GM

記事名読み
じーえむ/じむ/げーむますたー
ゲームマスターの略称。

MMO等、管理者の存在する世界においてのゲームの進行を妨げる様々な障害、不具合に関しプレイヤーをサポートする特殊な権限を持つスタッフのこと。また上記スタッフが権限を行使する際に用いる専用のキャラクター。主な仕事はスタック(PCの移動不可状態)の解除、ハラスメント行為に対する警告など。

まだコンピューターゲームが登場する以前、テーブルトークRPGが流行っていた頃に生まれたゲームの進行役のことも指す。

正式名称で呼ばれることはほとんど無く、GM自身も登場時は「GMです。」と略称で名乗る。正式名称と略称の主客転倒が起きている。

FF11におけるGM
マニュアル通りの応対ですぐに帰っていたため、サービス開始初期は特に評判が良くなかった。
それでは良い旅を

バグかどうかはGMには判断しかねます

そういったご質問はスクウェア・エニックスインフォメーションセンターへご連絡ください

GMは各GMの個人差を小さくする為、「GMポリシー」というある種のマニュアルを元に行動しており、上記はその一つである。
このようにどのGMも同じような通り一遍の対応しかできない様を「機動戦士ガンダム」に登場する同名の量産型機体に掛けて、「ジム」と呼ぶこともある。

現在ではGMポリシーの文面追加、スペシャルタスクフォースRMT関連の事項を専門に処理している、優先順序を付ける、等でかなり柔軟性が出ており、より親身に対応してくれるようになっているようだ。

当たり前だがGMも人間であるので、GMコールをした際には最低限のマナーを忘れてはいけない。
自分が望んだ対応をしてくれないという理由でGMを貶す人間も(匿名掲示板を中心に)多いが、よくよく話を聞けばどちらに問題があるのか自ずとわかってくる。

GMの種類
GMには次の種類が存在する。
それぞれの名前の横に「GM」「SGM」「LGM」というアイコンが表示される。
サポートGM
GMアイコン
GMコール、その他活動でプレイヤーをサポートする。すべてのGMがサポートGMに該当する。
シニアGM(Senior GM/シニアゲームマスター)
SGMアイコン
サポートGMとして活動すると共に、GM業務の現場責任者として全業務を監督している。
※GMの種類によってプレイヤーへの対応に差がつくことはないとされている。
その他の特殊キャラクター
リードGM(Lead GM/リードゲームマスター)
LGMアイコン
GMの統括責任者であるリードGM、ならびにイベントなどを行うOCRチームスタッフがゲーム内で活動をする際にこのアイコンを使用することがある。基本的にはコール対応を行わず、全体の管理が主な仕事。
プロデューサー
プロデューサーアイコン
ファイナルファンタジーXIのプロデューサーがゲーム内で活動をする際にこのアイコンを使用することがある。

オフィシャルスタッフアイコン
上記以外のプレイオンラインの社員がゲーム内で活動をする際にこのアイコンを使用することがある。

外観的特徴
抽象的に表現するとゲーム上ではこんな顔をしている。
 ━
┃╋┃ < それでは良い旅を
 ━

(凸)<それは仕様です。

[+] < お肌っゃっゃ

ちなみにGMは専用の装備一式が支給され、開発チームにはジャッジシリーズと呼ばれている。

GM画像 GM画像背面

GMコール時は姿を現さず対応をすることが多いが、実際はその場にキャラが居るかも知れない事に注意。
GMは存在そのものをターゲットに出来ない特殊なステルス機能を持っている。
他のPCとは異なり全身が靄のようなもので包まれているのも特徴。
これは背中に背負った両手剣が持つ(燃えるような)特殊エフェクトのためである。
専用装備ジャッジヘルムが顔全体を覆うデザインである為、プレイヤーがその素顔を伺うことはできない。

キャラクターとしての特徴
GMには以下の特徴がある。
・無敵状態であり、戦闘不能にならない。
・瞬時にログアウトできる。
サーチにかからない。
注釈1
上述のオフィシャルスタッフは例外。

デュナミス人数制限に含まれない。

但し、あくまで「GM業務に携わる人物が操作するプレイヤーキャラ」であるため、「GMとして出動する準備」を怠ると上記の特徴が発揮されず、戦闘不能になることも有り得る。

