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パワーレベリング
記事名読み
ぱわーれべりんぐ/Power Leveling
高
レベル
の
回復
補佐役に
パーティ
外で
狩場
に同行してもらい、補佐役から各種
回復魔法
や
ヘイスト
等の補助をもらいながら敵を倒す行為を指す。略して
PL
とも。
開発自ら「レベル75になってからが本当の冒険だ」と公言しており、また実際に
プレイヤー
に人気のあるコンテンツの多くが高レベル向けであることから、それらコンテンツに参加するため
ジョブ
のレベルを効率よく上げる手段として用いられる。
ページ内メニュー
PLを巡るプレイヤーの考え方の違い
PLの弊害・潜在的な問題点
最近のPL
ファイナルファンタジーXI運営サイドの方針
PL
を巡る
プレイヤー
の考え方の違い
PL
の否定は
日本人
プレイヤー
に多く、海外
プレイヤー
に少ないとされる。
PK
(
PvP
と呼ばれることが多い)が正当な行為として許容・奨励されている数多くの
MMO
RPG
での経験が豊富な海外
プレイヤー
は、
PL
も正当なプレイスタイルの一つと考える人が多い。
これは、こうした
MMO
RPG
では、高レベル者による低レベル者狩り(zerging)が
冒険者
世界におけるリアリティ(さらに言えば開発陣による意図)の一つとして存在しており、高レベル者による護衛はむしろ自然(
狩場
によっては必要不可欠)であることによっている。
この点、
MPK
を認めない、いわゆるcare-bear型の
MMO
RPG
(
FFXI
もその一つ)しか知らない
プレイヤー
の比率が高い
日本人
プレーヤー
の間では、
PL
反対派も多いのは対照的と言われる。
MMO
に限らず、ある制限下で
職人
芸的な工夫と器用さを発揮し、あくまでルールに則った上で最大の効率を追求しようとする
日本人
の気質と、結果を得るため制限そのものを取り払うかのような、時にはグレーゾーンな振る舞いすら厭わないラジカルさを持つ海外勢とでは、ある意味型破りな
レベリング
である
PL
に対して認識の差が生まれてしまうのも自明とも言える。この辺りは
RMT
についても近い事が言えるかも知れない。
そして後述する「初心者がゲームシステムを学ぶ上での問題点」が問題視されている。
これに対し、既に学習済みの
プレイヤー
ならば問題ない、という反論もある。
PL
の弊害・潜在的な問題点
被
PL
者は
ジョブ
の長所・短所を理解せずともサックリ敵が狩れてしまうため、初心者が
PL
に依存してレベルを上げた場合、他の
ジョブ
の役割はもちろんの事、自分の
ジョブ
の扱いすら満足に知らない低
スキル
プレイヤー
になる傾向があると言われている。
盾役
被弾しまくっても
回復
してもらえる為、
自己ケアル
や
空蝉
の張替えタイミングを覚えない。
タゲ
を
PL
者が取ってしまう事が多い為、
盾スキル
や
回避スキル
といった
防御スキル
が上がる機会が激減される。その為、高
Lv
になって
PL
のいない
PT
をした場合、普通に上げた人よりも
被ダメ
が多くなってしまう事がある。
釣り役
一匹倒すのにどのくらい
MP
を消費しているか、現在の戦力と敵の強さでは何
チェーン
までが可能かといった事を意識しない。
MP
持ち
ジョブ
(特に
回復役
)の残
MP
を見て次の獲物を釣るか、
チェーン
を切らして
回復
するかといった判断ができない。
また、
リンク
しても
PL
者が倒してくれるといった安心感から、獲物の探知特性を覚えず「
リンク
させないように釣る」技術を身につけられない。
アタッカー
持っている力を常に全力で出し、その結果
タゲ
を取り被弾しまくっても
回復
してもらえる為、
盾役
と自分との
ヘイト
バランスを覚えない。
PL
がいない状況でも常に全力で
攻撃
する事がベストだと勘違いしてしまい、
MPスポンジ
状態となってしまう。
ソロ
PL
だと
連携
できないまま高
Lv
になってしまったりする(タイミングはわかっていても、どの技とどの技でどの
連携
が発生するのかの
知識
がまったく無い。いざ
連携
をした場合、
割り込み
をして
連携
属性
が別のものになってしまったり、
MB
のタイミングをずらしてしまったりしてしまう事になる。)。
回復役
前衛
の
HP
の減りに対してどの
ケアル
を使うのがいいか、
ケアル
の種類による
ヘイト
上昇率がどれぐらい異なるか、等の
知識
を知らないまま育つこともある。その為、
PL
がいない場合は常にそのレベルで使える最高
ランク
の
ケアル
しかしない傾向が強い
注釈1
開幕
直後に
ケアル
4で大きく
ヘイト
を稼ぐ
白魔道士
がいた場合は、
PL
