扉など
視界
を遮る
オブジェクト
にはそれを挟んだ
オブジェクト
を
PC
側から
ターゲット
できないように遮蔽する効果も含まれているからで、実際に扉の向こうの敵にアプローチしようとする際にはいくつかの特殊な方法
注釈2
両開きの扉などはその合わせ目のわずかな隙間(目にはほぼ見えない)を通して奥が
ターゲット
できることもある。また扉をはさんだ両側に
PC
が分断されている場合、
/assist
コマンドなどを用いて
モンスター
に
ターゲット
を移せばそのままアプローチが可能。また、
広域スキャン
を持っている場合は扉の先にいる
モンスター
を追跡スキャンし、
/target
<scan>を使うことで通常は
ターゲット
できない位置にいる
モンスター
を
ターゲット
可能。
を用いる必要がある。
障害物が無い場合、
視覚感知
の距離が
暗視
・
明視
で異なる。例えば、
フィールド
上の
ゴブリン
は
夜間
に
視覚感知
距離が長くなる。
鳥系
(
バード類
)は逆に「
明視
」タイプ、文字通り「鳥目」で、
夜間
よりも昼間の
感知
距離の方が長い。
不得手な時間帯でも
聴覚感知
よりは長い距離を
感知
できるため、どうしても通らざるを得ない場合を除いて
正面
を通過するのは避けるのが賢明だ。しかし、その「どうしても」の場合にこれらの特性を知っていれば、起こり得る危機を
回避
することには役立つ。
関連項目
【
正面
】【
背後
】
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