天神地祇の薬(てんじんちぎのくすり/Primeval Brew)
薬品(テンポラリアイテム)の一つ。2010年6月22日のバージョンアップで追加された。
HP、MP、ステータスは9999(or999)から素のステータスを引いた値がプラスされ、必ず9999(or999)になるように調整される*1。衰弱状態でも同様にHP/MPは9999になる。
さらに膨大なステータス補正により、攻撃力、防御力、回避力、クリティカル発生率も引き上げられる。また攻撃力、防御力に関してはステータス補正だけでなく、数値が数倍に上昇する。
なお、状態異常耐性に関わるステータスは上昇しないのか、効果時間中でも弱体効果を受けてしまう。もっとも毒、バイオなどのスリップダメージはリジェネでほぼ打ち消され、麻痺、暗闇なども圧倒的なステータス差の前では意味をなさないことが多い。石化やアムネジア、テラー、死の宣告などを使用するモンスターには要注意だが、抗石化薬、抗アムネジア薬、抗テラー薬、抗ドゥーム薬で2分間は対処可能。魅了はいかんともしがたいため、例えばRani戦では魅了技を使った直後に天神地祇の薬を使うなどの対策が必要になる。一方でディスペルやステータス効果を吸収する特殊技などを受けても天神地祇が消去、吸収されることはない。
連続して戦闘不能になるなどしての窮地から、当アイテムを使って敵を倒すことも可能であるが、強衰弱は魔法攻撃力が0になってしまい魔法や属性WSではまったくダメージを出せないので、物理攻撃・物理WSに頼ることになる。
天神地祇は侠者の薬や愚者の薬などの物理バリア・魔法バリアの効果を上書きするため、これらとの併用で敵の攻撃を無効化することはできない。
最大HPが大きく増加するがHP回復の効果はないため、体力の薬などと同様使用する際は付近の生命感知のモンスターに注意が必要。もっとも、絡まれたところで薬の効果をもってすれば秒殺することが出来るだろうが、3分という短い効果時間を無駄には使いたくないものである。
しかし、2012年12月13日のバージョンアップでステータスの効果時間タイマーがイベント中も進行するようになったため、この小技は使えなくなっている。
またウォークオブエコーズにおいて、2014年9月9日のバージョンアップ以降はウォーク終了後に別のウォークを攻略する際にエリアチェンジをしなくてすむようになったため、天神地祇の効果を維持した状態で別のウォークの攻略を始めることができるようになった。
特にボスが1体かつスタートから1分程度で遭遇できる第5ウォークや第9ウォークなどは、そのままボス撃破まで強引に押し切ることも可能である。
Primevalは「原初、原始」を、Brewは「醸造」を意味する。
ただしファンタジーや神話的世界を前提とした場合Primevalは原始宗教的な神(アルタナプロマシアではない神)を、Brewは「力やエネルギーや薬」といったニュアンスで解釈されることがある。
"Primeval Brew"を直訳すれば「原初の酒」であるが、「神々の薬」「純然たる力の源」くらいの意味と考えるのが妥当だろう。
Rare Ex Tmpキャスト係数は4(1秒)。効果時間3分。
古代の神々の薬と伝えられる幻の神薬。
服用した者は神々に近づくという。
効果 編
使用すると以下の効果を全て得られる。- HP9999 MP9999 全ステータス999 魔法攻撃力+900(ただし強衰弱中は0)
- リジェネ HP300/3sec、リフレシュ MP300/3sec、リゲイン TP500/3sec
- 90%ダメージカット
HP、MP、ステータスは9999(or999)から素のステータスを引いた値がプラスされ、必ず9999(or999)になるように調整される*1。衰弱状態でも同様にHP/MPは9999になる。
さらに膨大なステータス補正により、攻撃力、防御力、回避力、クリティカル発生率も引き上げられる。また攻撃力、防御力に関してはステータス補正だけでなく、数値が数倍に上昇する。
「天神地祇の薬」を使うと、地球時間で3分間は使用したPCがとてもとても強化される効果が得られます。
その一部を紹介すると、「全てのステータス+999」とか、「リジェネとリフレシュが3秒ごとに300回復」などHNMもびっくりの飛び抜けた効果を得られるようになっています。この他にも驚くべき効果が沢山ついていますので、ぜひ皆さんの目で確かめてみてください。
FFXIclopediaのインタビューより。
使用可能コンテンツと入手手段 編
以下のコンテンツで使用することができる。テンポラリアイテムであるため、他のコンテンツへ持ち運ぶことはできず、各コンテンツで独自に入手する必要がある。- アビセア
2,000,000クルオと引き換えに入手できる。天地のジェイドがあれば1/10の200,000クルオで入手可能。
- ウォークオブエコーズ
突入時および弱点を突いた際に手に入る可能性がある。
- 星唄エリア
星唄の煌めき【終奏】を所持していると、星唄エリアで1100万シルトで販売してもらえるようになる。
使用上の注意 編
かつては、麻痺中にアイテムを使用した際に麻痺効果でアイテムが消失するといった仕様があったが、2011年12月15日のバージョンアップから麻痺による中断でアイテムを失われないように仕様が変わったため、この心配は無くなっている。*2なお、状態異常耐性に関わるステータスは上昇しないのか、効果時間中でも弱体効果を受けてしまう。もっとも毒、バイオなどのスリップダメージはリジェネでほぼ打ち消され、麻痺、暗闇なども圧倒的なステータス差の前では意味をなさないことが多い。石化やアムネジア、テラー、死の宣告などを使用するモンスターには要注意だが、抗石化薬、抗アムネジア薬、抗テラー薬、抗ドゥーム薬で2分間は対処可能。魅了はいかんともしがたいため、例えばRani戦では魅了技を使った直後に天神地祇の薬を使うなどの対策が必要になる。一方でディスペルやステータス効果を吸収する特殊技などを受けても天神地祇が消去、吸収されることはない。
