Ark Angel EV(あーくえんじぇるえるう゛ぁーん/あーくえんじぇるいーぶい)
1.項 登場人物 編
Ark Angel EV : 内なる「驕慢」が、伝説のクリスタルの戦士の一人。ジョブは白魔道士とナイトのハイブリッド。エルヴァーン女性の姿をしており「驕慢」を司る。
おまえたちを腐らせる……
ジラートミッション「アーク・ガーディアン」。BF名「アーク・ガーディアン4」もしくは「神威」でプレイヤーと対峙する。
バトルフィールド「アーク・ガーディアン4」(及び上位BF)は、ル・オンの庭北東部(K-7)から入ったラ・ロフの劇場から入る。この入口に対応するHome Pointは、ル・オンの庭#4。
特徴 編
使用技名称 | 対象 | 効果 | 空蝉 | 備考 |
女神の祝福 | 自身中心範囲 | HP全回復 | - | SPアビリティ |
インビンシブル | 自身 | 物理攻撃無効化 | - | SPアビリティ |
インターヴィーン | 単体 | 盾で強打し、敵の攻撃力と命中率、ヘイトが大幅にダウンする。 | - | SPアビリティ/複数回使用、上位ミッションBFのみ。 |
ドミニオンスラッシュ | 被対象中心範囲 | 物理ダメージ/静寂/ディスペル | NPC専用特殊技。長射程。 | |
シールドストライク | 前方範囲 | 物理ダメージ/スタン/ノックバック | NPC専用特殊技 | |
ボーパルブレード | 単体 | 物理ダメージ/四回攻撃 | 片手剣WS | |
スピリッツウィズイン | 単体 | 残りHPに応じたダメージ | 片手剣WS | |
アロガンズインカーネイト | 対象中心狭円形範囲 | 残りHPに応じたダメージ | 片手剣WS、上位ミッションBFのみ。タゲ持ちの反対側、殴れるギリギリに陣取れば当たらない。 | |
シャンデュシニュ | 単体 | 物理ダメージ/三回攻撃 | 片手剣WS、上位ミッションBFのみ。HPが減ると使用。 | |
使用魔法 | ||||
ケアルV | 自身 | HP回復 | - | |
プロテスIV | 自身 | 防御力アップ | - | |
シェルIV | 自身 | 被魔法ダメージカット | - | |
ヘイスト | 自身 | ヘイスト | - | |
ブリンク | 自身 | 幻影 | - | |
アクアベール | 自身 | 詠唱中断率ダウン | - | |
ストンスキン | 自身 | 一定量の被ダメージ無効 | - | |
ブライナ | 自身 | 暗闇回復 | - | |
バニシュIII | 単体 | 光属性魔法ダメージ | 1体消費 | |
バニシュIV | 単体 | 光属性魔法ダメージ | 1体消費 | |
バニシュガIII | 被対象中心範囲 | 光属性魔法ダメージ | 全て消滅 | 敵専用魔法 |
ディアII | 単体 | スリップダメージ/防御力ダウン | 1体消費 | |
ディアガII | 被対象中心範囲 | スリップダメージ/防御力ダウン | 全て消滅 | 敵専用魔法 |
ホーリー | 単体 | 光属性魔法ダメージ | 1体消費 | |
ホーリーII | 単体 | 光属性魔法ダメージ | 1体消費 | 上位ミッションBFのみ |
サイレス | 単体 | 静寂 | 1体消費 | |
スロウ | 単体 | スロウ | 1体消費 | |
パライズ | 単体 | 麻痺 | 1体消費 | |
フラッシュ | 単体 | 短時間著しく命中ダウン | 1体消費 |
Ark Angelの中でも1、2を争う強敵。インビンシブルを使用し、白魔道士の魔法全般を詠唱。さらに瀕死になると必ず女神の祝福を使ってくるため、長期戦は避けられない。
最も警戒が必要なのはスピリッツウィズインで、技の特性の関係からHPが高いArk Angel EVが使うと脅威的な威力を発揮する*1。アークガーディアン全般の特性だがリゲインが常にかかっているため、BF突入後に強化などでもたもたしていると開幕でいきなり1500を超えるダメージが炸裂し、受けたプレイヤーが一瞬で戦闘不能に陥ることもある*2。これによって盾役が沈みPTが総崩れ、というのが敗因としては多いパターンと言えるが、赤魔道士等がグラビデを使用し盾役が回復するまでマラソンをすることで態勢を立て直すことは可能である。専用技のドミニオンスラッシュは対象中心範囲に物理ダメージ+静寂+ディスペル、シールドストライクは前方範囲に微ダメージ+スタン+ノックバックの効果があるので、特に後衛はこれらに巻き込まれないように注意。また、ガ系魔法で空蝉も剥がしてくる。ドミニオンスラッシュは射程が長く、距離を空けるとこればかり使って来る。そのため、マラソン作戦がスピリッツウィズインの脅威を減らすために有効である*3。MPの消費が激しく長期戦になるので、このBFに挑むのであればMP回復アイテムややまびこ薬を多めに持っていった方が良いだろう。
