寝釣り

記事名読み
ねつり/bot fishing
外部入力機器、もしくは外部プログラムを用いてプレイヤー不在で釣りを行う行為。行っているプレイヤーは【寝ヅラー】と呼ぶのが一般的。

当初、スクウェア・エニックス側もこの行為の不当性について明確な回答を出していなかったため、グレーゾーンの状態のまま多くの寝ヅラーが活動したが、2003年08月15日にPOLの規約に「(要約)POL及びPOLコンテンツにおいてプログラム・ツール・外部機器等を用いて自動的に特定の行為をくりかえす事」が禁止行為として追加されたため、寝釣りは公的に禁止行為となった。
  (公式)http://www.playonline.com/polnews/ffxi/news544.shtml

以降、釣り人に対しGMから寝釣りでないか抜き打ちでチェックが入り、適切に返答しないと監獄送りとなるようになったが、長きにわたり、摘発作業が後手に回り、ラバオサンドリア堀ブナ兄弟周辺・ウィンダス石の区等、釣りの人気スポットが寝ヅラーで溢れる状況がみられた。

寝釣り対策と寝ヅラーの対応は、狐と狸の化かし合いのごとく、延々と続いている。主な修正は以下のとおりだが、最も抜本的な対応は2005年2月のバージョンアップであり、直後にはラバオウィンダス等で見違えるほど釣り人が激減する効果がみられた。
  1. 長時間釣りをすると外道もしくは何も釣れなくなる
  2. 釣り上げたモンスター放置すると徐々に強くなる
  3. モンスターが釣れるエリアの増加
  4. 外道アイテム合成品パッデッドキャップなど)の店売り価格引き下げ
  5. 釣竿と餌の組み合わせによる釣果の格差を拡大、同時に疑似餌での釣果が生き餌に比べ極端に引き下げられる。
    注釈1
    特に多かったシュリンプルアー+太公望の釣竿によるネビムナイト無限釣りによるRMT対策が顕著。ただ、現行の真っ当な釣り人への対処として疑似餌のデメリットは一定以上の釣りスキルがあれば補える仕様になっている…が、新規釣り人にとっては地獄の仕様となってしまった。

  6. 特定エリアでの特定の獲物が極端にかかりにくく修正。一時的な措置との発表だったが実はそのまま戻されていない。
  7. 釣り上げにアクション性を追加(2005/2月
  8. 同じエリア釣りつづけると疲労が蓄積し釣れなくなる(2005/2月
  9. 釣果店売り価格の一段の引き下げ(2005/2月
  10. 釣果200制限2005/2月
  11. 疲労の蓄積による竿リキャストの遅延(2005/4月
  12. 戦闘不能状態から復帰後、疲れ蓄積状態に(2005/4月
  13. 外道アイテム合成品変更。店売り価格が1Gに(2007/3月)
  14. Goblin Bounty Hunterの追加(2007/3月)
  15. 低レベル下における疲労蓄積量の大幅増加(2008/12月)
  16. ログイン後から2週間疲労蓄積量の大幅増加(2008/12月)

寝釣りは不正行為であるのみならず、ヴァナ全体の経済という観点で見た時、流通ギルの積みあがりを通じて、インフレ昂進に着実に繋がっていくという、大きな弊害がある。実際、これまでに寝釣りを通じてシステムから引き出されたギルは莫大な規模に上るとみられている。インフレ下では後発の冒険者ほど不利となることから、インフレが深刻化すると後発の冒険者RMTに手を染める動機が強まり、結果的にRMT業者が潤って寝ヅラーが一段と増えるという悪循環にもつながる。

なお、「寝釣りであろう推測される者を見つけてGMに連絡し、GMコールを行ったものが逆に罰せられた」との噂があるが、発端がそこにあっただけで、GMコールを行うこと自体で罰せられることはない。
元々、GMの指示に従わない、同じ内容のコールを繰り返し送る…などは処罰対象にもなりうる。その点などでを罰せられたものを意図的にすり替えたものだと思われる。

現在ではGMポリシーの追加によって寝釣りあるいはRMT関与行為が調査対象になり、GMコールをすればちゃんと対処をしてくれる。
その際、(1)寝釣りキャラクターの座標か名前から一つ、(2)「RMT」「不正プログラム」のどっちだと判断したか聞いてくるため、報告内容の要点は抑えておきたい。

関連項目
アクション釣り】【BOT

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