剣虎(けんこ/Tiger)
モンスターの一種族。ビースト類剣虎族。
主にクォン大陸に生息し、プレイヤーには「トラ」「虎」と呼ばれることが一般的(英語名ではストレートにタイガー)。
アルタナエリアでは毛色の鮮やかな亜種「スミロドン」が登場した。

俊足タイプであるため絡まれたら逃げ切るのは困難。攻撃力が高くダブルアタックを持ち、咆哮による範囲麻痺やクローサイクロンの空蝉剥ぎからDA付きレイザーファングによる必殺の一撃と攻撃性能は全モンスターでもトップクラス。
しかし耐久力は低めなので長期戦を避ければレベル上げでも十分狩れる。かつてLv20台ではバタリアの虎狩りでレベル上げを行うのが主流であった(後述)。
※技名が灰色の枠のものはBFNMなどごく一部の個体のみ使用する。
咆哮によって引き起こされる麻痺はそこそこに深度が深く、「麻痺している」のログが頻繁に流れることもザラである。
なお、かつてのバタリア丘陵でのトラを獲物としたレベル上げは、プレイヤーの戦闘スキルアップへの貢献が大きいことで知られていた。つまり、前衛がトラを釣っても、俊足タイプのため、キャンプへ戻る途中で齧られまくるので、途中でタゲを中継する他の前衛が必要になったり、後衛は咆哮の範囲に入らない位置で、タゲを取らないよう魔法を使い、前衛が麻痺したら分担して癒し、連携+MBで手早く倒さなければならなかったりしたためである。クフィム島までの「とりあえず前衛が殴って後衛が魔法使ってれば何となく倒せる」甘い相手では無かったため、プレイヤーは皆、否応無く鍛えられていった。
古参プレイヤーからは、そんな鬼軍曹役がレベル上げのメインステージから遠ざかりつつあることを惜しむ声も聞かれている。そんな声に応えたのか、アトルガンの秘宝で高レベルの剣虎が新たに登場した。しかし、これらの虎を獲物にできるレベル帯ではコリブリやプークが人気な上、レベルシンクによってレベル帯すらも選択できる現在、敢えて虎退治を選ぶケースは非常に稀である。
また、ドロップ品の黒虎の牙、黒虎の毛皮は、クエスト(サンドリアの「トラの牙」)や合成素材として需要が高く、とても有効な金策手段として、バタリア丘陵やボスディン氷河のトラが乱獲されていた。このことにより常に「ファング」の称号を持つ冒険者も数多く見受けられたが、インフレ時期にはこの金策に躍起になることは無くなっていた。アトルガンの秘宝発売以後のSTFによる対策で終焉を迎え、再びこの金策に耽るPCが増えてきているようだ。
なお、スミロドンはサーベルタイガーの中でも最も最後に現れた種である。
Copyright (C) 2002-2006 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
主にクォン大陸に生息し、プレイヤーには「トラ」「虎」と呼ばれることが一般的(英語名ではストレートにタイガー)。
アルタナエリアでは毛色の鮮やかな亜種「スミロドン」が登場した。

特性 編
- 索敵:視覚感知(暗視)
- 弱点属性:火・雷
- ダブルアタック持ち
- 俊足タイプ
- 主な戦利品:黒虎の牙、黒虎の毛皮、スミロドンの肝、スミロドンの毛皮、雷のクリスタル
- ぬすむ:大羊の肉、陸ガニの肉
- ぶんどる:黒虎の牙(攻撃力ダウン)、黒虎の毛皮(回避率ダウン)、スミロドンの肝(攻撃力ダウン)、スミロドンの毛皮(回避率ダウン)
俊足タイプであるため絡まれたら逃げ切るのは困難。攻撃力が高くダブルアタックを持ち、咆哮による範囲麻痺やクローサイクロンの空蝉剥ぎからDA付きレイザーファングによる必殺の一撃と攻撃性能は全モンスターでもトップクラス。
しかし耐久力は低めなので長期戦を避ければレベル上げでも十分狩れる。かつてLv20台ではバタリアの虎狩りでレベル上げを行うのが主流であった(後述)。
特殊技 編
名称 | 範囲 | 効果 | 空蝉消費 | 備考 |
レイザーファング | 近接単体 | 物理ダメージ(強) | 1枚 | |
クローサイクロン | 前方範囲 | 物理ダメージ(2回) | 複数枚 | ラーニング可能 |
咆哮 | 自身中心範囲 | 麻痺 | 貫通 | |
ガージスグリップ | 前方範囲 | スタン | 貫通 | 視線判定 BFNM「虎視眈眈」のGerjisが使用 |
クロススラッシュ | 前方範囲 | 物理ダメージ(2回) +ノックバック +ディスペル | 複数枚 | BFNM「虎視眈眈」のGerjisが使用 |
