残心

侍のジョブ特性の一つ。2005年2月24日のバージョンアップで追加された。また青魔道士も追加特性として修得可能。


近接物理攻撃が「両手合わせて1回だけ」だった場合に、それが「回避された」「ガードされた」「空蝉・ブリンクなどの幻影が受け止めた」時に確率発動し、命中上昇補正の加わった攻撃をもう一度しかけるというもの。発動率の上限は100%。ダブルアタックや時々2回攻撃を始め、二刀流時および格闘武器装備にも発動しない。また、WSにも一切発動しない。

ランク	習得レベル		発動率
	侍	青
1	20	83	15%
2	35	(99)	25%
3	50	(99)	35%
4	65	-	45%
5	95	-	50%
-	G80	-	52%
-	G405	-	54%
-	G980	-	57%
-	G1805	-	60%

侍のメリットポイントによる強化はジョブ別グループ1。

項目	効果
残心確率	能力値1で残心確率を1%アップします。

さらに侍のメリットポイントジョブ別グループ2の「意気衝天」によって、残心による攻撃は得TPにボーナスを得る。

メインジョブ侍で八双使用時には、通常攻撃成功時にも残心による追加攻撃が発動する。発動率は通常の残心確率の1/4。

メインジョブ侍で星眼使用時には、星眼心眼によるカウンター確率に、残心発動率に応じたボーナスが付与される。付与される確率は通常の残心確率の1/4。

侍のギフト100、1200の項目「八双と星眼効果アップ」はそれらの発動確率自体が上がる。つまり八双/星眼時のそれぞれの発動率は25%が上限のところ、ギフト1200ではこの上限が35%になる。

青魔道士は、ファイナルスピアと怒りの旋風をセットすることにより、Lv83から追加特性として取得可能。
ギフトのジョブ特性効果アップにより、さらにランクを2段階上げることができる。

合計BP3で習得できるうえに怒りの旋風のステータスが優秀なので、打撃系青魔道士には非常に魅力的に映る。しかし残心は二刀流時には効果が出ないため、片手剣二刀流が主力の青魔道士には運用が難しい。

以下の装備でも残心と同等の効力を得ることができる。

種別	名称	発動率+	Lv IL	ジョブ
両手剣	金剛双手剣	+5	87	戦暗剣
両手斧	フリアチクアムード	+5	119	戦
両手槍	是介	+6	119	竜
両手刀	蜘蛛切丸	+2	70	侍
	七枝刀	+100	75	侍
	日光一文字	+4	99	侍
	鵜丸	+5	119	侍
	倶利伽羅太刀	+5	119	侍
	天の村雲	+10 注釈1 強化10回目以降。アフターマス効果として発動。	119	侍
グリップ	カタナストラップ	+2	60	All Jobs
頭	マイッツォハウベ	+5	119	戦ナ暗獣侍忍竜
胴	アミールコラジン	+5	72	戦ナ暗侍竜
	八竜腹巻	+5	75	戦モ狩侍忍
	雲海胴丸改 (真雲海胴丸)	+5 (+10)	89	侍
	沢瀉腹巻	+10	99	モ侍忍か
	春日胴丸	+10	109	侍
	春日胴丸改	+12	119	侍
	楯無腹巻(改)	+7(+8)	119	戦モ狩侍忍
両手	八竜篭手	+2	75	戦モ狩侍忍
	エースマフラ	+3	88	暗侍竜
	アンティアスミトン	+10	97	モ侍か
	ラブンガントレット (フギンガントレット)	+2 (+3)	99	戦ナ暗獣竜
	バロラスミトン	+10	119	戦ナ暗獣侍竜
	楯無篭手(改)	+5(+6)	119	戦モ狩侍忍
両脚	八竜佩楯	+2	75	戦モ狩侍忍
	金剛戦脚	+2	89	戦ナ暗獣侍忍竜
	楯無佩楯(改)	+5(+6)	119	戦モ狩侍忍
両足	明珍筒脛当改	+2	74	侍
	八竜脛当	+1	75	戦モ狩侍忍
	脇戸筒脛当	+3	109	侍
	脇戸筒脛当改 (真脇戸筒脛当) (極脇戸筒脛当)	+3 (+4) (+5)	119	侍
	龍王脛当(改)	+4(+5)	119	モ侍忍か
	楯無脛当(改)	+5(+6)	119	戦モ狩侍忍
首	夢神の首飾り	+5	88	戦ナ暗竜
	蛇蝎の喉輪(改)	+5(+6)	99	モ侍忍
	月明の喉輪 (月光の喉輪)	+8 (+10)	99	モ侍忍
背	仙道の外套	+1	60	戦モ赤シナ暗獣吟狩侍忍竜青コ踊剣
	雲海菅蓑	+5	84	侍
	タカハマント	+5 注釈2 ランダムオーグメント最大値	99	侍
耳	雲海耳飾	+2	90	侍

