業者Tell

不特定多数の冒険者に対して一方的に送られているスパムTellの総称。
主に海外にあるRMTサイトの宣伝が多く、次いでゲームマスターを名乗る不審なキャラクターによるプレイオンライン公式サイトを模したフィッシングサイトへの誘導が続く。

送り主はキーボードを適当に打ったような名前の捨てキャラが多いが、ピンイン混じりの名前も散見され、中華業者の関与を強く疑わせる。また文面はほぼ全てが英語であり、RMTにおける売り手と買い手の関係を暗示していると言えなくもない。

スパム行為は名前がAから始まるキャラクターから順次行われ、最終的にはZから始まるキャラクターにまで送られて再びAに戻る。
想像されているスパム回数は1時間で約1000回程度であり、1時間前に送られてきた業者Tellが1時間後には一周して再び送られてきた、という被害話も後をたたない。

これに対応するため、2009年11月10日のバージョンアップではチャットフィルターに不適切と判断された言葉を含むTell/Shoutを遮断する項目が追加され、一時業者Tellは減ったものの、すぐにこのスパムフィルターを回避する方法が業者によって見つけられ、有効に機能しているとは言いがたい状態になっている。

逐次ブラックリストを使用してもすぐに違うキャラクターからスパムが来るため意味が無く、GMコールをしても何の対処もされず我慢するしかない。

スパム用に作られたキャラクターはフリートライアルアカウントを使用して作られており、海外で既にサービスが終了した後も日本国内のフリートライアルサービスを用いて活動が続けられていた。

FFXIVの発売に合わせて日本でも2010年9月30日にフリートライアルサービスが終了したことにより、ようやくスパムTellは収束した。

なお、フリートライアルサービスは2011年10月から再開されているが、フリートライアルのキャラクターは/tell（返信は可）、/shout、/yellが使用できなくなっており、スパムTell対策が行われている。

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