で育った可能性が高いと思って良いだろう。酷い場合になると、
ケアル
IVで
ヘイト
を稼いで食らった
ダメージ
を
ケアル
IVで
回復
しようとする場合もある。
。他にも対象者のHpmaxが1000で現在の
HP
が900の者を
ケアル
IVで
回復
するなど
MP
運用にも無頓着となり
MP
をすぐに枯渇させてしまう。
また、
回復役
として
PT
に入ったのに
PL
が
回復
しまくるのでやる気が失せてしまう事もある。
前衛
でも
後衛
でも共通する事だが、
ヘイト
について無頓着かつ
無知
識のまま育ってしまうのは本人の為にはならないと言える。
ソロ
PL
の場合、敵の
特殊技
が単体なのか範囲なのか解らないまま育ってしまう。その為、
PT
をした時に
ブレス
系の技を使う敵の頭を
後衛
に向けたまま
タゲ
を取っていたり、円形範囲技を持つ敵を
後衛
に密着した状態で殴り続けたり立位置を考えないで
戦闘
を行ってしまう人もいる。
狩場
については通常の6人
パーティ
の集う
狩場
で、高
Lv
者の庇護の下、
乱獲
を行うと、いざこざのもとになり兼ねない。
PL
で育ったため
狩場
を知らず、人が少ない場所を選択するという発想が持てない。
高
Lv
者の保護下にありながら、6人
PT
の定番の
狩場
で
PL
するのは他
プレイヤー
から白い眼で見られるだろう。場合によっては苦情も来る。
しかし、6人
PT
+
PL
という場合も多く見かけるようになっており、
狩場
選択については細かく言う事が少なくなってきている。
なお、かつては、
パーティ
外
範囲攻撃
を持っている
モンスター
をその事実を知らないまま狩っている、ハタ迷惑な人達も存在したが、現在は、
ヘイト
がなければ
NM
でない
モンスター
の
範囲攻撃
に巻き込まれることはない。
最近の
PL
アビセア
の導入もあり、従来のような「高レベル者がつきっきりで低レベルを育てる」と言うような
PL
は減少傾向にあるようである。今では
アビセア乱獲
や
ドミニオンオプス
を利用し高レベルが低レベルを
寄生
させる事によってお手軽に
レベリング
する事が可能なためだと思われる
注釈2
アビセア
に入るにはレベルが30以上である必要があるためそこまで育てる必要はあるが。
。低レベルから一気に高レベルまで育てる事ができる反面
注釈3
「
アビセア
産」「量産型」「促成
栽培
」などと揶揄される、もしくは本人がそう揶揄する事もある。
、
寄生
している側は
戦闘
に参加しない(できない)事が多いのでレベルは高くても
スキル
は真っ白のまま、通常の
PL
以上にその
ジョブ
の動き方が分からない・・・と言う事態になりかねない。
また、主に
アビセア
で
レベリング
をした場合
アートマ
支援があって当たり前と言う認識に陥りやすいため通常
エリア
での動き方が当初分からないと言う事にもなりかねない。レベルを上げるのは簡単になったが、そのレベルを生かすには
プレイヤー
側に一層の努力が必要だと言えるだろう。
ファイナルファンタジーXI
運営サイドの方針
GMポリシー
では、FAQ内での「
パワーレベリング
(
PL
)は違反行為ですか?」との質問に対し、以下のように回答している。
パーティ
を組んでいない他の
プレイヤー
が外部支援し
戦闘
を手助けすることは禁止していません。ただし、他の
プレイヤー
が
モンスター
と戦えないように仕向けることは、被害者がゲームのシステムを正常に利用できなくなる行為として
GM
が介入する場合もあります。
どこかの見知らぬ二人組が目の前で
PL
してるからといって
GM
を呼んでも、処分することはないと明言している。
ただし、
ヘイト
バランスを悪意を持って操作すれば
MPK
可能であるため、突然の外部
ケアル
等により辻
PL
を装った
MPK
に遭遇した場合は助けてくれる。
更に
コロロカアスフロ
のように異常なまでに
モンスター
を大量に
占有
し、
占有
を確保する為に周囲に見つめる等の
ハラスメント
行為を頻発させるような者が居た場合も
GM
の介入により改善して貰える場合がある。
尚、2012年12月6日に、
RMT
業者
による
ギル
を対価とする
パワーレベリング
の勧誘行為への警告が発表された。同様の行為を行っている場合はもちろん、「処罰は勧誘を行う
アカウント
だけでなく、勧誘に協力する
アカウント
にも与えられる可能性があります。」とあり、「協力」の解釈によっては参加者も処罰の対象となる可能性もあるため、注意したほうがいいだろう。
注釈4
参照元⇒ http://www.playonline.com/ff11/polnews/news21807.shtml
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