アカウントハック
RMT業者による
FF11の
アカウントハックが
プレイヤーに認知されていなかった頃、『fc2.com』を皮切りにウェブサイトのテンプレ改竄
悪意ある第三者がテンプレートの改竄を行うことにより、サイト管理者が認識しないままサイトを見に来た人が
ウィルス(マルウェア)感染することが頻発した。
や、『Flashplayer』の脆弱性を利用したものなど、別段悪意のないサイト、昨日までは何ら問題のなかったサイトを閲覧するだけで
ウィルスが仕込まれるケースが頻発した。2008年6月頃には『xrea.com』が不正アクセスを受け、この
サーバーを用いてバナー広告を貼っていたサイト全てが
ウィルス感染源足り得たことがある。
当初は“自己防衛”だけを主張してきた運営だったが、被害が拡大するにつれ、ようやく2008年7月28日に対応専用窓口として「不正アクセス専用
チャットサポート」を開設され、確認が取れれば条件付きではあるが復旧を行うようになった。ただしWEB
チャットのみで、かつ「平日11時~19時」という間口が広いと言いかねる対応には批判の声もあった。その後、不正アクセスが疑われるときには
スクウェア・エニックス サポートセンターのFAQから状況に応じて問い合わせを行う体制に移行している。
ただし
ユーザー側の危機意識は、今日に至っても改善できているとは言い切れない。ネットカフェでのプレイを避ける、怪しいサイトや
リンク、コメントやメールを
警戒するなど、ネットにおける自己防衛的な基本事項を厳守した上でのみ、この件でメーカーや管理サイドに意見できる立場と言える。これは
FF11に限ったことではなく、ネットで発生する全ての事象の常識であると忘れてはならない。全てをメーカー側の責任にできるほど、甘い世の中ではない。
究極的には「
FF11をプレイする
PCではWEBを一切見ない」
という対策が効果的だが、現実的とは言い難い。
また2009年9月現在、
PS3や
Xbox 360使用者が
アカウントハックされたという報告もある。また、後述するように
スクエニの
PC端末が
攻撃されたこともある。
PC版を使用していないからといって安心せず、
パスワード管理をしっかりと行い、ワンタイム
パスワードを導入することが推奨される。少なくとも
ユーザーに有料という負担をかけてでも導入を促しているあたり、ある程度深刻な状態なのは確かなので、自分のプレイ環境に寄らず気を付けるに越したことはない。
日本や韓国の一部
オンラインゲームでは、
チート、クラッキングへの監視・防御用の
プログラムを導入している例があるが、
PC環境の相性によってはそれ自体が不具合を引き起こすなどの要因により、導入を撤廃する例も見うけられる。
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