ちょっといい話
マニュアル通りの言葉しか言わないと思いきや、
 
 776 :既にその名前は使われています :02/07/27 13:48 ID:3LKxIfey
   釣り関連でコールしたときの去り際の台詞
   GM「良い釣りを!」
 
   漏れの中でGMの好感度がググンと上昇しますた
出典:
■FFXI こいつが放った名セリフ BEST1000■:(>>776)
想定外の問い
あるユーザーの「その返答はマクロに組み込まれていますか?」との質問には答えてくれなかったらしい。GMとしても想定外の質問だったらしく、この質問の答えはマクロもしくはマニュアルに組み込まれていなかったようだ。

また別のユーザーより「その両手剣凄いですね。」との問いかけに、最初は「それほどでもない。」とこちらの要望通りの反応を返してくれていたのだが、ネ実でその時のやり取りが張られてから、その質問をする者が続出。最近では、その質問を投げかけると「GMとしての回答はありがとうございます。になりますね。」と答えた後、「ご希望のご返答ができず恐れ入ります。」と続けてくれる。それはそれでユーザーには好評のようだ。

なお、現在では、日本語、英語、ドイツ語フランス語それぞれに対応してくれるGMが待機しているらしい。
2006年4月より、Sony Online Entertainment(SOE)に外部委託していた北米/欧州のGM業務等をすべて自社運営に切り替えた。

雑記
今でこそ赤甲冑GMが当たり前だが、ベータ時代はSage Sundi氏以外禿げヒュムで統一されていた。
また製品版初期は青甲冑であった。
注釈2
GM専用装備の用意が間に合っていなかった為、とのこと。

更に定刻に3国街頭に立ち、何か要望はありませんか?と訊いてくれる等
今では有り得ないユーザーとGMの距離である(これはFF11に限ったことではない)。
鎧の赤色は、Sage Sundi氏の希望でフェラーリをイメージしているらしい。
ヴァナ・ディール通信vol.6掲載GMへのインタビュー記事によると、GMはすべてヒュームであり、男女の違いこそあるもののフェイスタイプは統一されていると記載されていた。
現在ではミスラタイプのGMなどもおり、こちらはプレイオンラインオフィシャルスタッフで、狭義のGM(サポートGMやシニアGM)はヒュームという意見もある。

GM自身もギルを持っていないと、チケットを購入できず、飛空艇や船を使用することができない。
GM自身の操作している端末では競売履歴を確認できないので、競売関係でトラブルがあった場合は自身がキャラクターを操作して、当該競売所NPCから見るしかない。
GMでもベドー呪い装置の効果を受けてしまう。
アイテム救済などのために各GMが宅配用のキャラを持っている。
注釈3
2008年12月時点で各ワールドに1キャラずつ、全32キャラ

モグハウスパーティメンバーを招待できるようになって以降、GMもモグハウスに入れるようになった。
また、各GMによるが/bowなどのエモーションを使う人もいる。

毎月第三金曜日の20:00より22:00までの間はGMチーム全体会議が行われるため、日本国内におけるGMサポートが停止される。

また、GM中の人も普段は一般ユーザとしてプレイしている(全員とは限らない)。そのため、今横にいる人、PTの人、更にはLSフレンド仲間が実はGMのプライベートキャラである可能性がある。他ゲームではGMが普通にプライベートキャラで廃プレイしていたり、問題児の調査のためギルドやクランに潜伏したことがインタビュー記事、個人ブログで明らかになったことも。そのため、いつ何時監視されているか注意が必要である。

ヴァナ・ディール通信vol.6には、GMへのインタビュー記事が掲載されている。開発チームはともかくGMへのインタビュー記事は珍しく、GMのさまざまな秘密を知ることができるので、興味がある人は購入してみると良いだろう。
注釈4
ただし2008年11月発売の雑誌である為、発行元や店頭に在庫が残っているとは限らないが。

外部リンク
公式:GMとは

関連項目
GMコール】【GMポリシー】【Sage Sundi
何故ここに転送されたかおわかりになりますでしょうか。】【お肌っゃっゃ】【説教部屋】【モルディオン監獄】【バトルダンス】【よい旅を
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