プレダトリグレア | 自身中心範囲 | スタン | 貫通 | エインヘリヤルに出没するSaehrimnirが使用 |
魂の咆哮 | 自身中心範囲 | アムネジア | 貫通 | Megantereonなど一部スミロドンNMが使用 |
※技名が灰色の枠のものはBFNMなどごく一部の個体のみ使用する。
咆哮によって引き起こされる麻痺はそこそこに深度が深く、「麻痺している」のログが頻繁に流れることもザラである。
レベリングでのトラ狩り 編
「ジラートの幻影」の発売以前は、バタリア丘陵に生息するトラを古墳入り口付近で狩るのがレベル上げの主流であった時期があったが、ユタンガ大森林やコロロカの洞門などの狩場が追加された現在では、廃れてしまった。なお、かつてのバタリア丘陵でのトラを獲物としたレベル上げは、プレイヤーの戦闘スキルアップへの貢献が大きいことで知られていた。つまり、前衛がトラを釣っても、俊足タイプのため、キャンプへ戻る途中で齧られまくるので、途中でタゲを中継する他の前衛が必要になったり、後衛は咆哮の範囲に入らない位置で、タゲを取らないよう魔法を使い、前衛が麻痺したら分担して癒し、連携+MBで手早く倒さなければならなかったりしたためである。クフィム島までの「とりあえず前衛が殴って後衛が魔法使ってれば何となく倒せる」甘い相手では無かったため、プレイヤーは皆、否応無く鍛えられていった。
古参プレイヤーからは、そんな鬼軍曹役がレベル上げのメインステージから遠ざかりつつあることを惜しむ声も聞かれている。そんな声に応えたのか、アトルガンの秘宝で高レベルの剣虎が新たに登場した。しかし、これらの虎を獲物にできるレベル帯ではコリブリやプークが人気な上、レベルシンクによってレベル帯すらも選択できる現在、敢えて虎退治を選ぶケースは非常に稀である。
戦利品 編
各地のトラからは、ぬすむによってその地域特有の種類の肉を盗み取ることができる場合がある。同エリアに生息するモンスターの種類と一致することから、どうやら彼らを捕食しているようである。が、何故彼らが捕食した肉を後生大事に携帯しているのかは謎である。まさか食べかけの肉を口から毟り取っているわけではないと思いたい。きっと獲物を倒した直後、運悪くPCと遭遇してしまったのだろう。また、ドロップ品の黒虎の牙、黒虎の毛皮は、クエスト(サンドリアの「トラの牙」)や合成素材として需要が高く、とても有効な金策手段として、バタリア丘陵やボスディン氷河のトラが乱獲されていた。このことにより常に「ファング」の称号を持つ冒険者も数多く見受けられたが、インフレ時期にはこの金策に躍起になることは無くなっていた。アトルガンの秘宝発売以後のSTFによる対策で終焉を迎え、再びこの金策に耽るPCが増えてきているようだ。
モンストロス・プレッジ 編
種族名 | ジョブ | 備考 |
剣虎族 | 戦 | |
伝説の剣虎族 | 白シ | 白虎タイプ |
習得Lv | モンスタースキル | 効果 | 消費TP | 備考 |
1 | レイザーファング | ダメージ補正300%。 | 1500 | |
10 | クローサイクロン | 対象に向かって扇範囲の敵に物理攻撃。 ダメージ補正200%。 | 1800 | |
20 | 咆哮 | 自分の周囲の敵に麻痺の効果。 | 1000 | |
40 | クロススラッシュ | 対象に向かって扇範囲の敵に物理攻撃。ダメージ補正200%。 追加効果:ノックバック、ディスペル。 | 1800 | |
60 | プレダトリグレア | 対象に向かって扇範囲の敵にスタンの効果。 | 1000 |
由来 編
剣虎(サーベルタイガー)とは、氷河期(約170万~1万年前)に生きたネコ科の肉食動物のうち、大型の犬歯を持つものの俗称*1。その名の通り長大な牙を持っており、マンモスやゾウなど大型の動きの鈍い動物を襲っていたと考えられている。剣虎族のデザインの原型となったと思われるが、ヴァナ・ディールのものはオリジナルよりも牙が強調して描かれているようだ。なお、スミロドンはサーベルタイガーの中でも最も最後に現れた種である。
関連項目 編
【ビースト】【ファング】【トラの牙】【トラ】【とら】【虎視眈眈】【剣のシラヴァード】【Smilodon】【Byakko】【マウント】Copyright (C) 2002-2006 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- ただし、日本語では剣歯虎と書くほうが普通。