戦利品 編
ミッションBF「アーク・ガーディアン4」 編
ミッションBFではミッション進行に必要な「驕慢のかけら」を入手する。神威 編
【神威】項を参照。2.項 ★上位ミッションバトルフィールド編
新しい専用技「アロガンズインカーネイト」を使用する。アロガンズインカーネイトはブレス属性であるため、被魔法ダメージカット装備やシェルが機能せず、難易度によってダメージが変わらず、難易度「とてもやさしい」の即撃ちでも2000程度食らうため、低難易度の難易度を上げてしまっている。
対策は被ブレスカット装備や被ダメージ装備が必要になってくる。
また、警戒のスケルツォや大地の鎧も有効であるがドミニオンスラッシュで消される場合があるので注意が必要である。
HPを30~50%ほど削ると一度だけ女神の祝福を使用し、それ以降の攻撃はインターヴィーンも多用し始める。
こちらが使用した時の様な強烈なダメージは無いものの、インターヴィーンの効果中は攻撃がほぼ命中しなくなる上に攻撃力が1まで低下するため、これを受けた盾役が被インターヴィーン効果中にWSを撃つのは控えたほうがいいだろう。
ただしロイエは与ダメージを自身の攻撃力に依存せず、必中であるためにインターヴィーンの効果中であっても通常時と同等のダメージを与える事が出来る。
ブラインや暗闇の術が入ると優先的にブライナで治療するため、相手の攻撃のテンポを若干遅らすこともできる。
戦利品 編
- 装備品
- 素材
- 魔法スクロール
- その他のアイテム
- (難易度「とてもむずかしい」のみ)称号「アークエルヴァーン エビサレイター」(Ark Elvaan Eviscerator:アークエルヴァーンの内臓を抉った者)
3.項 ギアスフェットNM 編
出現条件 編
ギアスフェットの条件を満たした上で、エスカ-ル・オンに点在する???を調べることにより出現する。グリスリートリンケット「アークエンジェルEVのサッシュ」の入手に必要となるのは、羊皮紙・光るインク・グレーグラス・ハイイロザリガニ 。
特徴 編
一部魔法の詠唱時間が大幅に短縮されているなど細かく強化されている。また、プレイヤー側の1回のケアル回復量が特定値を超えると女神の祝福を使用するなど、独自の特性がある。
アロガンズインカーネイトのダメージは他攻撃の威力と比較する場合相対的にかなり低下しているが、ブレス属性ダメージであるという特性自体は変わっていないため油断大敵である。ドミニオンスラッシュも十分な破壊力を維持しているため、近接を試みる場合は忘れずに対策を取ること*4。
戦利品 編
4.項 フェイス 編
2016年10月11日のバージョンアップで実装された。エミネンス・レコードクエスト3「「驕慢」で腐らせろ」の特別報酬として入手できる「盟-アークEV」を許可証に対応するフェイス担当NPCに渡すことで習得できる。
魔法一覧での名前は「アークEV」、フェイスとして呼び出された時のNPC名は「ArkEV」となる。
特徴 編
ジョブ | ナイト/白魔道士 |
---|---|
戦闘タイプ | 盾 |
武器 | 片手剣、盾 |
WS | ボーパルブレード(切断/衝撃) シャンデュシニュ(光/湾曲) アロガンズインカーネイト(対象中心範囲攻撃) ドミニオンスラッシュ(対象中心範囲攻撃) |
魔法 | フラッシュ、リアクト、ファランクス、エンライト、ケアルI~IV、 |
アビリティ | センチネル、ランパート、パリセード、神聖の印、シバルリー、シールドストライク |
その他 | オートリジェネ、オートリフレシュ(+1MP/3sec)、魔法防御力アップ、アンデッドキラー、ケアル詠唱時間-、ケアル回復量+55%、被ダメージ-10%、被ダメージの5%をMPに変換 |
- TP2000まで連携トスを待つ。
