ガ系魔法

記事名読み
がけいまほう
ストンガウォタガエアロガファイガバニシュガケアルガ等の語尾に「ガ」がつく範囲効果魔法の総称。
文脈によっては、黒魔道士の使う精霊魔法範囲効果魔法だけを限定して指す場合や、ジャ系魔法などの範囲魔法全般を指して使う場合もある。

対象数によるダメージ減少
格下モンスターガ系魔法乱獲することを防止する為に、複数のモンスターを対象とした際の与ダメージ量が変更された。これにはバニシュガジャ系魔法風水士精霊ラ系のほか、メテオも含まれる。
具体的には、単体ヒット時の効果を100%とした場合、2体ヒット時で各80%、3体で75%、以降1体ヒット数が増す毎に5%効果が減少し、10体ヒット時の40%で下限に到達する。これ以上なら20体でも30体でも効果は単体ヒット時の40%。減衰率はどの系統も同じ。
空蝉の術などの分身を巻き込んだ場合は、これの残数をヒット数に加える。即ち、空蝉の術:弐を発動させたばかりの忍者にヒットさせた場合は本体分身4体の計5体にヒットしたと計算される。
※現在ではその効果は消失している。

精霊魔法ガ系魔法について
一部は古代魔法を凌ぐほどMPコストが馬鹿高い上、威力もそれほど高くなかったためで2003年4月15日のパッチまでは殆ど使い所が無い黒魔道士にとっては飾りに過ぎない魔法だった。
範囲内の敵が少数であると高ダメージをたたき出し、派手なエフェクトも望める事もあってMBに好んで使用する術者が増加した時代もあった。

MP消費量が膨大である為に連発すると連戦できずパーティに迷惑がかかってしまったり、効果範囲内に無関係なモンスターがいると戦闘に加わってしまいパーティが危機に陥いる等、効果的に使える場面が限定されるため、的確な状況判断を踏まえた上で使用することが望ましいとされている。

しかしアイテムレベル武器スキル+装備実装2013年7月9日のバージョンアップ精霊魔法に関する上方修正が行われたこと等により、従来と比べて魔攻ダメージが劇的に上がった。
スカームなどコンテンツによっては精霊ガI系精霊ガII系だけで敵をまとめて倒すことができるなど、精霊ジョブにとって活躍の場が広がったのである。
消費MPも下げられているので、適度に連発できるため、爽快である。

上位のガ系古代魔法に匹敵する高威力を叩き出し、効率も古代魔法よりはやや良いため、ガ系習得以降は古代魔法立ち位置を代替することとなる。
今でこそ最高威力の魔法の地位は譲ってしまったが、その威力は変わらず凄まじい。

それ故に、敵がこの魔法を詠唱するならばナイト暗黒騎士が、詠唱を絶対に阻止せねばならない魔法であった。
しかし、現在ではシールドバッシュウェポンバッシュよりもスタン一発の方が止めるには効率がいいので、暗黒騎士黒魔道士にその役割が遷移している。
スタンリキャストが間に合わない場合や、スタン要員が少ない場合は魔法効果発動時に睡眠状態にする方法でも確実に詠唱を止めることが出来るため、覚えておきたい。
また、ガIII系は詠唱時間が比較的長いため、詠唱開始後でもバ系を詠唱することでダメージの軽減を図ることも可能である。
ただし、ある程度以上強敵になりレジストが見込めない場合、範囲に巻き込まれるのを回避した方がよい場合もある。
乱戦時に敵モンスターが使用するとこの上ない脅威であるが、味方が使うと使用した術者がピンチになる。つまり敵のHPが反則的な迄に高い反面、味方のPCが持つHPが低い為に発生する落差である。

その他
忍者タイプの獣人や、ブリンクを使う赤魔道士タイプの獣人海老Air Elementalなどのモンスターや、バリスタ忍者サポ忍を相手にする場合は、ディアガMPコストの低いガ系魔法でまず空蝉を全て消し去るのが基本テク。

シリーズでは初代FFより登場している術の系統。
ブリザドブリザラブリザガといった形で概ね属性魔法の最大級を表現する立ち位置にあり、以降歴代FFシリーズでも踏襲されていた。
その後、FFTジャ系魔法実装され"系統における最強"という地位からは後退している。
また、シリーズによってはFF7のふういん(フリーズブレイクトルネドフレア)のようにガ系の上に極大魔法が置かれている場合もあった為、常に最強の属性攻撃手段という訳では無かった。大抵はゲーム終盤はそうした魔法属性を無視できる究極魔法(メテオアルテマ)に取って代わられる運命にあった。

関連項目
精霊ガI系】【精霊ガII系】【精霊ガIII系】【精霊ガIV系】【精霊ガV系
弱体ガ系】【ラ系魔法】【ジャ系魔法】【ガ焼き

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