天つ水影流

東方の侍テンゼン、およびイロハの属している流派。

テンゼンとイロハはこの流派の技を使用する。
テンゼンの使用する技はPCの使用する両手刀WSに近い名前と特性を持っている。下の3つは上位ミッションBFで使用し、フェイスは使用しない。白羽取りは日本語版では天つ水影流の名を冠していないものの、英語版では"Amatsu: Shirahadori"であり、こちらもこの流派の技であるらしい。

技名称	読み方	追加効果	エフェクト	連携属性
天つ水影流・鳥舞	とりまい		燕飛	貫通/切断
天つ水影流・風切	かざきり		陣風	切断/炸裂
天つ水影流・雪嵐	ゆきあらし	暗闇	雪風	硬化/炸裂
天つ水影流・月朧	つきおぼろ	静寂	月光	湾曲/振動
天つ水影流・花軍	はないくさ	麻痺	花車	核熱/収縮
天つ水影流奥儀・月影	つきかげ		固有	闇/分解
天つ水影流・鏡返	かがみかえし	強スロウ	燕飛	？
天つ水影流・水鞠	みずまり	毒（-47HP/3sec）	雪風	？
白羽取り	しらはどり	-

このうち、「天つ水影流・花軍」「天つ水影流・鳥舞」「天つ水影流・風切」「天つ水影流奥儀・月影」を連続で使用すると技連携・花鳥風月が発動する。

また、「天つ水影流・鏡返」「天つ水影流・花軍」「天つ水影流・水鞠」「天つ水影流奥儀・月影」を連続で使用すると技連携・鏡花水月が発動する。

ダメージもさることながら、ミッションBFでは花鳥風月が発動すると強制的にBFを退出させられるため、その前にテンゼンを倒す必要がある。なお、上位ミッションBFでは強制退出にはならない。

ちなみに、奥義・月影と月光は別物のためPCが花鳥風月を再現することはできない。
花車（核熱/収縮）→燕飛（貫通/切断）→陣風（切断/炸裂）までは繋がって湾曲が発生するので、重力属性の乱鴉をぶつければそれっぽい連携にはなる。

侍の中にはこの技を使いたいと熱望するPCもいるようだ。

フェイス「テンゼン」もこれらの技を使用するが、さすがに技連携・花鳥風月を発動させることはできない。また上位ミッションBFの技も使用しない。

イロハはオリジナルグラフィックの赤い両手槍（というか薙刀：水影の薙刀）と、弓：水影の弓を使用する。
星唄ミッション「遥かな分岐点」では花時、鳥雲、風雅、月輪を使用。
風雅を使う際に一度だけ「天つ龍　風に逆だつ　鱗雲……！」と歌を詠む。
星唄ミッション「勾玉の輝き」では鏡裏、花時、水烟、月輪を使用。
物理WSに見えるものもあるが全て魔法WSなので基本的に必中。

技名称	読み方	連携属性	備考
天つ水影流・風雅	ふうが	衝撃	舞踊。青白い魔法陣を展開する
天つ水影流・鏡裏	きょうり	硬化	舞踊。魔法陣から光の柱を放つ
天つ水影流・花時	はなどき	振動/衝撃	薙刀技。跳躍しつつ斬り上げる
天つ水影流・鳥雲	ちょううん	溶解	弓術技。炎の矢を拡散させて放つ
天つ水影流・月輪	がちりん	光/分解	薙刀技。やや後方に飛び上がり、火の鳥となって滑空突進する
天つ水影流・水烟	すいえん	核熱	弓術技。巨大な火球を収束させ、炎の矢を放つ

テンゼンの用いる弓WS「負征矢」は天つ水影流か不明だったため、天つ水影流が両手刀以外の武術も伝えているのかは不明だったが、イロハの登場により、薙刀や弓も含めた広範な武術を伝えていることが明らかになった。

天つ水影流が「天つ水/影流」か、「天つ/水影流」のどちらで区切るのか、それとも区切らずに「天つ水影流」なのかは定かではないが、上位ミッションBFで水影の首飾りという首装備がドロップすることから、「天つ/水影流」で区切るのが正解であると思われる。

なお、「天つ水」だと「天からの水」即ち雨のことを指し、「水影」だと「水面に映る物の姿、姿を映している水面、水面の照り返し」になる。この場合は「天を映す水面」といったところか。
また、「天つ水影」とは「天上にある水の面に映って見えるもの」という意味。

技の名称や連携もそうだが、全体的に風雅な名前がついている。
鳥舞は鳥兜をかぶって舞うことを指し、伊勢や飛騨などで神楽として行われた。
月朧は春の季語であり、その名の通り月が霞んでみることを指す。
花軍は、桜の花の枝などで打ち合う遊び、もしくは持ち寄った花をお題にして歌を詠みあって優劣を競う平安貴族の遊戯。
水鞠は飛び散る水玉の大きなもののこと。

薙刀術・弓術も剣術と似たような命名がされている。

鏡裏は物の映った鏡の内。
花時は花の季節のこと。「かじ」とも読むが、英名を見る限りこの場合は「はなどき」である。
鳥雲は小鳥が群れ飛んで、遠くから見ると雲のように見えること。
月輪は丸い月。
水烟は水煙（みずけむり）に同じで、水が細かく飛び散って煙のように見えること、もしくは水面に立ち込める霧。

また英語名を見る限り、両手刀WSの大部分は訓読みとなっている。この点では、大部分が音読みの両手刀WSとは対照的である。薙刀術・弓術はむしろ音読みが多い。

【Tenzen】【花鳥風月】