ランパート

ナイトのジョブアビリティの一つ。2003年4月15日のバージョンアップで実装された。2020年2月12日のバージョンアップで性能が変更された。
なお、門の姿をしたモンスターについては【ランパート族】項を参照。


Lv62で習得する。効果時間30秒。再使用時間3分。
被ダメージカットの効果は-25%。ダメージカット装備とは別枠で乗算される。
アビリティ発動時に発生する敵対心は、一人当たり累積320/揮発320。複数の（ヘイトリストに乗っている）PTメンバーに効果を乗せるほど発生する敵対心は倍増する。

ワンフォアオール、ルビーの輝き、風の守りの強化効果とは同枠。
上書き優先順位はワンフォアオール＞風の守り＞ルビーの輝き＞ランパート。

分類	名称	効果
頭	ヴァラーコロネット	ランパート効果アップ(+15)
	ＶＬコロネット+1
	ＶＬコロネット+2	ランパート効果アップ(+30)
	カバラリコロネット	ランパート効果時間+30
	ＣＢコロネット+1
	ＣＢコロネット+2
	ＣＢコロネット+3
オーグメント	アイアンウィル効果アップ	ファストキャスト+3%×5段階
メリットポイント グループ1	ランパート使用間隔	-4秒×5段階
メリットポイント グループ2	アイアンウィル	詠唱中断率ダウンの効果を得る 詠唱中断率19%ダウン×5段階

装備品のランパート効果アップは効果時間の延長。

ＶＬコロネット+2のオーグメント「アイアンウィル効果アップ」によってファストキャストの性能を得る。魔導剣士のインスパイアとは違い、装備している間のみ有効。
打ち直し品のカバラリコロネット以降には最初からオーグメントが付与されているが効果は同じ。

英語で「rampart」とは、「塁壁、城壁」の意。

防御力アップ	防値上昇int((ナイトLv-1)/4+5)を上げる
魔法バリア	ストンスキンのような魔法バリア(吸収値：ナイトのVITｘα)
詠唱中断率ダウン	アイアンウィル能力値1で詠唱中断率を19%ダウン

計算式中のαは効果を受けるメンバー数が1人の時1.0、2人の時1.5、3人の時2.0、4人の時2.5、5人の時3.0、6人の時3.5。

なお、「防御力アップ」と「魔法バリア」は別の状態。つまり、ランパートを使用すると「防御力アップ」「魔法バリア」の二つの状態が同時に付与される事になり、さらにアイアンウィルを修得すると詠唱中断率の低下＋防御力アップの上書きランク上昇が得られる。
魔法バリアが魔法によって破られても、ランパート効果時間中であれば防御力アップ状態は持続する。

魔法バリアは効果を受けるメンバーの数にもよるが、結構な量を軽減できる。3人が効果範囲にいれば概ねケアルガII(MP120)１回分程にもなる。
このためアストラルフロウ(究極履行)や微塵がくれを喰らった時の生存確率を上げたり、シールドバッシュのリキャストが間に合わない時のガ系魔法などに対して使うと有効である。直撃したら即死しかねないインシナレートにも実は効果があるなど、いぶし銀のアビリティと言えるかもしれない。
ストンスキンとは違い吸収値の上限は設定されておらずVITを上げれば上げただけ効果が高くなる。
魔法バリアよりも後に発生したスリップダメージにも有効。

センチネルほどではないものの敵対心上昇効果も結構あるため、タゲ取りアビとして利用する事も多いが、それだけの利用ではもったいない性能を持っている。

一点注意点を挙げるとすれば、ランパートとコクーンは「防御力アップ」のランクが同じであるため、キャノンボールが戦術に組み込まれている場面では注意した方が良いだろう。

ちなみにランパートの効果時間中エリアチェンジすると何故か防御力アップのみ切れてしまう。

• 2006年12月19日のバージョンアップで魔法バリアの効果が追加された。
  この段階では、「魔法バリア」効果の上書き関係が以下のようになっており、大地の守り(効果時間15分)がランパート(効果時間30秒)に上書きされ、ランパートが切れると同時に効果なし状態になる問題点があった。
  
  ストンスキン(5min)＞ランパート(30sec)＞大地の守り(15min)/金剛身(5min)
  

• 2007年3月8日のバージョンアップによってストンスキン系統の効果を上書きしないように修正された。
  

• 2014年8月12日のバージョンアップで、不揮発性の敵対心が上昇するようになった。
  

• 2020年2月12日のバージョンアップで、再使用時間が5分から3分に、メリットポイントでの再使用時間短縮が-10秒から-4秒に変更された。また効果内容も変更された。変更前の効果は下記の効果だった。
  
  範囲内のパーティメンバーに防御力アップと魔法バリアの効果。
  

【アイアンウィル】