攻撃間隔(こうげきかんかく/Attack Speed)
ユーザー間で使用される場合(特に検証サイトにおいて)は、「隔」と「攻撃間隔」を区別して扱うことが多い。
一方、ゲーム中のヘルプメッセージ等では混同されていることが少なくないので注意が必要である。
例えばソードストラップやマーシャルアーツでは「隔」の意味で、ヘイストやマーチでは文字通り時間的間隔の意味で、いずれも「攻撃間隔」という用語が使用されている。
以下では「隔」と区別する場合の「攻撃が行われる時間間隔」について説明する。
基本的には武器表記の隔を60で割った値が実際の攻撃間隔(秒)になるが、一部装備や特性によっては隔そのものを減らしたり、算出後の攻撃間隔を直接増減させたりする手段もある。
その際、得TPは隔に応じて変化するため、以下のような差異が発生する。
- マーシャルアーツや二刀流、ブリッツァロールは隔を減少させ、間接的に攻撃間隔を短縮させる。よって得TPも比例して減少する。
攻撃のタイミングのみ影響する。攻撃終了後に変化があっても実際に影響するのは次の攻撃以降である。例えば百烈拳は強力なヘイスト効果を持つが、レリックナックルを装備したモンクが攻撃直後に発動しても次の攻撃開始は隔1299のままで、その次の攻撃が隔324で行われることとなる。
- ヘイストやスロウ、およびそれらに準ずる行為(他のヘイスト効果のある魔法や敵の特殊技など)は、隔を変化させずに攻撃間隔を変化させる。従って得TPに変化はない。
得TPの変化を考慮しない場合は、結局どちらも見た目上の効果は同じであるため、便宜上隔の数字を変化させて説明することが多い。
攻撃間隔の計算式 編
いずれの場合でも、最終的な攻撃の時間間隔がゼロ秒以下になることを防ぐため、攻撃間隔短縮にはキャップが存在し、基本となる隔の-80%、5倍の振りの速さが限界となる。ただし、一切のヘイスト・スロウ効果を無視して攻撃間隔を短縮する百烈拳は例外。マーシャルアーツなどによって算出された後の隔を元に75%短縮しキャップを超える場合がある。スロウにキャップが存在するかは不明。
片手武器一刀流、または両手武器の場合 編
武器の隔 × グリップによる補正 × ブリッツァロール ×(ヘイスト+スロウ)
グリップ | 隔短縮 | Lv | 装備ジョブ |
ソードストラップ | -3% | 55 | All Jobs |
タルデュスグリップ | +3% | 99 | All Jobs |
レンテュスグリップ | +5% | 99 | All Jobs |
片手武器二刀流の場合 編
(左右の武器の隔の合計)× 二刀流 × ブリッツァロール ×(ヘイスト+スロウ)
格闘武器の場合 編
(480+武器の隔-マーシャルアーツ)× ブリッツァロール ×(ヘイスト+スロウ)
遠隔武器の場合 編
遠隔攻撃の場合は特殊で、単純に武器の隔通りの間隔にはならない。2012年7月24日のバージョンアップ以前は以下の式に近似していたと言われている。*1
(( レンジウェポンと矢弾の合計の隔 × 17 ) / 32+175 ) × スナップショットによるヘイスト2012年7月24日のバージョンアップ以降は遠隔攻撃発動後の硬直時間が短縮されたため、上記式よりも短間隔で攻撃が出来るようになった。
モンスターの攻撃間隔 編
プレイヤーの武器と同様、モンスターも攻撃間隔を有している。モンスターの種族毎に攻撃間隔が定められており、大抵は隔240相当の攻撃間隔を有している。
ただし、さらに速い/遅い攻撃間隔を有する種族も存在する。
攻撃間隔が速い種族 編
など。
大抵は敵の攻撃を受けた際の得TPが2となるが、これら攻撃間隔が速い種族から攻撃を受けた場合はTPが1しか貯まらない。
攻撃間隔が遅い種族 編
など。
比較的巨大な体格を有する種族が多い。
こういった種族は攻撃間隔が遅い代わりに攻撃力・防御力が高く設定されていることが多い。
関連項目 編
【TP】【マーシャルアーツ】【二刀流】【ヘイスト】【スロウ】【ブリッツァロール】【ソードストラップ】【タルデュスグリップ】【レンテュスグリップ】- *1
- 遠隔攻撃開始→発動→(コマンド受付不可の時間)→次の遠隔攻撃が可能になるまでの間隔である。