権代光俊

記事名読み
ごんだいみつとし
イベントや雑誌インタビューで、常に帽子をかぶっている姿が特徴的なFF11の元プランナー。
現在ではFFXIVのバトルプランナーを勤めている模様。
FF11立ち上げ当初はテクニカルQAとして参画。
ヴァナ★フェス2008では田中プロデューサーに権ちゃんと呼ばれている。

メリットポイントや「アトルガンの秘宝」「アルタナの神兵」で追加された新ジョブ等のバトルデザインというユーザーの利害に直結する内容を担当するため、批判の矢面に立たされることが多い。
特に下記に紹介する発言が知れ渡ると、ジョブプランナー担当でありながらジョブ認識の甘さや無神経な発言に不満を持ったプレイヤーは多く、匿名掲示板プレミアサイト上などで批判を誘発する事態を招いている。

また、2007年11月16~17日に行われた「FINAL FANTASY XI Fan Festival 2007」においてアルタナジョブを除く全18ジョブの調整プランを公開しているが、「アルタナの神兵」リリース時に実装される予定は実現しなかった。当然ながらその仕事の遅さに対しても批判が高まっている。

立場上ユーザーにとって不利益な調整を実施する事もあるため過激な批判も招いた点もあるが、その仕事振りについては疑問視される声も多く、今後は更なる努力が期待される。

また、バトルプランナーとしての仕事の傍ら、調度品の制作を手がけることもあるようだ。それらの一部はヴァナ★フェス2008 in 後楽園にて紹介され会場内で好評を博した。

権代氏発言集
2006年10月6日ヴァナ・ディール通信 Blog内でのインタビューより

シーフのための見直しです。シーフというジョブは色んなことができるわけで、シーフの動きによってパーティー戦闘がより円滑になるようにしたかったのです。以前はその逆で、シーフが上手く動くために周りの人が敵対心をコントロールしたり、立ち位置を調整したりする傾向にありました。そこで、じゃあどこに手を加えればいいかと考え、短剣強化へ踏み切りました。D値が一番低い部分もネックになってる感じがありましたので」

D値が高ければ立ち位置を調節する必要がなくなるのであろうか?


「ちょっと抑え目にしてあります。」
「単純にダメージばっかりを出しても、召喚士ではなく召喚獣敵対心がいくわけで。」

ペットジョブの利点を完全否定しているばかりか、MP消費が激しい点と契約の履行の1分縛りという代償があることを完全に忘れている。


「範囲技などは、バトルフィールドなどで極端に役に立つものが結構あるので、その辺を注意しないといけませんね。例えば、敵が複数いる状況で、全体にバインドがかけられたりするので。」

→単体系で追加効果のない魔法系青魔法も軒並み消費MPが高い。 

2007年11月17日GAME Watchインタビューより

編: 新ジョブサポートジョブで使っても有用ということですが、実際どのような効果が得られますか?
権代氏: 特に特徴的なのが学者です。“白のグリモア”と“黒のグリモア”を使用すると、スキル上限が上乗せすることができます。例えば、白魔道士の人が自分より強い敵にパライズのような弱体魔法が入りにくい部分があったものが、サポートジョブ学者にして白のグリモアを使うことによってスキルが底上げされて、入りやすくなります。

→これはアルタナの神兵発売直前のインタビューだが、2008年3月のVUまで白のグリモア弱体魔法スキルは上がらなかった。

「編:(前略) 挑発相当のアビリティサポートジョブでも開放されるということは、今後、ナイトサポートジョブ踊り子になることはありえますか?
権代氏: HNMと闘うときだと、戦士にしたほうがディフェンダーダブルアタックがあるので便利だと思いますが、ちょっと遊びに行くときは踊り子のほうが便利だなとか、そういう選択肢はあると思います。

編: 既存ジョブの調整に関してですが、両手武器の再調整の発表はかなりブーイングでしたね(笑)。その内容については具体的には発表されませんでしたが、どのような方向での調整を考えていますか?
権代氏: ステータスの補正の量が多すぎたんで、そういうところを少し絞ろうかなと。ただ、前の状態に戻すわけじゃなくて、以前は片手が強くて両手が弱いといわれて、両手を調整したら今の状況になってしまったので、なるべく両者を同じぐらいにしたいというのがあります。同じといっても状況によってはこの武器のほうが強いという部分は残します。それを抜きにしても前回の調整前の昔の両手武器に比べたらぜんぜん強いですよ。

→詳細は両手武器強化祭り参照。

編: 武器バランスに関しては、基本的に両手と片手の強さはイコールにしたいと?
権代氏: イコールというよりは選択肢をちゃんと用意したいんですね。こういう状況なら片手のほうが有利だから戦士が片手を使う。固い敵だから両手剣を使う。そういう風になって欲しいですね。今はいつでも「両手武器使ったほうが強いぜ」になっちゃったのが失敗でした。

編: (前略)狩人の調整は一通り完了という感じですか?
権代氏: 実際に見てみないとなんともいえません。ベースで見ても新しい装備が入ったりで、バランスはすぐに変わってしまうので、ジョブは常にバランスを見続けることになります。
松井氏: 両手武器はいきなりやりすぎてしまいましたけど、基本的にはある目標値に対してこれぐらいまでどうだろうかという感じで、ちょっとずつ目標に近づけていく感じにしています。狩人にしろ、獣使いにしろ、白魔道士にしろ、これで終わりということはありません。まずはこのへんで様子を見たいという感じです。

2009/11/10のアップデートで、カモフラージュ敵対心抑制効果が追加された。


関連項目
メリットポイント】【アトルガンジョブ】【アルタナジョブ】【松井聡彦

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