河本信昭(こうもとのぶあき)

人物紹介

FFXI」でバストゥーク関連のミッションクエストを担当した後、プロマシアの呪縛ではディレクター、続くアトルガンの秘宝ではバージョンアップディレクターを歴任、最新作のアルタナの神兵では総合ディレクターを担当した。

会社へは自転車通勤をしているらしく、アルタナ祭りin大阪ではネタとして自転車で壇上に現れた。
もっとも、実際に自転車通勤をしているかは不明である。

プロマシアディレクターとして

追加ディスク第二弾として期待されたプロマシアの呪縛のディレクターを務めた。かねてから氏が手がけたバストゥークミッションにおける芳しくない評価から手腕を不安視する見方も存在した。実際、ミッション難易度の高さ、攻略におけるパーティ構成にみられた選択肢の無さなどから、数度に渡る緩和策が施されることになった*1

難度の高さからユーザーの批判・不満が高まる中、雑誌インタビューにおいて「何でも簡単に手に入るとユーザーのモチベーションが下がってしまう」「簡単にクリアされたら悔しいじゃないですか(笑)」等の挑発とも受け取られる発言が、河本氏へのユーザーの評価を損なう決定打となった。河本氏とユーザーの受け止め方の差は、固定PTシャウトによる寄せ集めPTでの、それぞれのモチベーションや姿勢が大きく異なることによる。固定PTであれば、難度の高いミッションに挑むことは、やりがいがあり団結力が増す要素であるが、結果のみを優先する野良PTでの敗北は虚しさだけが残ってしまう。

バージョンアップディレクターとして

アトルガンの秘宝では作品ディレクターとしての仕事を小川氏へバトンを渡し、バージョンアップディレクターに就任。

その事が公に知れ渡り出した2006年07月25日のバージョンアップに於ける「ビシージの仕様変更」に於いて、戦闘バランスの調整や、不具合*2により、多くのサーバーアルザビは陥落した。後に難度は緩和され、バージョンアップ以前の仕様に戻された要素もある。一部ユーザーの批判の矛先は、過去の経緯から河本氏に向けられた。怒りが収まらない者の中には、いいものを悪くしたと皮肉を込めて「バージョンダウンディレクター」と揶揄する意見もある始末だった。

矢面に立った河本氏だけが悪いわけではないのだが、PCの安易な悪者探しの際に目につき易い立場であった。これについては「バージョンアップディレクターの仕事はあくまで作業の進捗管理であり、仕様を決定しているのではない」とする意見もあり冤罪の疑いがあるとする一方、仕様変更に携わる責任者として批判の矛先が向けられるのは仕方が無いとする見方もあった。

その後累積魔法耐性実装に於いては同様の惨事を危惧する声もあったものの大きな混乱も無く実装され、ビシージについても幾度かの仕様変更を経て落ち着きを取り戻している。同氏の評価を損なう原点となったプロマシアミッションも難易度緩和が随時行われており2007年5月12日のSQUARE ENIX PARTY 2007時に行われた5th Anniversary トークセッションに於いて河本氏自ら更なる緩和を会場のユーザーに確約するという場面も見られた*3

今後について

プロマシアの呪縛ディレクターの頃と比較すると、随時実施されてきたプロマシアミッションの緩和や累積魔法耐性実装などの仕事振りで見直され、批判の度合いも和らぎつつあった。

その一方で、総合ディレクターとして携わったアルタナの神兵において、サービス開始直後に実装されたコンテンツの乏しさや新ジョブ学者の仕様を理由とする批判も存在した*4

2009年6月3日に発表された新作MMOであるFF14にて、ディレクターに就任していた事が発表された。*5過去の汚名を払拭する活躍を期待をされていた。
しかし、2010年12月10日にて和田代表取締役社長をして「ファイナルファンタジーとしてご期待いただいている水準に達していない」と語る惨状やPS3版の発売無期延期を受け、ディレクターからリードプランナーへ降格となった。

外部リンク

→ニコニコ動画:原史奈のFFXItv第3回
→ヴァナ★フェス2012 Project XI~開発者たち~ダイジェスト(2代目ディレクターとして登壇。)
*1
詳細はプロマシアの呪縛プロマシアミッションを参照
*2
その詳しい状況はボロ鯖13日戦争を参照
*3
当時の模様は→PC Watch内『ヴァナ・ディール“近東”見聞録』に紹介されている
*4
学者の調整についてはバトルデザインを手がけた権代光俊氏も批判に晒された。これらは時と共にバージョンアップを繰り返すMMOの宿命であり、運営サイドよりもむしろPC側の認識の問題であるとも言えよう。
*5
FF14スタッフについては、→FF14公式サイトで確認する事が出来る。
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