残心による攻撃が一定確率で2回攻撃になる装備。
残心が発動した際に、その攻撃が2回攻撃になるため、八双時の追加攻撃でも発動しうる。
意気衝天の効果も乗る。

種別	名称	発動率	Lv IL	ジョブ
両手刀	菊御作	+5%	89	侍
	倶利伽羅太刀	+5%	119	侍
	姫鶴一文字	+7%	119	侍
	一期一振	+10%	119	侍
両足	龍王脛当 (龍王脛当改)	+10% (+11%)	119	モ侍忍か

• 2006年10月19日のバージョンアップ
  習得レベルが20に引き下げられ、発動確率、命中補正も段階成長していくようになった。実装当初は「攻撃を空振りして残心が発動したが、これも空振りする」という何のためにあるのかよくわからない仕様であったが、調整の結果この欠点が見事に克服され、有用なジョブ特性に生まれ変わった。
  相手がブリンク、空蝉等で攻撃を回避した場合も発動対象となる為、残心確率調整後は高レベルの侍タイプの敵と対戦する場合に蝉盾が非常にやり辛くなった。
  

• 2011年7月12日のバージョンアップ
  メインジョブが侍かつ八双発動時に限り、通常攻撃の成功時にも残心の追加攻撃が発動する」ようになった。
  同じく星眼発動中に発生するカウンターの発動率に、残心発動率に応じたボーナスが適用されるようになった。
  

実命中率	旧残心命中率 発動率20%、命中ボーナス無しで算出	新残心命中率 発動率40%（ランク4）、発動時命中率+25%(Cap95%)として算出
95%	95.95%(+0.95%)	96.9%(+1.9%)
90%	91.8%(+1.8%)	93.8%(+3.8%)
80%	83.2%(+3.2%)	87.6%(+7.6%)
70%	74.2%(+4.2%)	81.4%(+11.4%)
60%	64.8%(+4.8%)	73.6%(+13.6%)
50%	55.5%(+5.0%)	65.0%(+15.0%)

レベル60のジョブ特性として残心が実装されたが、攻撃失敗時に2割程度の確率で発動し、しかも残心での攻撃に補正等も無く、ミスする敵ならば再度ミスる場合が多い…とまるで冗談のような性能だった。

これを受けて残念という言葉とかけた自虐ネタが横行することとなる。残心実装前までは【残念です。】と定型文辞書を利用する際、「ざん」と入力しTabキーを押して変換するのが主流だったが、実装後は「ざん」だけでは第一変換候補が【残心】なってしまった為、当初誤変換されることが多かった。しかし「残心」と「残念」が語感的にも文字としても似ている事や、残心の性能がとてもとても残念な物であったため後々も自虐的なネタとして誤変換され続ける事となった。

剣道・長刀における理論のひとつ。
だまし討ちが常套である戦場において、たとえ相手を切り伏せたとしても油断は禁物。相手が完全に事切れるのを確認するまでは刀を鞘に納めず、起き上がって反撃が来る事も想定してそれに対して備えられる様な身構え・心構えを見せること。
類する格言が「勝って兜の緒を締めよ」。

現代の剣道の試合においても残心の考えが用いられ、有効打突が決まってもガッツポーズをするなどの、相手の反撃に対して身構えていなければ有効とみなされないルールとなっている。

弓道においても、矢が弓から離れても的の方向を見据えたままの姿勢を維持することが同じく残心として作法に定められている。

【侍】【ジョブ特性】【意気衝天】