アロガンズインカーネイトとドミニオンスラッシュは連携を狙えないままTPが溜まった時のみ使用し、連携属性はない。
- HP75%以下でケアルを使用する。優先順位は低め。
- パーティメンバーが睡眠時ケアルで起こす。(後列から)
- リキャストごとにフラッシュを使用する。可能なら神聖の印を併用する。
- リアクト>パリセードの優先順位で使用する。
- MPが33%以下かつTP1000以上の時シバルリーを使用する。
- 敵の技に合わせてシールドストライクを使用する。
- 敵の魔力の泉やアストラルフロウに合わせてランパートを使用する。
- アークエンジェルフェイス5体を同時に呼び出すことによって、累積魔法耐性の効果が発動する*5。最大で魔法ダメージを87.5%カットする。
モンスターサイズでPCのLサイズよりも遥かに大きい。
敵の時に使っていた、弱体魔法や一部の強化、神聖、回復魔法は使用しない。
盾の発動率が高め。CL119以上ではリアクトやパリセードに頼らずとも発動が期待できるナイトフェイスはアークEVのみだったが、2021.11.10に他の盾持ちフェイスもILに対応するよう引き上げられた。それに伴いアークEVの盾性能もさらに引き上げられたため、優位性は変わらない。
敵対心+が高めに設定されているがサポ白で挑発を持たない。ターゲット固定能力はAugust以上、Amchuchu未満と言ったところ。但しじわじわとヘイトを積み重ねて行くスタイルから長期戦になるとAmchuchuを上回る固定能力を見せる。
戦闘開始直後にフラッシュから始まりアビ関連を立て続けに使ってヘイトをあげるため戦闘が長期化するとヘイト量が火力負けする場面がでてくる。他にもヘイト減少やヘイトリセットを持つタイプの敵、雑魚敵を連戦する時などには向いていない。
調整・変更
特殊台詞 編
- ドミニオンスラッシュを使用する。
内なる「驕慢」よ……圧せよ。
余談 編
Ark Angel EVは素体としては女性であるものの、その形相(と薄い胸)から大抵の人は初見で男性と誤解してしまうようだ。それに反して倒された時の崩れ方が妙に女性っぽいため、一部では萌え度が高いとの支持を受けているらしい。さらに装備している巨大な盾はNPC専用にデザインされたもので、羨望の的でありつつも長い間プレイヤーには開放されていなかった。これは他のコスチューム武器に遅れること10年後に大きさなどを調整して実装されている(経緯については【アークシールド】項を参照)。
また「ファイナルファンタジーXI フリートライアル for Windows(R)」の宣伝用PVでは若本規夫氏のナレーションのもと「ギターのジミーです」と名乗っており、これがウケたのか一部では彼女の事を「ジミー」と呼ぶものもいる。
ロード オブ ヴァーミリオンではFFXIからの参戦キャラとして登場しており、特殊技でディアガIIを使用する。ドミニオンスラッシュとシールドストライクという、当時のArk Angelの中では唯一2つの専用技を持ちながら*6、使えるのがディアガIIというあたりが哀愁を誘う。
関連項目 編
【アーク・ガーディアン】【Ark Angel】【神威】【騎士の耳】【驕慢】【フェイス】【フェイス/一覧】Copyright (C) 2002-2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- プレイヤー側のWSと同じように、瞬間発動かつ空蝉などを無視して必中する。
- *2
- Lv75キャップ時代に、ミッションBF「アーク・ガーディアン4」において、開幕スピリッツウィズインで忍者が3492ダメージを受けて戦闘不能になる映像が公開されている。ニコニコ動画(閲覧には要アカウント所得):→http://www.nicovideo.jp/watch/sm303435の3:00。
- *3
- メンバーに召喚士を入れ、攻撃力の高いフェンリルに追いかけさせると意外に効果的。
- *4
- 高速化したバニシュガにより空蝉を剥されるという手順が加わるため、上位ミッションにおける立ち回りより一段慎重を要する。
- *5
- →10月バージョンアップのお知らせ(公式フォーラム)にてヒントが提示されていた。
- *6
- カードが出た後の話になるが、アロガンズインカーネイトが追加されたことで3つに増えている。