システム
Windows
公式にサポートされる、
PS2 版に続く
FFXI クライアント システムの2つ目の動作環境。
俗に「
PC 版」と呼ばれ、表記は被るが
PC (Player Character)とは明確に区別される。公式には「Windows版」が正しい。
公式に対応している
バージ ョンは、以下の通り。
Windows 10
Windows 11(公式の推奨環境には2024年3月1日から追加)
32bit版、64bit版のどちらでも対応し、エディション違いも基本的には不問。ただし、
バージョンアップ で動かなくなるかもしれないという注釈がついている。
発売当初は以下も対応していた。
発売後にサポート対象となり、再度対象外となった
バージ ョンもある。
Windows 7 (2020年1月14日をもってサポート終了) Windows(R) 7 サポート終了のお知らせ
Windows 8 (マイクロソフトは2023年1月10日をもってサポート終了、公式の推奨環境からは2024年3月1日で削除)
Windows Vista・Windows 7対応
Vista及び7では標準IME、オフィスIMEで文字入力が正常に行えない
最初のキー入力が勝手に2回押しになる、
変換 直後のキーが無反応になる、文字の取りこぼしなど。Google
日本語 入力でも発生し、
ATOK 2007以降のみ発生しないが、
ATOK は
変換 候補ダイアログが画面上に残ったまま消えなくなるという不具合があるなど、いずれにせよ快適な
チャット が出来ないという事には違いはない。
という不具合がある。本件については公式でも「既知の不具合」として記載されている。
GM に問い合わせても
クライアント プログラム の修正が必要なため
GM がすぐに直せる問題ではない。
公式Twitter ではこの問題に対し、原因を特定するべく調査中であることがわかっている。Vistaや7の
ユーザー の為にもなるべくして解決してもらいたいところ。
ATOK 等他の
日本語 入力ソフトを入れ、
FF11 向けに設定し使っている記事を載せた有志のブログも存在するので、現状のMS-IMEに納得のいかない人は参考にしてみるのもよいのかもしれない。
公式Twitter (当時) 2011年1月18日より
Windows Vistaおよび
Windows 7で
チャット 入力時に発生している症状については、継続的に調査を行っています。現時点ではDirectX SDKサンプルコードによるものではないことが判明していますので、原因を特定すべく引き続き、調査・
検証 を進めます。
後にこの現象は、
2012年3月27日のバージョンアップ にて修正されている。
OSとして自由度が高い裏返しとして、システムの破壊が起こりやすく、悪意の第三者の脅威に常にさらされている。
当然
クライアント システムもOSの上で動く以上、これらの脅威と無縁ではいられない。
Microsoft社の提供するセキュリティパッチ の即時対応
市販セキュリティソフト(最低でもファイア ウォールとウィルス 対策)のインストール
はもはや絶対必須の要素であり、これを怠るとまず確実に
アカウント 被害の犠牲者となると考えたい。
また、OS自体の不安定化も常につきまとうので、インストール時より、OSは壊れるものという考えに基づき、
クライアント の保護が必要である。
小技1 OSと
クライアント は別のドライブにインストールする。
OSに被害があった場合、データを道連れにされずに済む。
メール、
スクリーンショット 、ゲーム内の設定、
マクロ はこれでほぼ完全に保護できる。
インストール時から対策が必要だが、いざ復旧する際の時間は大幅に短縮できる。
復旧方法はOSをレストア後、被害を受けていないドライブの
クライアント のフォルダ名を一時的に変更し、
POL と
クライアント を再インストールするだけ。
インストール終了後、新しい
クライアント をフォルダごと削除して、名前を変えた古い
POL のフォルダの名前を元に戻して起動する。
初回起動時にエラーが出るが、2回目以降は正常に起動でき、最新
パッチ もチェックのみで完了、ダウンロードの時間が省略できる。
H
DD の空き容量が20GB程度必要。
物理 的に別シリンダにすることで更に安全性と速度を向上できる。
主立った違いは
の二つ。
OSの特性上、ハードウェア環境が固定されておらず、かつ複数の仕事を処理できる仕様の為、環境が画一的な
PS2 版と異なり、
クライアント にかなりの設定自由度がある。
設定の
切り替え は、
クライアント のコ
マンドラ インから変更するものから、同梱のコンフィギュレーション
プログラム で起動前に設定しなければならないものもあり、多岐にわたる。
このため新規の参入者はまずはマニュアルを熟読することが必要となる。
PS2 版も似た様なものだが、
PC 版は輪をかけて対応する必要のある内容が多い。
FF11 は、2007/11/20まで全画面モードしか存在せず、
ウィンドウ モードを実現するには外部ツールによる不正な操作が必須であった。
当初の
開発チーム には
などの意図があったようだ。
しかし、4Gamer.netのインタビューに対しては
というような状況になっていると認識している、と開発部の発言があった。
正式な
ウィンドウ モードを検討、
実装 する意向で、それにより
マルチウィンドウ でPC の他機能を実行しながら遊べるように
不正ウィンドウ モードツールの抑制(正式にウィンドウ があるなら不要)
そのツールに付属する他の不正機能を利用しようと興味を持つことの抑制
そのツールのOSハックなど構造問題によるPC への負荷 、危険性の排除
以上を目的に実装 をしたようである。
当初DirectX9向けに
プログラム を移し変える作業を行っていると書かれていたが、DirectX8ベースでの
ウィンドウ モードにとどめることとなったために、(ささやかながら)期待をしていた向きからは
ガッカリ砲 扱いされてしまった。
ウィンドウ モードに関する
開発チーム の発言のソースはこちら。
FFXI Creator's voice Ζ
4Gamer.net
なお、公式の
ウィンドウ モードは
ウィンドウ フォーカスが他の
タスク に移る際、ゲームコントローラの入力を一時停止する特性があり、これを嫌ってか非公式の
ウィンドウ 化ツールの根絶には未だ至っていない。
但し、昨今配布されている非正規の
ウィンドウ 化ツールはブービートラップが仕込まれている可能性が高く、手を出すべきではない。無論、そうでなくとも外部ツールは不正なので手を出してはならないのだが。
Windows版には提供ソース別に複数の
バージ ョンが存在する。
例に取ると初回はCD-ROM版4枚組
初回特典版は4国の
国旗 シンボルをあしらったピクチャーレーベル仕様、予約特典でオルゴールがおまけで付いた。
で、その後はDVD-ROM版に移行した。
運営のCD-ROM版発売当時の社名は「SQUARESOFT」で、
POL の下層にあるフォルダ名が社名のため、これに合わせて複数
バージ ョン存在する形である。
ファイルレベルで
最適化 が図られているらしく、両者を
上書き したり混ぜたりすると破損する。
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