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種族・性別
タルタル
記事名読み
たるたる/Tarutaru
ヴァナ・ディール
に生きる
人間
のうちの一
種族
。
ウィンダス
の主要構成
種族
。その見た目は小柄で子供のように見えるが、年齢とは関係が無い。元々
魔法
に秀でた
種族
であるが、『世界の種』を研究し、その技にさらに磨きをかけている。
ウィンダス
が戦火によって滅びかけた時も、彼らのひたむきな努力と勤勉さから復興にそれほど時間はかからなかったと言う。また、同じく
ウィンダス
に住む
ミスラ
とは友好関係にある。
(
公式サイト
「選べる5つの
種族
」より引用)
種族
特性
魔法
に秀でた
種族
という謳い
文句
の通り、
INT
、
MP
に絶大なアドバンテージを誇る。
そのため瞬間的に大量に
MP
を消費しなければいけない局面においては、他
種族
を遥かに凌駕する活躍を見せられる。
反面、
HP
の低さは5
種族
中最低
ランク
にあたる。また、
VIT
も
ミスラ
と並び5
種族
中最低
ランク
。
VIT
の影響は極端に大きいものでは無いが、他
種族
と比較すると打たれ弱さが目立つ。
STR
が低いため、
物理
的な
与ダメージ
が他
種族
と比べて小さくなる
注釈1
同じ
武器
を
装備
していても、最も
STR
が高い
エルヴァーン
と比較すると1
ランク
下ほどの差。
。
AGI
は
ミスラ
に次いで2番目となっており、
モクシャ
や
回避
の上昇、被
クリティカルヒット
率の減少といった要素は若干有利となっている。
DEX
は標準的。
MND
は
ミスラ
と並んで若干低めであり、
白魔法
の効果は僅かに劣る。とは言え、実際の運用上では
MP
のアドバンテージを覆すような
弱点
ではなく、
白魔法
を扱う
ジョブ
も十分にこなす事が出来る。
必要な
ステータス
がほぼ
INT
・
MP
のみに集約される
黒魔道士
や
召喚士
への適正は他
種族
の追随を許さず、その他の前線に立たない多くの
ジョブ
や
サポートジョブ
に白・赤を付ける機会の多い
吟遊詩人
・
コルセア
等への適正は高め。
一方でその打たれ弱さや非力さから、
前衛
に立つ
ジョブ
への適正は他
種族
に一歩譲る。
ガルカ
同様、非常に尖った
種族
特性を有しているといえるだろう。
文化
ミンダルシア大陸
南部に建国された、
ウィンダス連邦
の主要構成
種族
。
伝説では古代の民に導かれ、遥か
辺境
より移住したと言われている。
魔法
に長けるという特徴から言えば、多くの
ファンタジー
RPG
の世界で描写される「ノーム」に似ているが、成人であっても他
種族
からはまるで子供のように見える容姿や、すばしっこさ(高い
AGI
)などは”指輪物語”のホビットに近い。
封印されていた古代の秘儀である『
魔法
』を、最初に使いこなす事に成功した
種族
であり、そのためか
魔法
に関する造詣が深い文明を持つ。反面、見た目どおり体力や腕力が無いため、肉体労働や肉弾戦を苦手とする。こうした背景は、
魔力
を用いて自動的に書物を書き写す技術や自律活動する人型兵器(
カーディアン
)といった形で顕在的に描写されている。
過去の
クリスタル戦争
の影響により、幾度と無く
種族
絶滅の危機にさらされたが、彼らは持ち前の努力と勤勉さで何度も生存と復興を成し遂げる事に成功した経歴もあるようだ。
また、南方の
本国
や
エルシモ島
から
ウィンダス
に移住してきた
ミスラ
とは、友好関係を結んでいる。
命名規則
男性は前半と後半で韻を踏み(例:
Ajido-Marujido
)、女性は"<X><Y><Y>"と後半の音を繰り返す。<Y>は誕生地の
星の大樹
に対する方角で決まる(例:
Kupipi
)。
※
石の区
F-7 Maan-Pokuun等、最後尾しか押韻していない例外も存在する。
男女ともに姓の概念はなく、一部名前の後半が同一の
NPC
も存在する(
Makki-Chebukki
、
Kukki-Chebukki
など)が、これは太郎や次郎など、名前に共通した音を用いているに過ぎず、多くの家族は別の名前である(例:
Ajido-Marujido
の父
Zonpa-Zippa
など)。
容姿
他の
種族
に比べ身体の発育がとても早い段階で停止するため、見た目はまるで
ヒューム
の幼児か子供のようである。故に、見た目はもちろんのこと、身体的な特徴で年齢や
性別
の区別をつけるのは容易ではない。ただし、子供の
タルタル
と大人の
タルタル
は判別は容易
注釈2
一部の
クエスト
(
トリックスターの描く夢
