FFXIにおいても、
RMTは
利用規約で禁止事項に明記されており、さらに下にあげるような警告文も発表済み。違反者は厳しい処罰(
アカウント停止)の対象になる。
なお、
RMTが認められている
オンラインゲームも数はごく少数ながら存在する。こうしたゲームでは
RMTを前提としたゲーム設計が行われているが、そうした想定が存在しない
FFXIにおいてその可否の判断が覆ることは、ありえないと考えられる。
ゲーム内外での
RMT問題への批判が高まる中、当初
スクウェア・エニックス側は明確な証拠がないとの理由で、有効な対策を取り得ていなかったが、2005年2月に、サービス開始以来初めて、
RMT業者等の
利用規約違反者を対象にした一斉
アカウント強制削除を行なうとともに、以下の声明を発表した。悪質な規約違反者の
アカウント強制削除はこれまでにも度々行われてきたが、800
アカウント以上の削除という具体的な数字が出てきたのはこれが初めてのことであった。
不正行為に対する対処について
2月15日、規約違反行為を繰り返し行っていた事が確認された800
アカウント以上について、
一斉に
プレイオンラインからの強制退会処分を行いました。
この
アカウントの使用者は、主に
ノートリアスモンスターの
狩場を集団で独占し、
さらにその場にいる他の
プレイヤーに対して悪質な
ハラスメントや
MPK等の嫌がらせ行為を
繰り返し働いていたものです。
ハラスメント等の嫌がらせ行為は、
利用規約でも禁止されているとおり、
いかなる理由があっても許されるものではありません。
また、
狩場で
モンスターを独占するために他の
プレイヤーのゲームプレイを著しく阻害する行為は、
決して認められるものではありません。
以上のことを踏まえ、
利用規約違反行為を行っている事が明白である
プレイヤーに対して、
厳然たる対処を行いましたことをお知らせいたします。
ハラスメント行為の被害に遭われた場合には、その被害を受けたご本人から直接
GMコールにて
ゲームマスターまでご報告ください。
今後とも健全な運営を保つため、お客様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
前回の大規模摘発から1年経って再び摘発が行われた。今回は
チートも関係していたらしい。
不正による
RMT行為への対処について(2006/02/09)
昨年末頃から、一部の
プレイヤーの大幅な価格操作などにより、
アイテムの取引価格が急激に高騰する現象が全
ワールドで同時に発生しておりました。
この問題について開発および
GMにて詳細な追跡調査を行った結果、不正な手段を用いて
ギルを大量に所有し、
現実世界の金品による売買(
RMT)を行っている集団が存在することが発覚いたしました。
このたび、当該件に関する一連の対処が完了したことを受け、対応内容等についてご報告いたします。
今回の調査により、不正を行っていた
アカウント、および不正な手段で得た
ギルを利用して大規模な
RMTを行っていた
アカウントのうち、現在までに700
アカウント以上を特定し、本日までに全て強制退会の処分を実施いたしました。
引き続きこれらの
アカウントから不正な
ギルの収受を行っている
アカウントに対しても調査を続行しております。
この処分によって、全
ワールドで3,000億以上の不正に利用されていた
ギルを回収することができ、極端な貨幣価値の低下・
アイテム価格の高騰という問題は、緩和される方向へ向かい始めております。
なお、不正を防止するための対策につきましては、1月18日より2度にわたり全
ワールドの
緊急メンテナンス作業を実施し、既に完了しております。
これまでにも重ねてお知らせしておりますとおり、
ファイナルファンタジーXIでは不正行為および
RMTを例外なく禁止しております。これらの行為については、今後も行為を発見し次第厳しい対処を行うとともに、すべての
ユーザーの皆様が安心してプレイできるようより一層の取り締まり
強化を行っていく所存です。
今後とも健全な運営を保つため、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
また、著名な
RMTサイトに警告文書を送りつけることもしているようだが、決定打とはなっていないのが実情である。一部の攻略系・情報系サイトでは、広告用バナーなどを利用した
RMTサイトへの
リンクが貼られており、簡単に
RMTサイトを見れてしまうのが実情である。
必ずしもサイト管理者が意図的に
RMTサイトへの
リンクを張っているのではなく、広告バナーの契約元に
RMT業者が割り込んでくることが多いと思われる。もっとも、広告収入狙いが見え見えで、バナーで埋め尽くされたようなサイトも
FF11に限らずアフィリ厨として非難されていることもしばしば。サイト管理者が広告バナーの設定でフィルターをかければ排除できるが、
RMT業者もフィルターを迂回する対策を行ってくるため、いたちごっこの様相を呈している。
多くの
オンラインゲーム同様、
FFXIにおいても
RMTはなかなか排除できない問題になっている。これは言い換えれば
業者にとっておいしい商売として成り立つだけの、「買う側の
プレイヤーの存在」
が、無法な手段を使ってまで
金策をする
業者を増殖させているのも事実である。
2006年2月21日には、
RMT抑止策の一つとして
宅配機能への修正が発表された。この措置の結果、
RMT業者としてはビジネスの効率が著しく阻害されるのは明らかであるが、一般
プレイヤーへの副作用も無視しえないものがあり、
RMT問題への対応がいかにゲーム体験のクオリティに大きな影響を与えているかが改めて浮き彫りとなった。
宅配制限に関して
ギルの
宅配に以下の制限が設けられました。
・一度に
宅配できる
ギルの上限が100万
ギルに変更されました。
・8つの
スロットのうち1つにしか
ギルを入れられなくなりました。