MPK(えむぴーけー)
MMORPGなどにおいて、モンスターを使用して、他プレイヤーを故意に殺害する行為を指す。Monster Player Killの略。
→公式サイト ルール&ポリシー「迷惑行為について教えてください」
「死んだらMPK」と勘違いされやすいが、実際には被害のあるなしではなく、「故意に行ったかどうか」が判断される。
なお、基本的に情状酌量の余地は無く、例えば「相手がMPKをしてきたからこちらもMPKをし返した」場合、処罰されるのは双方となる。
かつては明確な対処基準が公開されていなかったが、2005年2月に常習犯の一斉アカウント停止措置が発表され、同時に、MPKに対して、GMが介入することが発表された。
レイヴの仕様上やむを得ないことではあるが、この場合でも故意に行ったと判断されれば、当然MPKと見なされ得る。
2005年12月13日のバージョンアップからモンスターに「生息域」の概念が導入され、NM以外のモンスターは生息域外で相手を見失った場合(エリアチェンジ等)、その場で消えるように修正された。これにより以前に比べるとこうした問題は発生しにくくなった。
典型的には、一旦足止め(寝かせ、影縫いなど)をしたモンスターに当該パーティ以外のパーティが攻撃をしかけた場合である。
例えば、戦闘中にリンクしたモンスターを黒魔道士がスリプルで寝かせたとしよう。寝かせたモンスターは、やがて黄色ネームに戻るが、黒魔道士に対するヘイトは残る。他のパーティのメンバーがそのモンスターを釣る(=起こす)と、モンスターはヘイトの残る黒魔道士に襲い掛かることがある。もともとのパーティにしてみれば、紫ネームなので手出しができず、釣った側がさらに敵対行動をとってスリプルのヘイトを上回りタゲが移るまで(または救援要請が出されるまで)は、黒魔道士が一方的に攻撃され続けることになる。
こうした状況も、悪意があるとみなされればMPKと呼ばれうるので注意したい。
2006年4月18日のバージョンアップで、ヘイトの残っている黄色ネームのモンスター(占有権のないモンスター)に敵対行動をしても、元からあるヘイトを上回らなければ占有権を取れないように修正された。元のPCから見て黄色ネームのままであるので、紫ネームであるがゆえにまったく対処不能という最悪の事態は避けられている。
上記の例で紫ネームとならなくても、リンクしたモンスターに攻撃され続けている状況が危険であることには変わりはない。2010年6月22日のバージョンアップでスリプル等のヘイトが修正され、ターゲットの移動(=占有権の移動)が起こりやすくなったが、ララバイ等修正されていない魔法も残されている。
20周年を迎えた2022年11月でもMPK問題は解決されていない。一部のサーバ(Asura等)のユーザ(いわゆる業者)がエリア(ラ・カザナル外郭等)を占有し、MPKを故意に行いエリアから出て行くように脅迫する事態が続いている。対策としては、ヘイトの残ったユーザ(業者)と紫ネームのモンスターとの距離を離すことでモンスターは消失する為、消えるまで走って逃げる事で多少の時間ロスはあるが無視する事も出来る。
FF11におけるMPKの考え方 編
FF11ではMPKを「迷惑行為」と定義し、GMが介入する要素の一つとしている。→公式サイト ルール&ポリシー「迷惑行為について教えてください」
「死んだらMPK」と勘違いされやすいが、実際には被害のあるなしではなく、「故意に行ったかどうか」が判断される。
なお、基本的に情状酌量の余地は無く、例えば「相手がMPKをしてきたからこちらもMPKをし返した」場合、処罰されるのは双方となる。
かつては明確な対処基準が公開されていなかったが、2005年2月に常習犯の一斉アカウント停止措置が発表され、同時に、MPKに対して、GMが介入することが発表された。
MPKまがいの行為について 編
コロナイズ・レイヴ問題 編
コロナイズ・レイヴの戦闘領域ギリギリの位置で放置するPCが多く、正当にレイヴ活動をしているPCが離脱した場合、護衛モンスターがPCに絡んでしまいMPKとなってしまう。レイヴの仕様上やむを得ないことではあるが、この場合でも故意に行ったと判断されれば、当然MPKと見なされ得る。
トレイン⇒エリアチェンジに伴う問題とその修正 編
以前は、混み合っている上に、リンクしやすいモンスターが多い狩場(例:クロウラーの巣)などでトレインを発生させ、エリアチェンジで逃走を図った場合に、近くにいたPCや直後にエリアに入ったPCが襲われることがあり、故意に行ったか判断がつかない場面もしばしば存在した。2005年12月13日のバージョンアップからモンスターに「生息域」の概念が導入され、NM以外のモンスターは生息域外で相手を見失った場合(エリアチェンジ等)、その場で消えるように修正された。これにより以前に比べるとこうした問題は発生しにくくなった。
その他の危険な行為 編
なお、いわゆるエリア逃げ以外にも、他のパーティに意図しない危害を与えるリスクのある行為も存在する。典型的には、一旦足止め(寝かせ、影縫いなど)をしたモンスターに当該パーティ以外のパーティが攻撃をしかけた場合である。
例えば、戦闘中にリンクしたモンスターを黒魔道士がスリプルで寝かせたとしよう。寝かせたモンスターは、やがて黄色ネームに戻るが、黒魔道士に対するヘイトは残る。他のパーティのメンバーがそのモンスターを釣る(=起こす)と、モンスターはヘイトの残る黒魔道士に襲い掛かることがある。もともとのパーティにしてみれば、紫ネームなので手出しができず、釣った側がさらに敵対行動をとってスリプルのヘイトを上回りタゲが移るまで(または救援要請が出されるまで)は、黒魔道士が一方的に攻撃され続けることになる。
こうした状況も、悪意があるとみなされればMPKと呼ばれうるので注意したい。
2006年4月18日のバージョンアップで、ヘイトの残っている黄色ネームのモンスター(占有権のないモンスター)に敵対行動をしても、元からあるヘイトを上回らなければ占有権を取れないように修正された。元のPCから見て黄色ネームのままであるので、紫ネームであるがゆえにまったく対処不能という最悪の事態は避けられている。
上記の例で紫ネームとならなくても、リンクしたモンスターに攻撃され続けている状況が危険であることには変わりはない。2010年6月22日のバージョンアップでスリプル等のヘイトが修正され、ターゲットの移動(=占有権の移動)が起こりやすくなったが、ララバイ等修正されていない魔法も残されている。
20周年を迎えた2022年11月でもMPK問題は解決されていない。一部のサーバ(Asura等)のユーザ(いわゆる業者)がエリア(ラ・カザナル外郭等)を占有し、MPKを故意に行いエリアから出て行くように脅迫する事態が続いている。対策としては、ヘイトの残ったユーザ(業者)と紫ネームのモンスターとの距離を離すことでモンスターは消失する為、消えるまで走って逃げる事で多少の時間ロスはあるが無視する事も出来る。