など)では通常
キャラ
と同じ
タルタル
が子供扱いで登場することがあり、例外もあることから、10代半ばぐらいの年齢で成長が止まるのではないかと考えられる
で、
冒険者
は全て成人である。
尚、
NPC
の会話から察すると
タルタル
から見れば外見で容易にその年齢が判るらしい。
注釈3
プレイヤー
からはどう見ても差は判らないが「おじいちゃん」と初見で言い当てている
イベント
も有る。例外として
プリッシュ
も
シャントット
を初見で「オバちゃん」と言い当てる所から
タルタル
の実年齢が判るようだ
タルタル
にも他の
種族
と同様、8種の
フェイスタイプ
が用意されているが、そのうち4種は他の4種と同じ
フェイス
である。何が違うかというとヘアカラーと肌の色が微妙に違うだけ。つまり実際には4種の
フェイスタイプ
と8種のヘアカラーを持つという事になる。(♀4・8は女性の中でも色白)
胴部分のポリゴンに至っては男女の違いなく同じものが使用され、一部の
感情表現
を除いてモーションにも男女の差異がない。なお、
戦闘
中に発せられる声は2タイプそれぞれ異なっている。
フェイスタイプ
の通称
男
1/5
とんがり
2/6 ぼさぼさ・
ボサタル
3/7 ちょんまげ・
マゲタル
4/8
後ろ縛り
女
1/5
ポニテ
2/6
おかっぱ
3/7 おだんご
4/8
ツインテール
・
シャントット
フェイス
タルタル
の容姿やモーションをひとことで修飾するならば「
可愛い
」であろう。この点で老人のような容姿を持つと描写されることが多いノームとは異なる。特に
/panic
や/huhのモーションおよびこれらの組み合わせはあたかも踊っているような動作から、
タルタル
ダンス
として洋の東西を問わず多用されている光景が見られる。
また気がつきにくいが、
戦闘
中は眉毛が少しつり上がってキリッとした感じになり勇ましく見える。
余談になってしまうが、
戦闘不能
時の地面に突っ伏した姿通称"
プリケツ
"が妙に愛らしく、わざと殺してその姿を拝む、といった風な冗談も時々見受けられる。
ウィンダス
国内における
NPC
の人気ランキングでは、1位「
連邦の黒い悪魔
」、2位「
無敵の熱血アニキ
」、3位「
毒舌書記官
」と
タルタル
が
NPC
上位を独占している。
タルタル
の人気が高いからとも言えるが、外見とのギャップや
キャラクター
ごとのアクの強さ故に人気を集めていると言えなくもない。
著名な
タルタル
NPC
Shantotto
ウィンダス
元老院
議員主席、
口の院
元
院長
Ajido-Marujido
口の院
現
院長
、
Shantotto
の一番弟子
Kupipi
天の塔
書記官
Karaha-Baruha
(
過去世界
)
水晶大戦
の際に
完全召喚
を完成させた
ウィンダス
の英雄
Robel-Akbel
(
過去世界
)
水晶大戦
時の
大魔元帥
その他
【tartare】
フランス語
で
韃靼
(
だったん
)
(タタール)族のこと。タルタルソース、タルタルステーキなどに名をとどめている。
イラクのバクダッドの北方、チグリス河・ユーフラテス河に挟まれた土漠の中にある、幻とされる湖の名称。
チリにある都市の名称。
偶然か否か、付近の山脈や平原の様子が
ミンダルシア大陸
のそれと非常に良く似通っている。
などが確認されている。とくに第1項は「
タルタル
は
ガルカ
の食料」「その肉は美味で、
ガルカ
族を中心に食用として広く用いられている。」といった設定のジョークでしばしば引き合いに出される。
また、「
タルタル
」の名称はタルタルソースに由来していると2007年5月に開催された「
SQUARE ENIX PARTY
2007」において開発者から明かされた。
また、
ヴァナフェス
2008において、初期のデザイン案ではラッコのような毛むくじゃらな姿をしていたことが明かされている。
また、305
HP
は
タルタル
一人分と換算することも2013/03/27のニコニコ生放送の
ファイナルファンタジーXI
ヴァナTV
アドゥリン
の大魔境で
ネタ
にされた。
なお、
FF11
で
PC
が使える5
種族
の中で唯一他の作品(
ドラゴンクエスト
&
ファイナルファンタジー
in
いただきストリート
Special、
ディシディア ファイナルファンタジー
)にも出演をはたしていることから、ある意味
FF11
のマスコット
キャラクター
とも言えるだろう。
関連項目
【
ミスラ
】【
ヒューム
】【
ガルカ
】【
エルヴァーン
】【
怯懦
】【
樽
】
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