外部
プログラムの利用や
RMTに関係する行為の調査と処分に当たる専任チーム。
スクウェア・エニックスは企業の総意としてすべての
RMTを禁止しているわけではない。それがもし
RMT公認ゲームであるなら別に構わないという立場である。
しかしながら
FF11は
RMTを想定していないデザインのゲームであり、
利用規約でも
RMTや
チートを禁止している。
2004年の
FF11海外展開のころから、
利用規約を無視し
RMTや
チートを行う者が増えてきた。これら不正行為者の対処には従来の業務だけでは到底追いつかず、そのため2006年10月に専属のチームが結成された。
スペシャルタスクフォース自体が直接
プレイヤーと接触する事はなく、
GMコールにより決められた事項が通報された場合、
GMを通じて問題点を察知する。
なお、月
単位で取り締まった数と回収した
ギルの報告や、コミュニティ上の問題点に対する回答などが行われており、
インフレがかなり収まった現状も鑑みて、それなりの成果を上げている。
2007年6月15日より、STFに直接メッセージを送れるメールフォームが、公式ページないし
POLに設置され、不正
プログラムや
業者、さらには
RMT行為に関与または利用した
プレイヤーの名前などを報告出来るようになった。
近年では、予算の削減に伴う人員不足が原因と考えられる機能不全に陥っており、明確な規約違反である
ワープや自動狩り等のツールの現場を押さえた動画等を提示してもなお、対応を行えないほどの状況にある。
2006年10月の結成当初は、日本ではスペシャルタスクチーム(以下STT)、英語圏ではSpecial Task Force(以下STF)という名称が使われていたが、2009年1月からは日本でもスペシャルタスクフォースという呼称に変更され、全
リージョンで呼び方が統一されることとなった。
名称がSTFに統一される前も、
GMや運営からはSTTの名称で呼んでもらえることが少なかったようで、実際に名称統一前の2008年12月時点で、
Sage Sundi氏は「STFが正解です」というコメントを残している。名称統一はこのような内部の不一致に整合性を取る目的もあったのだと思われる。
また、
GMコール時、
GMが「スペシャルタスクフォースに連絡します」と言うと、対策が実施されることが多く「スペシャルタスクチームに連絡します」と言うと、何もなかったかのように
放置される事が多いという、真偽不明の都市伝説も生まれている。