プレイヤーが直接操作しなくても、特定の行動を繰り返して行うプログラムツールの俗称。
BOTは「ロボット=ro
BOT」の略。
プレイヤーが作業に従事していなくても、極端な話寝ていても一連の行動を行えることから、ゲームによっては「寝
マクロ」「不在
マクロ」と称するものもある。ただし、
GM対策に監視員をつける
業者もいるため、必ずしも
BOT=
不在プレイというわけではない。
大半の
MMOでは使用が禁じられている。主な理由として、
- プレイの健全な楽しみ方を損なう。
- 使用によって不当な利益を得る可能性がある(使用していないプレイヤーとの格差が生じる)。
- サーバーに負荷を掛ける。
などが挙げられる。
BOTとは簡単に言うと「操作を
プログラムに代行させる」行為である。
運営側にしてみれば、端末の向こうに居るのが「(例えるなら)のび太君(人)なのかドラえもん(機械)なのか」判断が難しい。
チートツールのように不正なデータを送信しているなら見つけようもあるのだが、操作内容自体に不正な操作は含まれて居ない。
このため摘発が難しく、どのゲームでももっぱら
GMによる何らかの問いかけを用いて人か
プログラムかを判別している場合が多い。しかしながら
GMによる摘発はコストの面でも成果の面でも効率が悪く、ゲームによっては
BOTに利点が生まれないようにすることで、
BOTterそのものが生まれないようにしているゲームもある。
後発のゲームではこれを逆手に取る形で、今まで不正
BOTでしか出来なかった単純作業の繰り返し(
FFXIで言えば
寝釣り等)をゲームシステムで提供するような形を取っているものもある。
今後の
ネトゲ業界全体で対処すべき問題である。