連続して戦闘不能になるなどしての窮地から、当アイテムを使って敵を倒すことも可能であるが、強衰弱は魔法攻撃力が0になってしまい魔法や属性WSではまったくダメージを出せないので、物理攻撃・物理WSに頼ることになる。
天神地祇は侠者の薬や愚者の薬などの物理バリア・魔法バリアの効果を上書きするため、これらとの併用で敵の攻撃を無効化することはできない。
最大HPが大きく増加するがHP回復の効果はないため、体力の薬などと同様使用する際は付近の生命感知のモンスターに注意が必要。もっとも、絡まれたところで薬の効果をもってすれば秒殺することが出来るだろうが、3分という短い効果時間を無駄には使いたくないものである。
小技 編
かつてはPCにかかっている強化魔法の効果時間は各種イベントが発生した時点で残り時間のカウントが停止する仕様だったため、アビセア内のマーテローや幽門石を調べることで天神地祇の残り時間のカウントを停止することができた。これを利用して、1回分の天神地祇で何匹もの強敵を倒すという使い方ができた。*3しかし、2012年12月13日のバージョンアップでステータスの効果時間タイマーがイベント中も進行するようになったため、この小技は使えなくなっている。
またウォークオブエコーズにおいて、2014年9月9日のバージョンアップ以降はウォーク終了後に別のウォークを攻略する際にエリアチェンジをしなくてすむようになったため、天神地祇の効果を維持した状態で別のウォークの攻略を始めることができるようになった。
特にボスが1体かつスタートから1分程度で遭遇できる第5ウォークや第9ウォークなどは、そのままボス撃破まで強引に押し切ることも可能である。
天神地祇中の攻撃手段 編
- 属性WS・属性物理WS
ダメージの伸びが非常に大きく、基本的にこれらの連打が効果時間内で最もダメージを稼げる手段である。特に強力なのがエンピリアンWSとミシックWSの属性WSで、次いでイオリアンエッジやサンギンブレード、五之太刀・陣風なども強力である。サイクロンやアースクラッシャーなどでも物理WSを越えるダメージは十分に叩きだせる。魔法攻撃力+900、ステータスを999にする天神地祇の特性上、魔法攻撃力アップやステータスアップのアートマ、装備などは効果が薄い*4。各属性攻撃力UPのアートマや属性杖などとの組み合わせが望ましい。TP:ダメージ修正のWSであればマーシャル武器や会心のアートマなどのTPボーナスも効果的である。WS自体のダメージが非常に大きい為、連携によるダメージも決して馬鹿にならない。強力なリゲインを活かして一人連携を行うのも良いだろう。レリック・エンピリアンWSは自身が光か闇属性を持っているので単独で連携を起こせるし、切断と炸裂持ちのWS、五之太刀・陣風やイオリアンエッジであれば延々とお手玉することができる。
- 物理WS
物理WSのダメージも大きく伸びるが、属性WSには及ばない。物理WSのほうが全体的にステータス補正は高く、攻撃力も増してはいるのだが、魔法攻撃力1000という更なるブーストが行われるからだ。スキル不足などにより自ジョブのメイン武器などでの属性WSが使用できない場合、サポ白で属性杖を持ちアースクラッシャーを撃ったほうがダメージが伸びることが多い。HPが大幅に増加するためスピリッツウィズインが一見効果的に見えるが、アビセア内のほとんどのNMはブレス耐性を持っているためダメージの伸びは悪い。
- 各種魔法
精霊魔法などの攻撃魔法のダメージも大きく伸びるが、詠唱時間などは短縮されないためダメージ効率は悪い。赤魔道士であれば連続魔で短縮することができるので、WSの合間や連携のMBに使用する方法がとれる。物理系青魔法は詠唱時間が短く連打が効くが、ダメージを青魔法スキルに依存する部分が多くダメージ効率はこれまたよくはない。魔法系青魔法は精霊魔法などと同様、ブレス系青魔法はスピリッツウィズインと同様、ダメージ効率はよくはない。意外なところでは遁術回しが詠唱が速く、なかなかのダメージを発揮することができる。6属性分あるので、WSの合間や連携に合わせてMBすることでダメージの上積みが可能となる。
名称について 編
天神地祇とは日本神話に登場する神である天津神・国津神のこと。Primevalは「原初、原始」を、Brewは「醸造」を意味する。
ただしファンタジーや神話的世界を前提とした場合Primevalは原始宗教的な神(アルタナプロマシアではない神)を、Brewは「力やエネルギーや薬」といったニュアンスで解釈されることがある。
"Primeval Brew"を直訳すれば「原初の酒」であるが、「神々の薬」「純然たる力の源」くらいの意味と考えるのが妥当だろう。
外部リンク 編
→Developer Q&A: Abyssea - FFXIclopedia- *1
- HPmaxアップなどの要因により、10000を越えることもある。
- *2
- 仕様変更が施される前は、麻痺で一瞬にして大量のクルオを損失するといった悲劇が時折見られていた。
- *3
- 原理としては、昔懐かしの無限ため気孔弾と同じである。
- *4
- 魔法攻撃力1000にアートマで+50されたとしても5%アップでしかないため。