ヘイトリセット

ターゲットもしくはパーティ全体にかかるヘイトを消去する行為。

敵のTP技によるものと、パーティメンバーが自発的に行うものの2種類がある。また、ヘイトリストからも消去されるものと、リストから消えるまでには至らないものとに区分される。

敵のTP技によるヘイトリセットは、さらにリセットされる対象が「WSを受けた相手(範囲攻撃なら対象全員)」である場合と、「ヘイトリストに載っている全員」である場合の2種類に大別される。

対象のみのリセットはサハギン族のTP技「ハイドロショット」、アンティカ族の範囲石化技「砂の呪縛」などが代表的で、技の発動時にダメージチャンスの発生した者に対するヘイトを著しく下げる。特に「砂の呪縛」の場合、アンティカ族は後衛が食らうと危険な「妨害音波(範囲サイレス)」を持っているために後衛はもともと範囲攻撃を受けない位置にいることがほとんどなので、「砂の呪縛」を食らわない後衛のみヘイトがリセットされず、かつ前衛は一時的に石化状態に陥り挑発が使えない結果、タゲが後衛に移ってしまう危険を伴う。

ペットは出し入れすることによってペットのヘイトをリセットできるので召喚獣やオートマトン、特にフリントカプリコンなどでも多用されるほか、釣りに失敗した釣り役やヘイトを稼ぎすぎた後衛などがエリアチェンジ等を行い、自分の存在をそのエリアから一度消してから復帰することも行われることがある。

状況は限定されるが、シーフのジョブアビリティ「かくれる」を使用してもヘイトリセットが可能。

最もよく知られているPCによるリセットは戦闘不能になる事だが、アビリティとしては竜騎士のスーパージャンプが有名。ただし上記のものとは厳密には効果が異なる点に注意が必要である。
詳しくはスーパージャンプの項を参照。